3000円の小切手
№194 今回紹介するお話
「家が超絶貧乏だった小学生の頃、友達が毎年クリスマスプレゼントを貰えるのが羨ましく思い、「わたしもクリスマスプレゼントが欲しい」とおねだりをした」
今回紹介するのは、小学生の頃、超絶貧乏でクリスマスプレゼントなんて貰ったことが無かったという投稿主が、ある年におねだりをしたところ母親が苦肉の策でお手製の小切手をくれたという内容の投稿です。
※投稿時期に関して
まとめサイトのコピペより2011年12月26日の投稿を確認しましたが、違っていたらごめんなさい。
このお話を元にしたYouTube動画がありましたので、併せて紹介していきます。
投稿内容
小学生のころ、家が超絶貧乏でクリスマスプレゼントをもらったことがなかった。
すでにサンタクロースを信じる歳ではなかったけど、毎年何をもらう(もらった)かで盛り上がる友達がうらやましくて、その年は自分もプレゼントがほしいとねだりまくった。
母親は困った顔をしてた。
今思えば、年を越すのもやっとで余計な金なんてあるわけなかった。
でも25日の朝、枕元に赤い封筒を見つけた。
開けると、中には小切手。
額面は3000円。
もちろん本物じゃない。
母親の手作りだった。
けど「○○(←わが家の名字)銀行」とかきちんと印字されてて、子供の目にはなかなか本格的に見えた。
プレゼントが買えなかった母親の苦肉の策だったが、小切手とかかっこいい!と思ってめちゃくちゃ喜んだ。
何よりクリスマスプレゼントがもらえたのが嬉しかった。
もったいなくて引き替えないまま、そのうち存在を忘れてそれっきり。
最近ふと思い出して、母親に「あれって引き替えに来ないところまで計算してたんでしょ~?」と笑いながら聞いてみた。
そしたら母親がタンスの奥からポチ袋出してきた。
鉛筆で「小切手用」って書かれてて、中には千円札と500円玉で合計3000円入ってた。
クリスマスには間に合わなくてプレゼントは買えなかったけど、その後でいつ小切手を引き替えに来てもいいように準備してたんだよ、って言われた。
日々の生活もままならない中、この3000円を使わずに取っておくことが、当時どれほど大変だったか。
別に不渡りでも全然良かったのに。
そう思って泣けた。
YouTube
このお話を元に作られた動画がありましたので、一部を紹介します。
※ご紹介する以外にも動画はあるようです。
/ゆっくりが語る1分で泣ける2ch様
(2ch)泣き笑いほっこり『LAN』様
さいごに
私のnote記事は営利を目的とはしておりません。
単純に涙した話を皆さんと一緒に共有したいと思い記事にしています。
しかしながら「著作権」などの問題がある場合は削除致しますのでお知らせください。
なお、掲載している画像は いらすとや 様、みんちりえ、イラストAC様から頂きました。
最後までゆっくりお付き合いいただきありがとうございます。
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