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#20 【商品レビュー】 Polo Ralph Lauren/ツイードジャケット
1.いきさつ
私は職場も大学も渋谷なため、よくそれらの帰りに西武渋谷店に寄ることがある。百貨店は渋谷の喧騒にあって、静かに良い服や靴と向き合うことができるのでとても好きなのだ。今回紹介するジャケットも、そんな日々のちょっとした癒しの時間で見つけた一品である。エレベーターに乗っていたところ偶然「Polo Ralph Lauren セール=特設会場」の文字を目にしてしまった。普段なかなか値下げしないラルフローレンのセールとなれば行くしかない。というわけで気づいたらセール会場でこのジャケットを手にしていたというわけだ。
2.レビュー
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正にトラディショナルなツイードジャケットといった出で立ちだ。表地は濃淡2色のブラウンで構成された厚手のヘリンボーン、3ボタンの段返り中1つ掛け、サイドポケットはフラップ付きパッチ仕様、センターベント。適度にウェストが絞られたシルエットからはアメリカンな雰囲気の中に英国的要素が落とし込まれているラルフローレンらしいジャケットであることが分かる。
選んだサイズはM。厚手の生地かつ総裏地なため、着用する季節を考えればジャケットの中にセーターなどを着ることも想定される。ラルフローレンでは私は普段、Sがジャストサイズだが、そうなるとゆとりのあるMを選ばなければならない。冬物はインナーも厚いのでM、夏物は薄着なのでS、のようにスタイリングを考えながら自分の普段のサイズに囚われず臨機応変に選ぶことはフィッティングにおいて大切な考え方ではないだろうか。
少しだけ簡単なコーディネートを組んでみた。パンツはリーバイス501、シャツ/ベスト共にポロ・ラルフローレン、足元はジョセフ・チーニーのセミブローグだ。アメリカとイギリスのアイテムを混ぜ合わせ、上品でありながらほどよいリラックス感も感じられるコーディネートではないだろうか。
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3.まとめ
私は昨年の冬、あまりジャケットの着数を持っていなかったがためにかなりの割合でポロ・ラルフローレンのネイビーブレザーを着用していた。今回のツイードジャケットはそのブレザーを適度に休ませて長持ちさせよう、コーディネートのバリエーションも増やそう、という企みのもとに購入した。まだまだ9月、暑い日が続くけれど、今から涼しい季節が待ち遠しい。
著者:吉本伊吹