駆け足都内桜探訪
四谷の神社で図らずも観桜することに
広島旅行で無くしたものを頂きに
先日の駆け足広島旅行から帰ってカバンを見たら無くしたものに気づきました。それは、四谷の於岩稲荷(お寺の方の陽運寺)さんのお守りです。於岩稲荷神社といえば四谷怪談のお岩さんを祀る稲荷神社で縁切り稲荷とも言われています。かつて、お寺と神社が一体化していた、神仏習合時代はこの、於岩稲荷と陽運寺は一体と考えられていました。
現在、於岩稲荷は無人というか常駐の社務所はなく、常時人がいるのは中央区の方のお稲荷さんになっています。
こちらではなく、
その、斜め向かいにある「陽運寺」さん。こちらには常駐の方が居て頒布してくださっています。
そこでお参りをして、再度御守りを頂きましょう。
於岩稲荷というと縁切りですが、縁だけでなく心の迷いも断ち切ってくれるとのことであるのでいただいたのですが、先日の旅行でなくしたということは、旅行の途中に何かよくない縁とのつながるきっかけがあってそれを切ってくれたと思っているのですが…。
神社ではなくお寺ですのでここでは仏様に手を合わせます。
その後、頒布所で御守りを再度いただきます。
その際に、
「お守りを持って旅に行ったらいつの間にかお守りがなくなっていて…。と言うと、頒布所の女性の方は「なるほど」と頷き、
「大丈夫。何かあったとしたら事前にそのお守りが守ってくれたんですよ」
とおっしゃってくださったので少し気が晴れました。
ちょっと足を伸ばしてみましょうか
ちょっとスマホの地図を広げてみたら近くに大きな神社がありまして…(於岩稲荷は住宅地の神社のため小さいので)そこまで足を伸ばしてみることにしました。
住宅街ですので電柱に「神社はこちら」という看板がついています。
が、途中でその看板が途絶える所があって(病院や事務所などの看板に紛れて)「こっちかな?」という勘に従って歩くことに…。そうするとだいたいちょっと大きなお寺に迷い込んでしまいもと来た道を引き返すと言うことを2度くらい繰り返すと、たどり着いたのが
「須賀神社」です。
何も知らずにここに来たので、参道にたくさんの外国人の観光客の方が居て適当に「あぁ、桜が一気に咲いたから花見に来てるのかな?くらいの感覚で居たのですが、
こちら側の参道には人がいっぱいなのに、もう一つの参道にはほとんど人がいません。
こちら側は桜の木もチラホラかな?
天白稲荷が併設されています。
天井画が文化財というかアートですね。コレが観光客を引き込んでいる?
とおもっていたんですけど。
あの有名な映画の場所じゃないか!
そうなんです。一世を風靡した「君の名は」(アニメ)の神社の階段ですよ!
何も気づかずに来ていたので現地に到着して気付くという。
お客さんもこの風景を見たくてきてるわけですよ。
おまけ
看板を見てびっくり境内の一部が区立公園なんです。
先ほどの参道も神社の境内の一部ではなくなっているんです。(公道扱い。私道だったとしても通り抜け先が公道)
ビル街の一歩内側にも自然が残っているということで。
さらにおまけ
鉄道好きのそしてさらに一部の人にわかってもらえれば。
これ、土地の境界標なんですけど、普通は市町村の境界杭になるんですが、ここは鉄道会社の境界杭が立っています。以前はここに桜の木があってそれが境界杭の存在を隠していたのですが(もしくは木が境界になってた?)桜の木がなくなったら現れました。境界杭が新しく見えるからもしかしたら木が無くなったことで建てたのかも?
さらにおまけ
ゲームで8番出口というのがあるのですが、ちょっと鮮度は落ちますが4番出口。丸ノ内線というか東京メトロの出口にゲームはよく似た風景を作っています。