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推し(受けちゃん)を呑んできた。溶けた。

※注意※
前回に引き続きマイナー作品に狂った腐女子が発狂しているだけの記事です。相変わらずの頭おかしい及び腐った発言しかございません。まともな記事ではありませんのでご容赦ください。公式様本当に申し訳ございませんでした。ネタバレも含みますので気にされる方はご注意ください。


数カ月ぶりの更新です。お久しぶりだなノート。


暫くこちらではご無沙汰しておりましたが、弊社が有給を取れとのたまいましたゆえ。おれも折角なら、有給を取った日にしかできないことをしようと思い至りました。


即ち、すぐにキメられるヤク。推しカクテルです。


推しカプ概念と推しカプの攻めちゃん、この二つを既に作っていたおれ。次に作るものといえば決まっておりました。


おれ「兄貴………クソデカだいしゅき……」


というわけでお伺いしたのはいつもの天満のBluewood様。毎度毎度オタクに優しい空間をありがとうございます。本日はなんと満席でした。めでたい。非常にめでたい。大阪に来たオタクは全員キメてくださいわりとまじで。


今夜そこでおれがいただくのはもちろん、我らが兄貴だよ。兄貴かわいいかわいいね。兄貴への愛情と欲望を思う存分ぶちまけられる機会に、おれはソワソワして久方ぶりにBluewoodの門を潜りました。


さあ、お久しぶりのBluewoodさんへ。


きたわよきたわよ。数カ月ぶりですね。

おれのNoteを読んでる方はご存知かと思いますが、Bluewoodさんとその系列のお店はイメージカクテルを頼む際、それを待ってる間の一杯を頼むシステムです。おれの今回のお待ちのカクテルは、もちろんジェネリック潤也さんもといグリーン・アラスカにしました。

兄貴と出会う前に潤也さんを嗜む。

今ではグリーン・アラスカだけで飲み比べするほどに好きになってしまったこのカクテル。バーテンダーのお姉さんから「かなり度数強めですけど大丈夫ですか?」と確認されるこのカクテル。色味と味わいは微妙に違えど、あの日の潤也さんの面影を思い出させてくれる美酒。Bluewoodさんのはステアでジンはビーフィーターでした。グラスを冷やしてジンは冷やしてないパターン、久々に飲んだかも。甘くて舌触りがよいけれど、しっかり草のにおいとアルコールの強さが喉に襲いかかってくる感覚、そうだねどう考えても潤也さんだね。(この文章はトチ狂った潤也さん限界オタクが書いています)彼の優しさと激しさを舌先と咥内で堪能しつつ、チャームの乾き物をつまみながら、大忙しのスタッフ様たちを見守っていたわけですが。


カウンター席は、いろいろと情緒に悪い。


ねぇ!?兄貴のリボンがもう見えるんですけど!??まって???あにき????(ここで発狂)(いつもの発狂芸)

オァォァァァ赤いおリボン…裏地に黒が見えるよ………カワイイネ……カワイイネ………(号泣)

兄貴を注ぐグラスを考えてらっしゃrウォァァァァァ!!!(発狂)ぁぁぁぁぁでかい!!!ひろい!!!!あーーー!!!!下に黒が……下に黒が……ァァァァァ……(嗚咽)

紅いよ……兄貴の目の色だよ………兄貴……兄貴………(嗚咽)

まってみてるだけでしんどい なにこれ あにきがいる

ぁ゛(尊死)氷で冷やされてるよ かわいいね ぁぁーッ

え!??兄貴フェアリーですやん!!!兄貴!!!ンギャワィィィィィィィっ(号泣)

芸術やんこんなの(嗚咽)


……これ全部、作ってるとこ見てた、おれの譫言ですよ??(原文ママ)


と、こんな風に頭のおかしい文章しか書けなくなるので、初見の方及び思い入れの深すぎる人のカクテルを作る方は、カウンター席に座ることは死を意味すると考えておいたほうがいいと思います。たぶんおれの頭の中には確実に潤也さんがいた。兄貴がカクテルで表現されることでおれの頭の中の潤也さんが発狂してた。間違いない。

そんなこんなで、発狂しながら待つこと三、四十分。


おれの、俺たちの兄貴と、ご対面。

兄貴がそこにいる。

兄貴の色がします。てえてえ。これだけで尊い。


上段:アブソリュートウオッカ。


上の赤い部分は、アブソリュートウオッカに、クランベリージュースを加えたもの。ウオッカにしてはアルコール度数がやや控えめなアブソリュートに、クランベリージュースを加えることで、口当たりを優しくさらに甘さを加えた状態にしているとのこと。

兄貴の優しさ、潤也さんへの愛情を全面に押し出すために、ウオッカの中でもほのかに甘い味わいを持つアブソリュートに、クランベリージュースの果実の甘さを加えたお味となってます。ウオッカでやる意味あるのか??というところに関しては、「考察魔」の一面であったり、決して戦闘向きではない「腹話術」を駆使して世界と「対決」する兄貴の強さを考えて、ベースをアルコール度数の高いウオッカにしてくれたということです。

それに問題は。
「アブソリュート」というこのウオッカの名前が。潤也さんへの「絶対的な(absolute)」クソデカBIG LOVEから関連づけられてるということであって。


おれ「ァァァァァァァァァァァァァァァ(発狂)(心の中で)」


ここだけで尊い。正直白米三杯どころかなんぼあってもいいですからねとなるのですが、Bluewoodさんはこれがまだまだ序ノ口。


下段:ディサローノ・アマレット


下段はイタリア産の有名なアマレット、ディサローノに色々なシロップを加えたもの。色味は黒くなっていますが、味はディサローノの風味を壊さず、あの杏仁豆腐をそのまま飲んでるような甘さはしっかりと残っています。


ディサローノ・アマレットはどんなバーでも大抵置いてるので、恐らく知ってる人も多いはず。杏子の実の核とバニラビーンズのエッセンスで作られる、甘くて蕩けるようなお酒。おれも以前から「杏仁豆腐の味がするお酒」として、あるいは大好きなリンツのリンドール、アーモンド味のお酒として認識しておりました。アウトレットでも再販しないかなリンドールのアーモンド味。これだけでお酒なんぼでもいけるのですわ……。(白目)

そんなディサローノ・アマレットには、ダ・ヴィンチの弟子だった画家とサローノの旅館の女主人の、ひとときの恋に纏わるエピソードがあるらしく。故にディサローノ・アマレットは時に「愛のリキュール」と呼ばれているとのことです。故に兄貴の愛情を表現するために使われたとのこと。


ここでもれなく尊死するおれ。


店の片隅で「オァァァ………アァァ………(悶絶)」と震えてました。その節は本当に不審者ムーブかまして申し訳ございませんでした。


さらに杏子の花言葉には、「乙女のはにかみ」「疑い」のほかに、「不屈の精神」というものがあるようです。冬の厳しい寒さの中で花開くことからつけられた花言葉だとか。これがボロボロになっても自らの意思で世界と「対決」することを選ぶ、兄貴の強さを表現してくれていると言われた瞬間に、おれの情緒は壊れました。


いやもうまじ無理。
前回前々回も凄かったけど、今回も解釈が凄すぎる。なんなら兄貴はそこに生きてる。


しんどい「おれ」


そんなおれに追い打ちをかけるように、最後まで容赦ないのがBluewoodさんの常です。


どこからどう見ても美しい。


ワイングラスのような、大ぶりで、呑み口が広くて、安定感のあるグラス。


もちろん、これも兄貴の「器の大きさ」、もとい心の広さや愛情深さを表現してるものです。どこからどう見てもクソデカBIG LOVE。潤也さんに対する終わりのない、尽きることのない愛情。はいこんなの狂う以外の選択肢はない。前々回の潤也さんの「脚が長い」からのすらりとしたグラスとおんなじ、器までも妥協しない解釈っぷりに気が狂う。


それに前回および前々回は兄貴のチェリー事件があったグラスの装飾も。

今回はスライスされたライムがグラスに添えられ、そこにいつもの鷹のピンが留められているというかたちになっておりました。今日も兄貴がグラスにいてほっこり。


兄貴がいるよ。

このライム、端っこの方が繊細に、お花のようにカットされていて。うさぎさんみたいでかわいいなぁ、とバーテンダーさんがライムを切っているのをのほほんと見守っていたおれですが。


バーテンダーさん「鷹の羽をイメージしました」


おれ「!!!!!?????(尊さのあまり語彙力が一瞬で喪失)」


となったのでこれも劇薬です。命がいくつあっても足りないよこれ。


さらにライムの花言葉には「あなたを見守る」というものがあるようで。


待って「おれ」


危うく満席の小さなバーで本気で発狂するかと思いました。精神衛生上非常によろしくない。飲む前からあらゆる尊さに集団で嬲られているような感覚です。尊すぎて情緒がこわれる。


それでも、飲まないことには話が始まらないので。
尊さで爆発しそうな心臓を必死に宥めながら、いざ、兄貴という概念をいただきます。


てぇてぇ「おれ」


香り自体はグラスに添えられているライムの匂いも相まって、華やかで爽やか。ウオッカらしくない香りがする。これは潤也さんよりも女性ウケ良さそう。

比較的甘めのウオッカにクランベリーということで、甘くて口当たりもまろやか。アブソリュートウオッカは普段あまりウオッカを呑まない(呑んでズブロッカぐらい)なおれ、ほんと初見だったのですが、なるほど元々が少し甘いんだろうなと感じれるほどには優しい。ほんとに兄貴の味がする。甘いんだけど、ウオッカらしいアルコールの芯の強さもちゃんとあって、うん、これは兄貴。間違いなく兄貴がいると思える味でした。愛すべきおれたちの考察魔、高校男子のくせに寅さんや昭和ガメラや冒険野郎マクガイバーを履修している、あの人の強さと優しさを併せ持った味がする。なるほどこれが兄貴の「絶対的な愛」ね…とニヤニヤが止まりませんでした。なんだこの尊い生き物。訴訟。たぶんシャルト緑と並んで、これから永遠に酒屋でアブソリュートを探しまくる不審者になることは確定してしまったような気がします。


さて、Bluewoodさん恒例。上下のお酒を混ぜ混ぜするお時間です。


赤と黒がマドラーで混ざり合って、二つのお酒がグラスの中で溶け合って。いざ、次なる解釈を実食。


おれ「あまい………(嗚咽)」


ディサローノ・アマレットが入ると、上層部だけでベリーの爽やかな甘さを漂わせていたカクテルが、一気に輪をかけて甘くなりました。どこからどう考えても兄貴の味です。兄貴がぽたり、ぽたり、としたたらせるあのみ(この文章は検閲により削除されました)


いやほんと今までに輪をかけて甘くなるんですけど兄貴……(号泣)
しっかりと杏仁豆腐の味がする。それまではベリーのジャムをウオッカで割ったジュースを飲んでいたのが、一気に杏仁豆腐の上にベリージャムを垂らしたような味わいになるという面白さ。流石ディサローノだよアマレットの代表格だよ。


この二つのお酒の組み合わせ、アマレットとウオッカということで、決して柔いカクテルじゃないんですよね。ウオッカのアルコール度数の強さは笑い話になるレベルですし(ギムレットより強い……とは、競馬を嗜む皆様でしたらご存知ですわよね。え?グリーンアラスカはそれより強い?知らんな(すっとぼけ))、アマレットも口溶けの良さにしては度数が高い(28度)、いわゆるレディーキラー。グリーンアラスカは甘いながらもそのアルコール度数の強さは奥底に滲ませていたけれど、このカクテルはそれすら圧倒的な甘さで掻き消してくるのでかなりたちが悪い。それなのにそのアルコール度数を感じさせない甘さが自然と口内に染み渡っていく。クランベリーの甘さとディサローノの甘さが一緒に頭を殴りつけてくるような、そんな感覚。飲めば飲むほどに、杏子の花言葉「不屈の精神」が染み渡ってくる。というより、兄貴の腹話術のように、思考が兄貴のとめどなく一途な愛に塗りつぶされていくような感覚に陥ります。


おれ「兄貴……(嗚咽)」


そうだねこれは兄貴だね。潤也さんを誰よりも愛して死んでも見捨てない兄貴だね。この時点で情緒が壊れる。


いや何が嬉しいってほんとに、兄貴の潤也さんに対する愛をこれでもか!!これでもか!!!と見せられてくれて。正色この尊さだけで気が狂いそう。というより狂ってました。声には出さなかっただけで、十分発狂しておりました。(末期)


やばい。全部が愛じゃん。クランベリーとウオッカとアマレット、全てが潤也さんへのクソデカBIG LOVEじゃん。てえてえ。


グラスを傾けるたびに鼻先を擽るライムの香りもこれまたよかった。香りはしっかりと鼻に流れ込んでくるのだけれど、あくまでもカクテルの中にはライムの味は混じらないで、外に添えられてるというのが余計に「上空から潤也さんを見守っている」感じがしてしんどい。ほんと兄貴が上から見守っている感じがしてしんどい。しんどくて死ぬ。カクテルの中にも上にも兄貴がいるとかこれ潤也さんが飲んだら発狂しそう。どちゃくそてえてえ。


そうだよ兄貴はてえてえんだよ。最後の最後まで潤也さんを愛して、死んでも潤也さんを見捨てなかったクソデカLOVEの人なんだよ。しんどい。どちゃくそしんどい。頭溶ける。溶けた。


そんな風に情緒を尽くぐちゃぐちゃにされ。ほうぼうの体でどうにか兄貴を呑み終えて、バーを退店したおれに。さらなる試練はほどなく訪れました。


え!!!???


潤也さんがグリーン・アラスカなので。ジェネリック兄貴はそもそも存在するのかと調べてみました。


その結論。


この組み合わせ。ウオッカとアマレット。「ゴッドマザー」と呼ばれるみたいで。


(ウイスキーとアマレットを組み合わせたものは「ゴッドファーザー」と呼ばれるそう。イタリア産のリキュールを使用したこのカクテルらしい名前ですね。しんどい。)


兄貴はゴッドマザーなんですね……??(白目)兄貴は、ゴッドマザーなんですわね……????兄貴は聖母ですのね…???と、完全に宇宙猫になっておりました。


いやもちろんクランベリージュースは入ってないので厳密にはゴッドマザーではなく。あくまでもこれはジェネリック兄貴なんですけどね。それでも……兄貴はフェ○リーゴッドマザーですのね……(嗚咽)と情緒が不安定になりました。大天使兄貴。やっぱり兄貴は英語版でも言われてた通り女神だよ。"LADY LUCK IS WATCHING OVER YOU!"のLADY LUCKは兄貴だったやっぱり。英訳版ありがとう。


そんなこんなで、今回も楽しませていただきました。


大阪に来たオタクはほんとうに絶対にキメてくれ。解釈で後頭部を容赦なくぶん殴られてくれ。Bluewoodさん今回もありがとうございます。今度は原作版の潤也さんを作ろうと思います。(反省してない)


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