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読書記録:目標達成の技術(第四章 Part.5)

なんとはなしに手に取った本
著者:青木仁志

第四章 Part.4 の続きです。
目標達成の原理原則の章です。
成功の原則を紹介されています。

この章は重要かつ長いので 10 回に分けます。

成功の 10 原則

  1. あらゆる事柄に目標を設定し、計画的に生きる(優先順位を守る)

  2. セルフコントロールの習得

  3. 成功者としての自己概念を形成する

  4. 心の法則を使う

  5. パワーパートナーの協力を得る能力 ★

  6. 専門能力を開発し、真のプロフェッショナルになる

  7. 過去思考から未来志向への変革

  8. 一生学び続ける

  9. 健康管理を徹底し、エネルギッシュに生きる

  10. 実践主義に徹する

5. パワーパートナーの協力を得る能力

この章で著者は、このようにのべています。

達成を追求する時にどうしても身に着けなければならないことは、パワーパートナーの協力を得る能力です。他の人が持つ能力を自分の能力のように活用する技術です。

256P

印象に残った言葉はこちらです。

経営者は一番信頼がおける人に仕事を任せるものです。

257P

チーム単位でも同じことがいえると思います。

著者は下記のようにシフトしていくべきだと紹介しています。
競争の原理 => 共生の原理 => 貢献の輪を広げる。

これを実現するために著者はこのように述べています。

良い組織には、社員それぞれの目標が明確になるようリードする仕組みがあります。

259-260P

余談ですが、現在お手伝いしている現場では上記のことが実現・実践されています。凄い事だと改めて思いました。

著者は、パワーパートナーつくりのアイディアを紹介しています。

パワーパートナーつくりのための 20 アイディア

  1. 長所を見つけ、個人的に承認する

  2. 話は最後まで聞く

  3. 真心で接し、成功するまで最大最善の協力を惜しまない

  4. 約束を守る。できない約束をしない

  5. 面倒を見る

  6. 求めている情報を与える

  7. 楽しませるユーモアのセンスを磨く

  8. 強制をしない。O:強い提案 X:強い強制

  9. 怖じけさせない

  10. 誕生日プレゼントを送る

  11. 記念日をおぼえて、花束を贈る

  12. 誠意を行動で表す

  13. 温かい思いやりのある態度で接する

  14. ほほえみを絶やさない

  15. 相手が大切にしている人に配慮を示す

  16. 批判しない

  17. 家族ぐるみで付き合う

  18. 親切にする

  19. 褒める(過去形)、励ます(未来形)

  20. クオリティタイムを過ごす

クオリティタイムを知らなかったので調べてみました。

クオリティタイム(quality time)
家族や恋人、大切な友人など、愛する人たちと過ごす特別な時間を意味します

いくつかは経営者の立場だなと思う項目もあります。

個人的には、 2, 7, 19 が超苦手です。反省して直したいものです。
この章は人間関係の基本にも大きく影響する内容だと思いました。

ここまで読んで、マザー・テレサの言葉を思い出します。

思考に気をつけなさい。それはいつか言葉になるから。
言葉に気をつけなさい。それはいつか行動になるから。
行動に気をつけなさい。それはいつか習慣になるから。
習慣に気をつけなさい。それはいつか性格になるから。
性格に気をつけなさい。それはいつか運命になるから。

第 4 章は、マザー・テレサの言葉と面白いくらいリンクする話だと思って読んでいます。

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