WAIS-Ⅳ等の検査結果が出ました
先日、WAIS-ⅣやAQ、CAARS等の
検査結果が出て、転院先で発達障害(ASD、ADHD併発)と認めてもらいました。
そこで、私のWAIS-Ⅳでの検査結果数値を
皆さんにお見せしたいと思います。
必ずしもこの結果が全てで診断が降りる訳では無いですが
私の能力値を自覚しておきたいということと
心理士さんや検査病院での担当医等から
珍しいね。と言われたので見て欲しいな。という思いも正直。
以下、検査結果グラフです。
恋人と一緒に、心理士さんに結果を聞きに行きましたが
「今まで沢山の方を検査し見てきましたが
ここまで凹凸がくっきり分かれている人は非常に珍しいです。
ここまで差がはっきり出てしまっていると、生きづらさを相当感じているかとおもいます。
かなり複雑すぎる生い立ちも大いに関係しているかと思いますが
AQでは全項目が高得点でトータル45点。
ASDの可能性が高いです。
CAARSでは不注意、多動・衝動性共に高得点。
幼少期の生い立ちをあまり聞き取りが出来ませんでしたが
ADHD的特性も持っているかと思われます。」
という評価でした。
何よりびっくりした言語理解の低さ
正直、もう少しあったと思った。
でも心理士さんと話していてなるほどと感じたのは
身に付いていない。身につかない。短期記憶が難しい
だから言葉の意味を調べながら書いたり
要約することが下手だから、長文になるんだな。と
決して長文だから文を書くのが上手いわけでも
人の心を打てるというものでは無いよな
と、話を聞きながら自分の中で、うんうん。心当たり、あるなあ。とうなづいてました。
知覚122。でもあと数秒あれば130近い数字になってたかも
遺伝的要因もあるといわれる項目でしたが
私の場合は、周りを見て合わせないと生きていけないような幼少期の環境から
なかなか鍛えられない項目のはずが、ここまで伸びた可能性も指摘されました。
逆に、目で見て手で再現する能力が長けてるから
切り絵や水彩での動植物画は
もしかして、やっぱり?自分に向いてるんだな。って思いました
ワーキングメモリー、そして、処理速度の遅さ
これはそもそも期待すらしてなかったです。
自覚していたし、何よりこれが生きていて
とても足を引っ張ってたなと思う事が沢山あったので。
ワーキングメモリー(短期記憶)での暗算は、
平均数値が0~15の段階で10だとするなら
私は4しか出来ていませんでした。
35-18のような計算が暗算では出来ません。
紙に書いて計算はできますが、頭の中で行う短期的な記憶保持が難しいです。
そしてなにより、処理速度。
これは85でした。
上のグラフでは平均より下としていますが
この数値を検査した内容的には
非常に波、検査項目での高低差が目立っていて
そしてなにより、70~84(85)は境界域と言われているようで
体調や緊張具合では85を切る可能性や
そしてなにより、1番数値の高い知覚122との差が
37もあるということから、
かなり生きづらさを感じているはず。
知覚が高い分周りに合わせて疲れてしまう
それだけで他の能力を補おうと必死になるから疲れてしまう。
などなど……
自分の今までの人生のシーンを沢山振り返ってみて
あーーー、心当たりしかないなーー。
と、笑ってしまったのと同時に
過去の自分、知らないで、めっちゃ頑張って生きてたんだ。
そりゃしんどいよな。しんどい、つらいって言っても良かったんだ。
と、自分の中の小さな自分を抱きしめてあげたい、そんな感覚になりました。
転院先では、
検査、お疲れ様でした。
薬や手帳の申請、受けられる支援の有無等、
順番にここの病院で出来ること一緒に頑張って行きましょう。
これからよろしくお願いします。
と言っていただけて、とても心強かったです。