
iCAP活動記録 マルゼミ 感染対策WEBセミナー
マルゼミ 感染対策WEBセミナー 精神科領域の感染対策
2024年12月4日 18:00ー19:00
兵庫県立兵庫こころの医療センターで感染看護認定看護師として活躍している森田亮一さんと私(糠信)が丸石製薬さんのマルゼミでWeb講演会をさせていただきました。担当者さんに伺ったところ、300名を超える方がご視聴くださったそうで198名の方がアンケートにご回答くださいました。手前味噌で恐縮なのですが、97%の方が「参考になった」とのご回答を下さり、本当に嬉しく思っています。
テーマ:精神科の感染対策 一緒に考えませんか?
~”感染対策のきほん”からネットワークづくりまで~
内容
①活用してください!
“精神科領域の感染制御を考える会” 糠信
②精神科だからこそ確実に!
標準予防策の実践と地域コミュニケーション 森田さん
③ディスカッション:森田さん+糠信
糠信からは、精神科の感染対策の特殊性、精神疾患と感染症(精神と微生物)の共通点などのイントロダクションと、当会(iCAP)の紹介。
森田さんからは、「コロナ禍での感染対策について困ったこと」を軸に、患者さんの行動制限や職員の体調管理についての事柄、感染症対策としての準備・設備投資として標準予防策の徹底やPPEの準備・ローリングストックについてもお話しくださいました。
ディスカッションでは、参加者からいただいた質問を含め、市中での感染拡大が話題となったマイコプラズマや実施の枠組みが変わったCOVIDのワクチン接種、コロナ禍で実施した感染対策をどのようにシュリンク(縮小・緩和)するかなど、様々なディスカッションが出来ました。
ご視聴くださった皆様のアンケートには、「わかりやすかった」というご意見を多くいただけましたが、「スタッフの動機づけに苦労している」「指導や情報提供をしても、なかなか定着しない」「職種により知識や意識に差が大きく難しい」といった多くのご苦労もお寄せいただきました。(丸石製薬の担当者の方から、集計したアンケート結果をもらい許可を得て抜粋・紹介しています)
Webの講演会だからこそ、60分という短い時間だからこそ、参加しやすく内容の濃いものになったと思う反面、“もっと知りたい・もっと語りたい”という気持ちが伝わってきた気がして、もっと活動を広げていきたいと思える時間でした。
今回の講演会は昨年の森田さんお一人での講演が好評だったことを受けてのお声掛けでした。担当者さんからは、「今後も継続していきたい」とのお言葉をもらい、嬉しく思いました。
ちなみに、丸石製薬のメールマガジン(マルマガ)に登録していると講演の動画のオンデマンド配信のお知らせが届くそうです。以下、ご案内です。
URL : https://www.maruishi-pharm.co.jp/assets/pdf/marumaga.pdf
*糠信および森田さんの発表スライドにある通り、開示すべきCOIはありません(念のため申し添えます)