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デジタルベース MINEで3Dスキャンと3Dプリンターを使うイベントをしてみて。

はじめに

今回の記事は、奄美大島の観光、文化収集、撮影の合間をぬって書いていますので、少々粗い部分があるかもしれませんがご容赦ください。

自己紹介

主にX(旧Twitter)で発信をしているいっちーというものです。
「営みのデジタルアーカイブ」を4D/AIで表現する!」というコンセプトのもと開発や撮影をしている大学院生です。
撮影したほかの場所にご興味がありましたら、以下のURLよりプロフィールを見てください!

X(旧Twitter)

Instagram

普段の活動について

私の活動の一部として、全国に旅をしながら、さまざまな建物や文化をデジタルアーカイブする活動を個人活動として行っています。

もし今まで撮影してきたものに興味がある方は、以下のマガジンで旅記録を更新していますので、ご覧いただけますと幸いです。


なぜ奄美大島に?

今回の目的はデジタルベースMINEで行われたMe cafe 2024というイベントの一部として、3Dプリンターの活用をする方法を奄美大島のお子さんにお伝えしてほしいというお話を受け、奄美大島に行くことになりました。

デジタルベースMINEのInstagram

Me cafe 2024を主催する一般社団法人meの代表である平田さんと昨年のHitachi Frogsという茨城県のアントレプレーナーシップ教育を行うプログラムの最終選考で昨年繋がったことがきっかけでお話をいただきました。
その際も「茨城県をデジタルアーカイブしたい!」みたいなテーマで応募したので、その印象を強烈に持っていただいたようです。

イベントについて

イベントの体験内容は以下のような感じでした。
実際に子供たちには、スマートフォンと撮影したいものを持ち込んでもらい、3Dスキャンを行い、その後3Dプリント、動作作成を行うという運びにしました。
興味を持ってくれた私の知人でNatsさんと鮫さんにも実際に来ていただき、お手伝いをしていただきました。

良かったところ

  • 子供達が11名も参加し、そのうちの8割程度が初めてMINEに来たこと

  • 3Dスキャンをうまくできるように何度も撮影してみる姿が楽しそうにしてもらった。

  • 特に撮影撮影する場所が机から一周回れる椅子、透明なプラスチックの置き台に変化する姿が面白かった

  • tsukurunで行ったイベントの反省をしっかり盛り込めた

  • タイムテーブル通りにしっかりやり切ることができた

  • 参加した子供達に発表させることがMINEの方から好評だった

  • また、発表後に大人の方に自然に感想を聞きながら、自然にクロージングをすることができた

  • 3Dプリンターの使い方がわからなかったので、1番使い慣れている子にレクチャーをお願いする流れが自然に作れた(私が使ったことのない3Dプリンターなので、普段から使っているお子さんの方がわからないことへの対処がしやすいと考えました)

  • 鮫さんが持ち込んでいただいた「タツノオトシゴVR」の体験会を入れられたこと(たまたまなので、xRのコンテンツ作成者は体験できるコンテンツを持ち込むことを良いです)


タツノオトシゴVRを説明する鮫さん


改善点

  • 時間的に1個の3Dプリントに10~30分かかってしまったため、全員分が終わらなかったこと

  • 持ってくる小物が小さかったので、3Dスキャンが行いにくそうだったなと思った。(10 cm x 10 cm x 10 cm ぐらいの大きさのものを持ってきたほうがより撮影はしやすかったんではないかと思った)

  • 3Dプリントの操作ミス

  • 一番最初にディスプレイを自分で隠してしまったこと

奄美大島の子供達に触れた感想・デジタルベースMINEに行ってみた感想

奄美大島の子供達に触れた感想としては、すごく素直な子が多いと思いました。具体的には集合写真を撮る際に自然に集まってくれたこと、3Dスキャンでわからないことがあれば、聞いてくれることや発表の際に自然に前に出てきてくれたことなど非常に運営がしやすかったです。

また、デジタルベースMINEが非常に素晴らしいなと今回のイベントを通して感じました。デジタルツールに関する情報を入手することは非常に簡単になってきたこの現代ですが、グラフィックボードが載ったPCや3Dプリンターをセットアップすることには約20万円はかかってしまうと思います。
実際に開発することや一緒にできる仲間を作り、相談できる場はそこまで多くありません。このような場の重要さは講師をし、再認識しました。

me cafeの看板
デジタルベースMINE様


自分の地元である群馬県でもデジタルクリエイティブに特化した施設 " tsukurun " があるようにやりたい人にできる場と集まれる場を提供できることが素晴らしいことだなと再実感しました。


イベント当日のクロージングでも言いましたが、3Dスキャンや3Dプリンターを用いた開発をこれからもしてほしいなと思うし、子供に限らず今回のイベントでこれらの技術を知った方々がふとした時に実際に行っていただけると嬉しいです。
質問やイベント開催のご相談は大歓迎ですので、SNSなどを追っていただけると嬉しいです。

イベントレポートと感想まとめ

今後イベントレポートや記事は出てくるとおもいます。

新聞の取材対応を受け、緊張するいっちーの図

2024年8月23日時点で出ている感想をまとめます。

2024/8/23に南海日日新聞に取り上げていただきました!
(お仕事が早い)

南海日日新聞 デジタル版の記事

Natsさんの投稿
 Iwaken Lab.のメンバーで徳之島出身ということでみに来ていただき、ありがたい。

鮫さんの作ってくれたショート動画と投稿
普段私がイベントでやる動きを1.5倍のクオリティでフォローしてくれた+動画作成までお世話になりました!
同じようにカメラ、映像、イベントに関わる人間としては非常に勉強になりました。

Iwaken Lab.をはじめ UE Kyushuにも貢献していきたいですね。

Iwaken Lab. Home Page

UE Kyushu Home Page


使った資料について

当日に使った資料はこちらです。


最後に

本記事では奄美大島にあるデジタルベース MINEでワークショップをしてみた感想、体験記の記事をまとめてみました。
今回は、人生初の奄美大島ということで奄美大島とご縁ができただけでなく、デジタルベースMINEに実際に訪問し、地域の子供達に体験する機会を作ることができて、自分自身もかなり勉強になりました。

今回機会をいただいたデジタルベースMINE様並びに一般社団法人me様に感謝を申し上げます。

これからも奄美大島に関わりたいなと思っているし、また訪問したいと思っています。
自分のフォトグラメトリやアーカイブスキルが使う機会として、奄美大島の歴史文化財である貝塚などを公式で撮影、アーカイブを考えられる機会をいただけると嬉しいなと思っています!
宇宿貝塚史跡や奄美市指定文化財に入っているものが候補になるかなと思っています。

そして、2024/8/24には鹿児島市でイベントを行います。
3DスキャンやHOVER AIRなどを使い、遊ぶイベント行いますので、興味がある人は奮ってご参加ください!


Contribution

資料の一番最後の大詰めは、257 COFFEE様で行いました。

257 COFFEE様

カフェラテをいただきました。


著者紹介

主にX(旧Twitter)で発信をしているいっちーというものです。
「営みのデジタルアーカイブ」を4D/AIで表現する!」というコンセプトのもと開発や撮影をしている大学院生です。

今回のイベントの一幕

撮影したほかの場所にご興味がありましたら、以下のURLよりプロフィールを見てください!

X(旧Twitter)

Instagram



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