幻想水滸伝とは
東京ゲームショー2024にご来場、ご興味を寄せて頂いた皆様
本当にありがとうございました!
今回は2タイトル。
「トリガーハート エグゼリカ」と
「幻想水滸伝Ⅰ&Ⅱ HDリマスター門の紋章戦争 / デュナン統一戦争」の
2ステージをお伝えしました。
どちらも個人的にとても思い入れのあるタイトルで幸栄でしたが
本日は「幻想水滸伝」について。
数か月前、内藤プロデューサーからオファーを頂いて間もなく、
関わる人たちの熱き想いを聞くにつれ、自分自身の想い出を補完していくというステキな時間が過ごせました。
1995年、CMは「コナミッ!」というハツラツな声でなく
「コ~ナァミィ~」というネイティブイケメンのタイトルコールだったあの頃。
極度の方向音痴な私でも、ほぼ迷うことなくゲームクリアまで導いてくれた初のタイトルが「幻想水滸伝」でした。
セーブするときに「成功しました」って出るので、失敗もあり得るのか・・・とドキドキした時代でもありました。(記憶あいまい)
結局、108星集めることが叶わず、エンディングでは「感動」と「虚無」を同時に味わうというなんとも複雑な気持ちで・・・しばらくモヤモヤしていたことも覚えております。
いづれも、ステージ中に自分だけの「想い出補正」ができた貴重な体験でした。
そんな幻水がHDリマスターで蘇るというニュース。
「あの頃の気持ち」
これに足し算も引き算もせず、
ただ寄り添ってくれるというんですから
これはもう静かな歓喜以外のナニモノでもありません。
静かというのは大人のたしなみで、内心はドヒャー!シュトルテハイム・ラインバッハ4世ぇぇ!!という感じです。
ゲームに派手な演出を求める時代もあって当然で、それが面白いことも多々ありますが、「本当にちょうど良い」「これでいい、これがいい」が詰まっている作品は少ないものです。
今だからこそ
結末を知っている大人にこそ
おぼろげに「ブタは死ね」に触れた人こそ
始めて名前を知ったという人こそ
30年、色褪せぬ理由を体感してほしいなと思いました。
これはときメモにも言えることですが、共通して
制作者の「熱」と「思いやり」がたくさん詰まっているものです。
私にとってのオモシロイは「胸を打つやさしさ」に他なりません。
そして、内藤Pが言っていた
「最初の一歩」のその先を
今いるスタッフが新たに創り出すものまで
見届けたい。
そんな期待MAXの気持ちになりました。
「フューチャー賞」受賞おめでとうございます!!
幻想水滸伝Ⅰ&Ⅱ HDリマスター 門の紋章戦争 / デュナン統一戦争