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読書記録:目標達成の技術(第五章 Part.2)

なんとはなしに手に取った本
著者:青木仁志

第五章 Part.1 の続きになります。
達成計画の立案の章です。
下記 11 のセクションを 11 回に分けて解説しています。

  1. 目標達成には綿密な計画が不可欠

  2. 良い計画の 10 項目 ★

  3. 能力は努力の蓄積

  4. 挫けそうになった時は?

  5. 今日やるべき事をメモする

  6. 仕事上手は段取り上手

  7. 見直し時間を作る

  8. 誰にでも平等に与えられている時間を有効に使う

  9. タイムマネジメントアイディア

  10. 日常生活上のアイディア

  11. ちょっとした時間も有効に使う工夫を

2. 良い計画の 10 項目

著者はここで、良い計画はどのようなものか紹介します。

  • アチーブメントゾーンに入っていること

  • あなたの管理下にあること

  • プロセスを確認できるものであること

  • 即、取り組めることであること

  • 長期計画と短期計画に一貫性があること

  • 習慣、習性となるもので、繰り返すものであること

  • 到達点に焦点を合わせず、プロセスに焦点をあわせたものであること

  • 何かを「やめる」ではなく、何かを「する」プランであること

  • 社会正義に反しないものであること

  • 基本的欲求と願望を満たすものであること

個人的に「長期計画と短期計画に一貫性があること」が刺さります。ちょくちょくブレてしまうので(苦笑

● アチーブメントゾーンに入っていること

著者はこのように述べています。

適度な成長のために適度な設定をすること
適度なチャレンジ項目を設定するのが知恵です。

308P

重要な言葉だと思いました。

● あなたの管理下にあること

著者はこのように述べています。

  • あなたが管理できる目標設定をする

  • 責任を持って達成する

  • コントロールできるまで対象を絞る or コントロール能力を高める

非常にチャレンジのしがいがある内容です。

● プロセスを確認できるものであること

これも重要だと呼んで思いました。

進捗が分かるものであること。毎日の積み重ねれば達成できると安心し、自信を持って前進できます。

309P

自分は積み重ねで、自信を持つことは非常に大事だと考えています。

● 即、取り組めることであること

これにはとても共感します。勢いをつけるにしても歩き出さないと何も始まらないと自分は考えていたからです。

とにかくやっていれば、思いのほか状況は好転していくもの

309P

行動は大事ですね。

● 長期計画と短期計画に一貫性があること

著者は計画についてこのように述べています。

長期・中期・短期の計画を立てる
半期・四半期・毎月・毎週・毎日の目標が一貫していること

310P

目標がブレがちな自分には重要な文章です。

● 習慣、習性となるもので、繰り返すものであること

習慣・習性にするためのコツを紹介しています。

  • 簡単であること

  • よいこと

  • 基本的に大事なこと

改めて読み返すと些細なことですが、その積み重ねが習慣・習性になるのだと思いました。

● 到達点に焦点を合わせず、プロセスに焦点をあわせたものであること

著者はこのように述べています。

  • 正しい方法

  • 正しい手順

  • 正しい結果

正しい方法や手順を見つけるまでの試行錯誤は必要ではないかな?とおもいました。

● 何かを「やめる」ではなく、何かを「する」プランであること

これは自分も重要だと考えています。色々やることを増やしていって、結果何も出来ないということを数多く経験してきました。

著者はこのように述べています。

・マイナス思考・発想から生まれるプランは好ましくない
・作り出す、建設的に進めていく計画をたてる

311P

● 社会正義に反しないものであること

当然のことですね。正しく社会貢献したいものです。
講道館柔道創始者 嘉納治五郎先生の理念が思い出されます。

理念
・精力善用(せいりょくぜんよう)
・自他共栄(じたきょうえい)

社会や周囲の人たちに対して自らの心身がどうあるべきかを示したものです。

この理念に基づいて行動したいものです。

● 基本的欲求と願望を満たすものであること

著者はこのように述べています。

  • 毎朝、目的・目標を設定

  • 1 日のやるべきことを考える

  • 基本的欲求を満たせるように計画を立てる

こうした日々の積み重ねが達成計画の立案を支えるものなんだと理解しました。

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