見出し画像

おねてぃ20周年の同窓会

もう20周年たったの!?

Twitter(x)で流れてくる日々のタイムラインの中で木崎湖キャンプ場(@kizakiko_camp)のタイムラインにおねてぃ20周年木崎湖実行委(@please10kizaki)の文字が並び始め、それをフォローしていたら「クラウドファンディングやります」となってあれよあれよ言う間に話が大きくなっていき実際に20周年が実行されることに…。

お金振り込んだことすら忘れてた

20周年と言うことでイベントに参加できなくてもお金で協力という形で参加しようと思っていたら、「6/8にイベントやりますよ忘れてませんか?」的なメールが来て、
「ありゃ?なんに振り込んだんだっけ?」
くらいの勢いで忘れていました。慌ててクラファンのページを見ると、イベントの日程が出ているじゃないですか。

チケットが届いて現実味が増す

とりあえず、職場の勤務割担当に
「申し訳ないけど、6/7〜9まで休みもらえんかね?」と聞くと、
「7日の人数が足らないから8〜9で妥協できない?」
とのことで、7日は仕事に出て夜行で現地に向かうことにしました。
7日は仕事を早々に切り上げるとクルマに必要なものを詰め込みます。
木崎湖にはこれまでは仕事が終わって休む間もなく出発して高速代をケチるべく下道を中心に走るのですが、20人も経つと鉄道の周遊パスのように往復の高速代と周遊パスのついたプランがあります。
今回は信州めぐりというプランで行きました。
夜中ではなく一眠りした早朝に出発。第一目的地の松本にはおおよそ7時頃に到着しました。

城山公園

城山公園の展望台

ここもおねがいシリーズの舞台です。
登場人物がこの展望台で物語を進めていく場面があるのですが、この展望台は松本市にあるんです。大町市が本来の舞台なのですが、ここ展望台と、県立木崎高校のモデルになった旧制松本高校(旧信州大学文理学部)校舎は松本市にあるんです。
駐車場に入った際には他県ナンバーの車がいたので、もしかしたら「おねがいさん」(地元の人が巡礼者につけた呼び名)かも?と期待したのですが…違いました。

展望台から見た北アルプスの空です。
まだ梅雨にもなっていないのに夏の空になっています。
さて、この展望台にも巡礼ノートがあったはずですが、この20年、いや10周年だった10年前にも無かったからいつのまにか管理する人がいなくなって消滅したのかもしれません。

仁科神明宮

松本から先は高速道路が無く下道を走っていきます。

今回のイベントの成功を祈願していきます。
神明宮ですので主祭神は天照皇大神様ですし、大北地区の氏神様ですし。

境内を出ると目の前には夏の雲が広がっていました。(入道雲でいいんですかね?)

大町市内

大町市内に入るとまずは自分のホームグラウンドだった「吉澤酒店」へ行きますが、昨年の訪問時に吉澤社長が逝去され店舗を閉鎖され土地は後ろに見える幼稚園に売却され、幼稚園の通園時の駐車場になったと聴いていたので、友人に現状を送るべく写真を撮り写メ(古いなぁ)をして送りました。
ちなみに、釣り人のような恰好をしていますが、これは吉澤のお父さんを意識しているだけで、釣りが趣味というわけではありません。(あしからず)

信濃大町駅

大町駅の待合室の窓にはこのように20周年を記念するポスターが貼られています。おねがいツインズのミイナとカレンが描き下ろしイラストで描かれているのですが、一個注文をつけると背景に使われている駅の写真が本来は信濃木崎駅がカレン、稲尾駅がミイナと劇中のモチーフと逆になっているんですよ。
二人の絵を合わせると背景の違う一枚の絵になるとのこと。

駅構内にも撮影スポット

こんな感じで構内にも撮影スポットが設置されていました。丸いのは列車に付けるヘッドマーク。
このヘッドマークって臨時列車につけようとしてたけど、当時の長野県の条例(広告条例)かなんかに引っかかって掲示できなかったのではなかったかな?(もしかしたら三蔵の時のヘッドマークがダメだったんだっけ?)



駅前にシャトルバス乗り場が

会場に到着

会場の大町市平公民館

会場の大町市平公民館に到着です。ここは10年前のイベントを行ったところでもあります。ここでイベントをやった後、近くのコンビニで横浜のおねてぃイベントのチケットをとったら、木崎湖枠ともいうべきか周りに誰もいない関係者席のような席が取れてしまい、当日会場で「あのおじさん関係者なのかな?」などとまことしやかにささやかれていたようです。
そんな記憶がよみがえる平公民館、さっそく偵察しましょう。

ドドーンと目立つところにグッズ販売所やキッチンカーが並びます。
その横には事前販売をしたグッズの販売所が。事前販売の方はクラファンに申し込んだときに通知が来ていたようですが、見落としていたようです。

会場が開場

入り口でとっちーさん(木崎湖キャンプ場管理人)からの入場誘導を受け入場。公民館もなんか進化した?というか10年前はこんな前列じゃなかったような。
舞台の内容についてはもしかしたら今後映像ソフトとして販売されるかもしれないので割愛します。

舞台上にあったパネル「森野いちご」
同じく「縁川小石」、「風見みずほ」

このパネルで何となく想像がつくと思いますが、縁川小石役川澄綾子さんと風見みずほ先生役井上喜久子さんが声優側の出演者スタッフ側は井出監督という豪華出演陣。とっちーさん曰くクラファンが想定以上に集まったことから色々豪華にできたのだとか。
ということは、もともとの想定ゴールだとしたら監督と喜久子さんだけだったかもしれないのかしら?
さらりと言うと、川澄さんは放送当時も放送後も木崎湖に訪れるチャンスが無く、今回初訪問だったとのことで本物の景色があることに(役の縁川小石の実家である「縁川商店」のモデルになった店舗を見ることができたとかで)感動されていました。
そして同窓会イベントは感動のエンディングを迎えると…ここでトラブルが。他の参加者の人々は気づかなかったかもしれないのですが、会場に制服警官が一人…。
これについてはとっちーさん曰く「(スタッフや警官に気づいた我々に対して)みんなぁ、最後の最後でちょっと水差す形になってごめん」とのことなので、詳細は別記事にしましょう。

木崎湖スタンプラリー

イベントが終わってフラフラと再びグッズ販売をしているところに移動すると、「電子スタンプラリーをするとコースターがもらえるよ」とのこと。
流石に木崎湖周辺は交通量があるし、クルマを停めてスタンプラリーをすると他の人に迷惑がかかるのでゆーぷるで自転車を借りることにしました。

いつもの木彫像

いつもの木彫り像を見て食堂だったところを見ると…

アウトドア用品店に変わっていました。写真の左側のショーケースはもとは食品サンプルが置いてあった場所。
このスポーツ用品店が自転車の貸し出しベースとなっています。
ただ、気を付けないといけないのが貸出料。デポジット入金しないといけないので思ったよりもお金がかかります。

自転車は電動アシスト自転車なので慣れない人は平地(駐車場)で慣らし運転してから乗った方がいいでしょう。自転車はちょっとした坂もぐいぐい登っていきます。
それでは、木崎湖をめぐりましょう。

オープニングに出てくる公園。向こう岸に見えるのは昔からある温泉旅館。残念なことに何軒か業態変更なのか看板が無くなっていました。

公園には遊具もあります。こちらはオープニングに出てきたブランコと滑り台。

続いて稲尾駅。樺恋さんのポスターが貼ってあります。どちらかというとこの駅は二人の雨宿りエピソードなので二人の絵がうれしいのですが…。

見覚えのない乗車券箱。ここにきっぷと乗り越し運賃を投入してくださいってことなんですけど、乗り越し運賃入れてるお客さん見たことないんですけどね。(;'∀')

アニメ放送時には鮮明だった稲尾駅の「INAO」表記も経年劣化か色あせていました。

次のポイントは縁川商店ことYショップニシ。今日はお客さんがいっぱい。昼めし時ということも相まって買い物すらできません。

続いて、海ノ口駅こちらには二人の絵のポスター。

どちらかというとこの駅は深衣奈さんのエピソードが印象に残っているのでこの駅が単独絵でもよかったのではなかろうかと。

まだまだこの駅の熱は冷めないようで駅ノートプロじゃないかと思うようなレベルの絵師さんたちの寄贈絵が…。

何の資産票かというと、

トイレのでした。トイレの形見てあれ?と思った方鋭いです。まかり間違っていたらこれが海ノ口になっていたかもしれないのでした。


木崎湖キャンプ場いつもの場所に戻ってまいりました。

そして、ここは跨ハウスこと床屋のテンドウさん。

この駅は樺恋さんのエピソードの駅なんだけど、ここでは深衣奈さんをモチーフにしています。

まかり間違っていたらと言った話、この構造を見て先ほどの海ノ口のトイレを見てください。待合室とトイレを一つにした構造になっていたかもしれない海ノ口駅だったのです。
これも、ファンのみんなが海ノ口駅舎を残そうという運動をしてくれたからだと思われます。
ということで、今日は早めに帰ることにします。