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わたしたちのこと

いぶき福祉会です

社会福祉法人いぶき福祉会は、障害のある人の活動や暮らしを支え広げることに取り組んでいます。誕生したのは今から24年前の1995年。今では150名をこえる障害のある人たちが利用しています。
ここではお菓子(カリントウやマドレーヌ、ポン菓子も)やジャムを作ったり、お米や野菜やお茶を育てたり、フェルト細工や、草木染、紙漉きなどをしています。特別支援学校を卒業したばかりの人もいれば、70歳ちかい人まで。みんな知的や身体の障害があって、いろんな生きづらさを感じている人たちです。それでも、ここを訪ねてくださる地域の方々が「みんないきいきと活動していて、見ていて楽しくなるしホッとするね」といってくださります。私たちも、そういう場所でありたいと思い続けています。

私たちが実現したいこと

◆障害があっても、好きな暮らしを自分で選ぶ。
私たちが築きたい「安心」と「希望」
いぶき福祉会には、おとなになっても考える力が学齢前ぐらいだったり、言葉が話せなかったり、みなさんが「できて当たり前」と思われるようができない人もたくさんいます。そんな人たちの生き方を支えていくとき、私たちは、例え言葉にできなくても、その意思をきちんと感じとり尊重したいと思っています。例えば、「ずっと家族と暮らしたい」とか「グループホームで暮らしてみたい」など、暮らし方は、いろいろであるはずです。間違いなくいえることは、最も自分を理解し長く支えてくれた家族の存在はとても大きいということ。一緒にいられなくなることは、本当に不安で、時に恐怖でもあります。私たちは、障害のある人と日々をともにする中で、「安心」と「希望」を築きたいと思っています。夜中でもすぐそばで助けてくれる人がいるグループホームなら家族と離れても暮らしていけるかもしれません。あるいは、一緒に暮らす家族が急に病気になっても、ショートステイが慣れた居場所であったなら少しは不安も和らぐかもしれません。同じ不安を抱える家族にとっても、「パストラルいぶき」は、もしもの時も大丈夫と思える暮らしにつながる場所です。

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大きな災害のときにも避難できる場所

東日本大震災での支援の経験を活かし、熊本の震災では、障害のある人が安心して避難できる福祉避難所が開設されました。「パストラルいぶき」には、いざというときの避難スペースとなる防災拠点も併設します。


みなさまの参加、ご協力をお願いいたします。

障害の重い人の暮らしを支えるには、手厚い支援の体制が必要です。スペースの余裕も必要です。スプリンクラーを含め、厳しい建築基準が求められます。一般の賃貸物件を改修して重い障害のある人のグループホームにすることは容易に認可されませんし、暮らしやすさと耐久性を考えると大改修より新築する方が費用対効果は高くなります。
一方、建設にあたっての補助金だけでは限界があります(裏面参照ください)。その自己資金づくりのため、保護者や後援会(いぶきファミリー)ではバザーや募金活動を続けてきています。必要な自己資金6,000万円のうち4,000万円までとどきました。そのうえで不足している2,000万円を、みなさまに寄附のご協力をお願いいたします。


今回整備する事業の内容です。

1.建物
 木造一部2階建て 515㎡
  グループホーム10室
  ショートステイ2室
  障害者等の緊急受入れ先である防災拠点(避難スペース)

2.建設予定地
 岐阜市出屋敷(岐阜ファミリーパーク北2㎞)
 いぶき福祉会第二いぶき・パストラルいぶきに近接しています

3.予算概要
 総事業費 1億3,000万円
 資金内訳 補助金 7,123万円
     (平成30年度岐阜市社会福祉施設等施設整備費補助金)
      自己資金 5,877万円

4.・スケジュール
 2019年7月 着工
 2020年2月 竣工
 2020年4月 開所

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