私にだけ見えていた犬
№346 今回紹介するお話
今回紹介するのは、小学生の頃に近所の家で飼われていた「ペンギン」を「犬」だと思い込んでいたという女性。その時の状況と大人になった時に親にその事を話したことで「ペンギン」だったという事を知ったという内容の投稿になります。
投稿時期に関して
まとめサイトのコピペから2017年6月4日の投稿を確認しましたが、違っていたらごめんなさい。
このお話を元にしたYouTube動画がありましたので、併せて紹介していきます。
投稿内容
私が幼稚園~小学校低学年のもう30年も前の話。
玄関横に犬小屋を置いている家が実家の近所にあった(仮にA家)。
犬小屋には常に犬がいるわけではなく、天気のいい日の日向ぼっこ用だったみたいで、たまに白黒の小型犬が大人しく繋がれているのが見えた。
ただ友達や親戚の家で飼っている犬とは少し違っていたのでもっと近くで見てみたかったけどA家の玄関は道路から少し奥に入ったところにあった。
近所とは言ってもA家ともその近隣の家とも付き合いがなく、知らない人の家には勝手に近づいてはいけないと言われていたのでA家の前を通るときに遠目に犬小屋をチェックしては「いた!」「いない……」と一喜一憂していた。
高学年になる頃には犬の姿が全く見えなくなっていた。
ふと親に「Aさんちの犬、最近見ないね」と聞いてみたところ両親とも首を傾げていた。
私がまだ物心つく前に茶色の雑種があの犬小屋で飼われているのは見たことがあるけど、ここ数年は飼われていないよ、と。
じゃあ私が目にしていたアレはなに?!と混乱しつつ、小型犬の姿を思い出しながら図鑑で探したけど似ている犬種は見つからなかった。
一度気になるとどうしようもなくて、確かこんな感じの犬……と落書きをしていたら、その絵を見た同級生に衝撃的なことを言われた。
「ペンギン?うまいね」
ペンギン?!ペンギン!そういえばあの犬はペンギンに似てた!
ペンギンに似た犬を探せばいいんだ!
そう思ってペンギン似の犬を図鑑で探すも見つかるはずもなく、雑種だったのかなと思って己の中で決着をつけた。
……ということがあったなと思い出し、親に話して聞かせた。
そのときに聞いた衝撃的な話。
本当にペンギンだった、Aさんちで飼われていたの。
私が犬犬と騒ぐので茶色雑種の話をしているのかと思っていたらしい。
「だって誰がどう見てもあれはペンギンだったでしょ」と言われ、思い込むとペンギンも犬に見えるんだなと愕然とした。
YouTube
このお話を元に作られた動画がありましたので、一部を紹介します。
※ご紹介する以外にも動画はあるようです。
(2ch)泣き笑いほっこり『LAN』様
さいごに
私のnote記事は営利を目的とはしておりません。
単純に涙した話を皆さんと一緒に共有したいと思い記事にしています。
しかしながら「著作権」などの問題がある場合は削除致しますのでお知らせください。
なお、掲載している画像は いらすとや 様、みんちりえ様から頂いています。
最後までゆっくりお付き合いいただきありがとうございます。