読書記録:目標達成の技術(第四章 Part.10)
なんとはなしに手に取った本
著者:青木仁志
第四章 Part. 9 の続きです。
目標達成の原理原則の章です。
成功の原則を紹介されています。
この章は重要かつ長いので 10 回に分けます。
成功の 10 原則
あらゆる事柄に目標を設定し、計画的に生きる(優先順位を守る)
セルフコントロールの習得
成功者としての自己概念を形成する
心の法則を使う
パワーパートナーの協力を得る能力
専門能力を開発し、真のプロフェッショナルになる
過去思考から未来志向への変革
一生学び続ける
健康管理を徹底し、エネルギッシュに生きる
実践主義に徹する ★
10. 実践主義に徹する
著者はこのように述べています。
イタリアの経済学者ヴィルフレド・パレートのパレートの法則を引用しています。
著者は、重要度と緊急度についてマトリックスを用いて解説しています。
第一象限 ( A ) :緊急かつ重要なこと
第二象限 ( B ) :最重要だが緊急でないこと
第三象限 ( C ) :重要ではないが緊急なこと
第四象限 ( D ) :重要でも緊急でもないこと
著者は目標からプランニングすると、第一象限 ( A ) にあったものが第三象限 ( C ) に入り、第二象限 ( B ) の行動が徐々にに組み込めれるとと述べています。
日常生活・業務の水路化現象
この文章を目にした時の自分です。
ついつい流されてしまいますよね・・・。刺さりました。
著者は水路化現象のチェックリストを紹介しています、
蓄財するよりも、つい浪費してしまう。
摂生よりも不摂生になりがち。
早起きよりも朝寝坊が好き。
勤勉よりも怠惰な生活に流される。
自己開発するよりも、娯楽が好き。
親孝行よりも自分の遊びを優先してしまう。
成果の追求よりも、成果と関係のないことでもやりたいことをつい優先させてしまう傾向にある。
嫌いなことより好きなことを先にする
時間がかかることより早くできることを先にする。
初めてのことより慣れたことを先にする。
自発的なことより先に命じられたことを先にする。
重要なことより急ぐことを先にする。
予定したことより、飛び込んできたことから手をつける
個人的には、8 ~ 10 は、自分の勢いを付ける意味でよくやります。
11 ~ 13 は、ケースバイケースではないでしょうか?
1 ~ 4 は、本当にごめんなさいとしか言えません(苦笑
アチーブメントバランスの概念
著者は、目標達成を下記のように定義しています。
アチーブメントバランスを明らかにするためにチェック項目を紹介しています。
健康・体力分野に関するチェック(生存の欲求)
人間関係分野に関するチェック(愛・所属の欲求)
家族・家庭分野に関するチェック(愛・所属の欲求)独身/既婚者用
仕事・職業分野に関するチェック(力の欲求)
能力開発分野に関するチェック(力の欲求)
蓄財・経済分野に関するチェック(自由の欲求)
趣味・教養分野に関するチェック(楽しみの欲求)
アチーブメントバランスを確認したいと思います。