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「仕事探しはスタンバイ」マンガ大賞に応募しました
ガール・ミーツ・ユニコーンを3月末に、描き上げたところで丁度よく
エッセイマンガの賞レースが始まった。
これは私が受講したマンガ専科のコルクと、スタンバイという求人検索サイトがコラボして立ち上げたマンガ大賞だ。
4月のお題は「新しい仕事に挑戦したいと思った瞬間」だそうだが、全くネタが浮かばない。
実は仕事のエピソードって、そんなにないんだよね………。
どうしようかと悩んでいた所、知り合いの漫画家同士がチャットをする機会があり、そこで、あるマンガ仲間の方が「SFでもいいのかな?」とつぶやいていた。
あ、それ面白そう!
公式HPを見ると、フィクションでも大丈夫だそうだ。
そこで私は実体験とタイム・リープを組み合わせたプロットを考えて、ネームに起こした。
うん………何とかいけそう………?
しかしよく考えたら、私のマンガで、時間移動をネタにしたものは、これで2本目である。(最初は「処女と黒い一角獣」という作品)
自分がそんなに時間ものが好きだとは、今まで気づかなかった。
なんだかんだ、手塚治虫先生や藤子・F・不二雄先生の影響を、しっかり受けているのかな………。
完成した作品はこちらです↓
未来の自分が、転職をすすめにきた話 (1/2)#仕事探しはスタンバイ のマンガ賞へ応募します✨ pic.twitter.com/0y80MWWMam
— 伊吹天花🦄漫画家(Tenka Ibuki)) (@ibukitenka24) April 16, 2021
ネームを始めて約2週間で完成したのだけど、描いてるうちに、どんどん作品に入り込んでいった。
人生で辛い時期っていくつかあったのだけど、その時の自分に何とかエールを送りたい、少しでも祝福したいと、熱い気持ちで描いた。
時間移動ものなので、過去を変える展開も考えたけど、やはりそれはしたくなかった。
失敗したり、恥ずかしい経験を積み重ねた結果が、今の自分なのだから、マンガでも「過去の人生の全肯定」をしたいと思ったのだ。
「何度か転職して、たくさん失敗もしたけれど、その結果、今は楽しくマンガを描いてるよ。大丈夫………負けるな!!」
そんな気持ちを込めて、ガリガリ描き上げた。
賞レースの結果はどうなるか分からないけど、魂を込めたマンガが描けたので、後悔は全くない。この子は私の最高傑作のひとつです。
マンガを読んで下さり、ありがとうございました。
それではまた!
伊吹天花
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