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P5Rの最終選択肢【ネタバレあり】

 今、現在進行形でYouTube配信中の「ペルソナ5・ザ・ロイヤル」をライブを視聴しています。
 まぁ、自分でプレイしてもいいのですが……今からだと3周目になりますし、まーた100時間以上溶けてしまうので、二の足を踏んでいるという状態です。

 ペルソナ5無印からの変更点は、主に「未知なる3学期の追加」などの要素があります。
 ただ、なぜか超絶難化した箇所がいくつか存在する上、一部システムにも追加・変更が加えられているため、既プレイの方でも存分に楽しめる仕様になっているようです。

 私は無印をプレイしておらず、いきなり「ザ・ロイヤル」から触れているので、その前提でタイトルのお話を進めていきたいと思います。

 この先、P5R(ペルソナ5・ザ・ゴールデン)の重大なネタバレを含む記事となります。
 今後「P5R」をプレイ予定の方、もしくはプレイ中の方、またこの類のネタバレ記事を好まない方は、ここで閲覧を辞めることを強くお勧めします。

 前置きしましたので、ここから先は「とある場所で選択する最終分岐」について、市川智彦としての私見を書いておこうと思います。
 ネタバレがあるとは書きましたが、かなりボヤかしますので、その点はご了承ください。



選択肢は決めてたけど、経過は戸惑った。

 最終選択肢とは、「2月2日の夜」の話です。
 そこでは「とある人物と戦うのか、それとも戦わないのか?」を選ばされます。配信者の皆さんは唐突に迫られる選択に頭を抱える人もおり、その選択も半々くらいになっています。
 ちなみにアトラス開発陣も「ここの選択に明確な正解はない」として、片方の選択肢を「バッドエンドとしての位置付けはしていない」と明言しています。
 ただ、クリスマスイブに起こった「終末の日」のような目に見えて危機感を煽っていないだけで、結果的には「第二の終末の日」であることは作中でも語られています。なので、主な新曲である2曲(どっちも神曲!)や、新エンディングテーマを聞くことができる選択肢は、おのずと片方に限られます。

 作中では「最後の予告状」の内容をあえて伏せたまま、最後の選択を迫ってきます。
 ただ、実はマイパレス内にて「最後の予告状」の詳細を閲覧することができます。内容の詳細は、ここでは言及しません。ただ、怪盗団の総意が「どちらの選択肢を選ぶか?」は、最初っから決まってたことは一目瞭然です。

 今日の日記は私の主観なので、ここからバッチリ書きます。
 私の結論は、迷いなく「戦う」でした。
 これは「とある人物も罪悪感ありげに話しています」が、あれは私の中では「余裕でライン越え」です。

 他人に幸せを分け与えることは、とても素晴らしいことだと思います。それを実践できている人は尊敬もします。
 ただ、とある人物の行っている「苦しみのない幸福な世界」とは、人々の浅い部分の苦しみにしかフォーカスされておらず、仲間たちが幻想の現実に浸っている場面もまた「苦しみの一部を補うだけの幸福」に過ぎませんでした。
 幻想を打ち破った仲間たちは、場合によっては主人公に詫びを入れるのですが……実際には「この期(2月2日)に及んで、主人公(たち?)が今まさに幻想に陥っている」ことが判明します。
 さらにその内容が卑怯というか、とある人物が「人質を取るようで」と前置きしますが……私が抱いた感情は「いやいや、完全に人質じゃねぇか!」という純粋な憤怒しかありませんでした。

 ただ、その人質が胸を張って語るシーンについては……確かに「戦う、絶対に戦う!」とは決めていましたが、本人があまりにも潔すぎて困惑はしました。結局は「あの名言」を聞くハメになるのですが……
 あそこは「結論は変わらずとも、私の気持ちが揺らぐシーン」ではありました。

この答えを待たされるとか、地獄すぎるやろ。

ラストバトル中の心境

 迷いながら戦った皆さんには申し訳ないのですが……
 私は何を言われようが、まったく気持ちはブレませんでした。マジで「自分も含めて、仲間にいらんコト言うな!」としか思わなかったですし。

 しかし、真のラストバトルでは……かなり気持ちが入りました。
 コントローラーを動かす手は止まりませんでしたが、相手のセリフを聞いた瞬間、「やっぱり、そうじゃねぇか……」と悲しくなりました。だからこそ「戦うこと」こそが、今も正しく思えて仕方がないのです。

怪盗の仕事は夜に限る

エンディング中の心境

 エンディングの新曲がね……全てを語っていた気がします。
 なので、私から特に何か話す気はないです。

 あと、クリアーして気付きましたが。
 制作側としては、何としても「ペルソナ5無印のストーリーラインへ戻す必要があった」ので、こっちが本筋にならないと従来のファンへの裏切りになる気がしました。しかもフルボイスになっていたらしいので、なおさらかなーと思います。

あの部分がボイス進行なの、素敵ですやん。

自分の決断は、何度やっても変わらない。

 ま、そういうことで。
 理解はしますが、納得は絶対にできない。それが結論です。

P4Gの経験が存分に活かされていると感じた。

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