私と毒親② 短い話 私のランドセルは
今辛くて辛くて、本当はちゃんとした記事で書きたいことがあるのですがとても書いていられない位の精神状態なので、つぶやく程度の短い昔の毒を少し吐き出します。
私が家を出て、何年か経った頃だったか。
数年前くらいだったと思うのですが。
実家に置きっぱなしだったランドセルを、母は勝手に海外へ寄付してしまったそうです。
母は途上国に滞在したりボランティア活動をしたりにハマっているので、そのツテがあったらしく、日本のランドセルがいかに現地で喜ばれるのか嬉々として語ってきたのです、が。
言ってはいなかったかもしれないけれど、私は周りの子がみんなリュックやらスポーツバックに移行しても変わらず6年使い続けたランドセルは
他の子の機能性合皮素材と違って重くて小さくてしかたなかったけれど、本革で出来ていて頑丈だった私のランドセルは
本当はピンクが欲しかったけれど赤にしなさいと言われて実際大きくなると赤でよかったなと思った私のランドセルは
いつかお金を貯めてミニチュアに仕立て直してくれるサービスにお願いして手元に置いておきたかったんだけれどな。
言っていなかったし、家出の時も当たり前ですが置いていったし、戻ってきてもそのまま実家に置いていたのだから仕方がないのかな。
というか、「勝手に」などと言ったら、思っていたら、怒られるのかもしれません。
あのランドセルは両親と母方の祖父母がお金を出して買ったものなので、私にそもそも所有権なんてなくて、使わなくなった今どうしようが母親の自由で、私に文句を言う権利はないのだから。
そうなのかなぁ。
小学生がランドセルを自分で買えないのは当たり前で、買ってもらうのが当たり前で、それでもランドセルはその子のものだと思うのですが。
実家に置きっぱなしになっていて邪魔だとしても、相談もなしに自分のメサイア願望の道具に使っていいものではないと思うのですが。
こういう考えは、別におかしいこととは思えないのですが。
でも、うちでは、母親にとっては、そういうことなのです。
私の物なんて、ひとつもないそうですから。