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【イベントレポート】2024年の3Dスキャンイベント / 主催イベントを振り返る


はじめに

本当はそれぞれでイベント記事をまとめようと思っていたが、2024年が終わる前に全てを記事にして振り返ることを行いたいため、以下のイベントを記事としてまとめていきます。
前回に引き続き、複数のイベントをまとめる記事です。

本記事振り返る今年の3Dスキャンイベント / イベント主催(共催)はこちらです。

  • Iwaken Lab. 3周年記念パーティー

  • 高専生入門LT会

  • 博士後期課程はいいぞ?LT会

  • 3D スキャン、HOVER AIR、xR体験会 in 鯖江

  • 【3Dスキャンで遊ぼう!】3Dスキャン体験からコンテンツ作成をやってみよう!

  • ラボメンがやっていること発表会、xR体験交流会 in 雲南

  • The 21st IEEE TOWERS

以下のイベントも3Dスキャンイベントではあるのですが、それぞれ記事を書いているため、以下の記事を参照ください。

  • me cafe 2024

  • 3Dスキャン・HOVER AIR・XR体験会 in 鹿児島

  • Code For Japan Summit 2024


普段の活動について

私の活動の一部として、全国に旅をしながら、さまざまな建物や文化をデジタルアーカイブする活動を個人活動として行っています。

もし今まで撮影してきたものに興味がある方は、以下のマガジンで旅記録を更新していますので、ご覧いただけますと幸いです。

今年は行った先々で地域の方々と交流するをコンセプトに動いていたところがありますので、イベント記録もまとめています。


Iwaken Lab. 3周年記念パーティー

Iwaken Lab.のラボメンと支援者の方々をご招待したパーティーの運営統括を行わせていただきました。ほとんど全員のラボメンが運営やスタッフとして関わっていただきました。
また、ラボメンの現地でのパフォーマンス(VJ & DJ,VRダンス,ARドラム,歌)をやっていただきました。

すでにイワケンさんが noteを書いておりますので、重ねてご覧いただくことを推奨します。

振り返り

2ヶ月前ぐらいから準備を進めた今年で一番大きなイベント企画だったと思います。パーティーとパフォーマンス統括という同時並行の処理も重かったのですが、パフォーマンスの統括が特に何をすれば良いのだろうか?という疑問から始まって、想定できるようになったのは収穫だったと思います。
結果的にはパフォーマンスの直前までテスト失敗などの都合でバタバタしていたのですが、無事にやり切ることができたように思います。
特に機材チェックも含めたパフォーマンスという知らない現場の一端を触れることで今年は展示や出展のシミュレーションの精度が上がったと感じています。
この週も浜松にイベント出展をした週でしたし、3月は学会発表とインターンなどでなんだかんだ忙しく、打ち合わせも寝坊したみたいなことがありました。(その節はラボメンにご迷惑をおかけしてしまいました。)
今振り返ると青春みたいな1ヶ月だったなと思います。

感想投稿など

ぽんずさんたちに作っていただいたPV

AsterくんのNeRF

じゅんさんの実況投稿


個人的にこの投稿が嬉しかった(振り返っていて、泣きそうになった)


高専生入門LT会

本イベントは、4月29日に開催しました。
自分が所属するIwaken Lab.の高専生を中心に高専を推すために行ったオンラインイベントです。
ラボメンのみゃおんくんと一緒に企画し、イベントを行いました。

本イベントでは、ほっぴーさん、がちもとさん、にっしさん、JJさん、ごろべぇさん、ベントさん

イベントページはこちらです。

また、LTスライドも置いておきます。
そのうち、Docswellに移行すると思います。


振り返り

このイベントは、Iwaken Lab.のラボメンで高専出身者が増えてきたというところで「高専という場を高専関係者が話そう!」というコンセプトで開催されたイベントです。
Iwaken Lab.の性質上、XR関係を個人もしくは業務として関わっている方が多かったですが、高専2年生(開催当時)から社会人(開催当時)まで広い世代の高専像というものが聞けたと思います。
その当時はラボメンでなかったかぶとさんがIwaken Lab.を知るきっかけになったようで、良かったなと思います。

博士後期課程はいいぞ?LT会

このイベントもIwaken Lab.関係のイベントになります。
自分が企画、登壇したイベントになります。
自分が博士後期課程に在籍しているという事で「博士後期課程はキャリアはどのような感じなのか?」「博士課程は進んで良いのか?」という問いをXR好き学生および研究者から自分の体験を話していただき、クロストークを行いました。

本イベントの登壇者は、芝原先生ごろべえさん時化さんにご登壇いただきました。

イベントページはこちらです。

LT資料もこちらに置いておきます。


振り返り

自分のキャリアづくりという意味で先輩Ph.Dの方々からの意見や研究に対するスタンスや覚悟が浅いなと他の方からの意見を聞き、思いました。
実はオンラインイベントの司会は初めてだったので、非常に緊張しました。

3D スキャン、HOVER AIR、xR体験会 in 鯖江

毎年、行っている大河ドラマスキャン旅の一環で福井県に訪れた際に行ったイベント。「Luma AIの3D Scene作成」についてお話をさせていただきました。また、HOVER AIRの操縦体験も行い、集合3Dスキャンを行いました。

高専関係者の多い株式会社jig.jpさん及び福野さんのお力をお借りする事で開催できました。
本当にありがとうございました。

株式会社jig.jpが非常に良いオフィスで、大変お世話になりました。


イベント資料


イベントページはこちらです。


振り返り

撮影先でイベントをやることを試みた初回イベントでした。
福野さんはじめ株式会社jig.jpの社員の方がすごい技術者の集まりでもあったので、技術の話を楽しくできました。
特に感動したのが、空間写真の撮影とMeta Quest3で空間写真が見れたことがよりApple Vision Proを触りたくなるモチベーションになりました。
モバイルの3Dスキャンというと Scaniverseという印象を持った方が多かったので、その当時は Luma AIを普及できて良かったなと思います。
鯖江という都市も3Dスキャン映えする街だと感じました。

1m上、中間、1m下という旋回を1回ずつ撮影し、組み合わせた合計1分30秒程度の動画(4K, 30fps)を入力し、生成した結果がこちらです。

集合3Dスキャンを行った結果を見ると、同じ高さで2周は少なくとも行った方が精度が良いなと思いました

実況投稿


【3Dスキャンで遊ぼう!】3Dスキャン体験からコンテンツ作成をやってみよう!

本イベントは地元、群馬県で開催したワークショップです。
子供のデジタル教育支援をし、PCと3Dプリンター、モーションキャプチャー撮影室などを完備しtsukurunさん(前橋駅徒歩5分圏内)でIwaken Lab.のメンバーと3Dスキャンを中心としたワークショップを行わせていただきました。

tsukurunにご興味ある方は以下のサイトをご覧ください。

今回、ご協力いただいたラボメンは、イワケンさん、みゃおんさん、さきやまさん。そして、ラボメンのOBとして、なかむらたさんです。

以下は体験コンテンツの紹介です。

いっちーの体験コンテンツ
みゃおんさんの体験コンテンツ
さきやまさんの体験コンテンツ
イワケンさんの体験コンテンツ

なかむらたくんには、ロボットで点群を撮影する体験コンテンツを持ち込んでいただきました。

イベントページはこちらです。


振り返り

2024年3月の段階で群馬県のXR界隈を盛り上げる方法を模索していく中で行った試みです。
子供向けのワークショップは初めてだったのですが、イワケンさんらのコメントなどで形にできました。
今回のコンセプトである「3Dスキャンだけではなく、3Dスキャンしたコンテンツを使った体験をしてみよう!」は達成できました。
また、企画の中で実際に行った体験を発表するという時間を設けたのですが、MC慣れしたいなかったところがのちのイベントの反省になったと思います。

実況投稿

いっちーの投稿

イワケンさんの投稿

さきやまさんの投稿

みゃおんさんの投稿


ラボメンがやっていること発表会、xR体験交流会 in 雲南

10月に Iwaken Lab.のラボメンと島根県の雲南市に乗り込み、イベントを行いました。
それぞれのラボメンが活動している内容の発表とコンテンツ展示を行うというイベントでした。

イワケンさんをはじめ、ラボメンは土鍋くん、A-kunさん、ヘリンさん、Amamoさん。
現地では島根のフォートナイト、Robloxを盛り上げる活動をしている黒田さんにも大変お世話になりました。

イベントページはこちらです。

LTスライドはこちらです。


振り返り

昨年からイワケンさんと旅行に行くことはあったのですが、イワケンさんと私の旅に他のメンバーを巻き込んだという企画でもあり、今年からチャレンジをしていた旅先でイベントを行うこともラボ面を巻き込んで行えたと思います。
一番初めは本当に神有月(10月)に出雲大社に行くところから考えられた旅でしたが地域の方の案内もあり、より充実した旅になりました。
今回の会場を貸していただいたピコテラスも非常に面白かったですし、小泉八雲を再度注目するきっかけをくれた旅でした。


実況投稿

私の投稿

イワケンさんの投稿

土鍋さんの投稿


翌日伺った広島でもオフ会みたいなことが起こったのは面白かったです。

The 21st IEEE TOWERS

「若手研究者交流の場」として、学生を中心に運営や企画を毎年行っている学会になります。
自分は、修士1年の時から関わっており、昨年の20thは実行委員長を行なっていました。

イベントページはこちら。


振り返り

毎年、約一年間の準備を行い開催1ヶ月前には本腰を入れた準備を行うという形で無事開催できて良かったです。
今年が自分が関わっている中では最多の投稿件数である約70件と数字的なインパクトは出すことができたと思います。

実況投稿


まとめ

本記事では、3Dスキャンイベント / 主催イベントの振り返りをしていきました。
今年もイベントをたくさんやったなと思いましたし、 Iwaken Lab. のメンバーを巻き込んだイベントが多かったです。その中でもさまざまな形式のイベントの運営に関わったことは実感できました。
各地に顔を出し、地域の方々との接点を持つことは来年も継続したいと思います。そして、精神的に重たかったイベントは感情も含め、記憶に残っていました。記憶に残るイベントを重ねていきたいと感じました。

著者紹介

主にX(旧Twitter)で発信をしているいっちーというものです。
「営みのデジタルアーカイブ」を4D/AIで表現する!」というコンセプトのもと開発や撮影をしている大学院生です。
令和の小泉八雲を目指して活動しています
撮影したほかの場所にご興味がありましたら、以下のURLよりプロフィールを見てください!

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