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推しを呑みに行った。おれに奇跡が起きた。

※注意※
前回に引き続きマイナー作品に狂った腐女子が発狂しているだけの記事です。相変わらずの頭おかしい及び腐った発言しかございません。まともな記事ではありませんのでご容赦ください。公式様本当に申し訳ございませんでした。


安藤潤也という男(の概念)を呑んできた。


初手から何いってんだお前と思われた皆様ごめんなさい石を投げないでください。
昨年9月に某トンチキ弾丸列車のせいで再燃し、以降何かがおかしいレベルでおれをトチ狂わせている推しこと、「魔王 Juvenile Remix」の安藤潤也という男。やれドール作るだの香水を二本も作るだの、自分から見ても頭のおかしい狂い方をしておりましたが、そういや推しを呑むこともできるんだったな……と思い至ってしまったおれです。この時点でイカれている。そうだねおれは全然普通じゃないね

香水を二本作ったときの発狂録。はっきり言っておれは全然普通ではない。↓

相変わらず勢いだけは頭おかしいおれ、思い立ったら即行動。ちょうど潤也さんのコスを近場でやってくださってた寛大すぎるフォロワーさんをお誘いし、大阪は天満にあります、界隈では有名なバー「Bluewood」様へ馳せ参じました。この行動力を他に活かせって?デスヨネー(棒)


ざっくりとした、カクテルが出来るまで


素敵なバーテンダーのおねえさんがおれたちの推しを実在させてくれるということで、まず提出するべきものは怪文書もといオーダーシートです。カクテルの提供に一時間近くかかるということなので、現地で「紙に収まる程度で、20分くらいで書いてください」とお願いされます。言語化に不安な人は事前にメモしていきましょう。アルコールの強さを選べたり、苦手な味があったら指定できたりと非常におれたちにも優しい。

怪文書を生成する──もとい推しを言語化することに関しては、先日の二本の推し香水づくりで慣れてたおれ。変態的な速度で気づけば筆を走らせておりました。たぶんフォロワーさんドン引きしてたんじゃないかな。

怪文書が出来るまで、僅か数分。字が汚いのは許して

カクテルの提供までの間に楽しむお酒は、速攻で「グラスホッパー」をチョイス。(あほ)概念が来ていない時点から限界オタク丸出しです。犬養さん豆大福は好きだけど、チョコミントはどうなのだろう好きなのかな。そんな胡乱な考察に耽りつつ、おねえさんがおれたちの怪文書からお酒という芸術を作り上げるのを待ちわびます。


そして、潤也さん(概念)との対面のとき。


最高か???

見た目について

脚が長い(これは限界オタクの幻覚です)ということで。細くて脚の長い、装飾華やかなグラス。花柄と形容すべきなのかな。この華やかなグラスの装飾は潤也さんの「楽しいことが好き、パリピ的」な感じをイメージしてくれたそう。バーテンダーのお姉様が「脚が長いということで」と口にされた瞬間に「ァァァァァァァァァ(号泣)」となってたおれです。いや確かに潤也さん脚長くてえっちだからね……あの椅子を蹴り飛ばすシーンほんとすけべで脚なっっっっがって頭抱えましたからねおれ……(あほ)

そこに潤也さんの色たるオレンジのリボンと、まるで飾り物のようなオレンジ色のような丸い球体、それを繋ぎ止める「」の留め具があるという最高オブ最高の見た目。初見はぶっちゃけ「鷹」のインパクトに色々目を奪われておりました。まさかあるとは思わなんだこんなピン。このデザインの破壊力は後で来た。


兄貴がいるよ(嗚咽)

カクテル自体は上層部が綺麗な透明、下層部が潤也さんの色という二層構造。ほんま綺麗すぎるビジュアルに、しばし「ふぇぇ」となって魅入ることしかできませんでした。潤也さん美人すぎへん?(語弊)

このビジュアルに呆気にとられつつも、バーテンダーのおねえさんの解説が始まったので、妖怪スマホメモ絶対取る女と化すおれ。もうこの時点で情緒は滅茶苦茶です。


上層部:パンダジン


どこの呪○廻戦かなと言いたくなるボトルがかわいい。パンダはライチをベースにしたジン。お察しの通りジンの界隈では異端児です。世界に唯一ライチをベースに使ってる、更に素材全てがオーガニックなジン。世間に流通してるジンとは違うことで、すなわち潤也さんの世間の潮流に流されない「芯の強さ」を表す、とのこと。ここだけで悶絶しかけるおれ。流れに流されずに立つ、一本のしなやかな樹だもんね潤也さん。しんどい。
それと同時に「兄貴の盗撮写真を持ち歩く」ような兄貴への強すぎる愛情(a.k.a クソデカ愛)を甘い香りで表している、というのがバーテンダー様の解釈でした。実際ググってみたらチェリーとかオレンジピールとか、素材そのものが一般のジンより甘いのでは???(たぶんビーフィーターみたいに草臭いのは控えめで甘い)となるおれ。ちょっと待って解釈。鮮やかすぎて狂う。


下部はシャルトリューズ・ヴェール。


おれもこれまで名前しか聞いたことのなかった、フランス産の薬草系リキュールです。一瞬シャルキュトリーと聞き間違えたおれはただの呑兵衛。修道院にレシピが伝わる古い銘柄のようで、様々な薬草を調合して作るもののよう。まるでエリクサーみたい。
アルコール度数55度という強いお酒。このアルコールの度数の高さが、大切なものを害する相手には容赦なく振る舞う苛烈さを表現していること。ここでまずおれは死にかけました。甘い香りで誘ってから仄暗さとスパイシーさで刺してくるの、香水でもやってたもんねお前は……(嗚咽)
それでも香りはハーブの優しい香り。確かに鼻をすんすんするとアルコール度数の高さよりも、草木の優しい香りが香ってくる。島さんを死なせてしまったときの悲痛な表情、彼の良心の軋みやおれの妄言「お前は優しい子だからね」を拾った上の香りだそうです。潤也さんはヒーラーかドルイドかな。やったことのあるタワーディフェンスが頭をよぎるおれ。潤也さんの通奏低音は愛と優しさだと思ってるおれ、この時点で多いに狂う。


(飲み始めてから少し経って気づく)


鷹のピンで止められている、例のコレ。

え!!!??待ってオレンジ色のリボンで鷹のピンで止められたこれ、よくよく見ると紅くない?甘い匂いしない???えっもしかしてこれあの、

おれ「あっあっ」
おねえさん「なんでしょう」
おれ「これ……もしかしなくてもたべれるやつですか」
おねえさん「砂糖漬けしましたドレンチェリーですよ」


ま っ て(頭がこわれる音)


砂糖漬けした「紅い」ドレンチェリー!!!!????でじま??チェリーって紅くて甘くてまさに兄貴だよね???兄貴では???兄貴のチェリーでは????(瞬間焼き尽くされる限界オタクの思考回路)(潤也さんがいつも食べてる甘い味)(潤也さんのカクテルに併せて兄貴の瞳の味がする??は???)


待って「おれ」


(この時点で危うくリアルに店内で発狂しそうになるおれを、ニヤニヤしながらも引き止めてくれたフォロワーさんいつも陳謝です。発狂するタイプのオタクですまねぇ。)

待ってこんなの狂う。元から狂ってるけどこれはあかん。訴訟。(嘘ですありがとうございます)


さてお味のほどは。


ジンの部分だけをまずは一口。完全に挙動不審なオタクと化したおれ、マドラーでまぜまぜしないように気をつけながら口をつける。最初の一口めっちゃ緊張してました。

バーテンダー様の解説通り、ジンなんだけど本当に甘い。基本的にジンは好きなおれ、タンカレーやビーフィーターやブードルズと色々呑んではおりますが、これらのさっぱりのイメージから離れた甘い味がする。これが兄貴への(ある意味度を逸した)愛情なのね…と頭を抱えたおれ。更にオーガニックジンというのも、潤也さんの兄貴への優しさが出てるんじゃないかなとなって、更に迷子になるおれの情緒。潤也さんお前の愛は甘いよ。甘くて優しい陽の者だよ。


しばし上層部だけを単体で味わった後、いざ潤也さんの苛烈さと向き合わんとマドラーでまぜまぜ。透明なジンの部分に橙が浸食していく、これだけで芸術点百億点。

パンダジンのライチの甘い風味に、シャルトリューズのハーブの爽やかさが入り込んでくる。味ががらりと変わるというわけではないのが、また尊い。匂いを嗅ぐと華やかですっきりとした香り。寧ろそうなんだよなぁ華やかになるのがあまりにも「癖」。お前の狂い咲き乱れる様は美(鬱く)しいのよ。

けれど飲み進めているとシャルトリューズ由来のハーブの苦味がどんどんと増していって、甘さと優しさの中にもそれでも一口であ、これはアルコールがつよいとわかる感じがある。柔な男の味ではない、兄貴の為なら手を汚すことも厭わない男の味。そうだねこれはお前だね潤也さん。おねえさんが「度数強めのお酒なので」とチェイサーを出してくれることすらエモエモでした。これは確かにチェイサーが要る。お前という男を味わうには、その狂気とも紙一重な愛情を味わうにはチェイサーが必要だ。しんどい


そして問題の兄貴のチェリー。鷹のピンで止められた兄貴のチェリー。発狂寸前になりながらもえいと口に運べば、甘くて蕩けるような味がしました。兄貴の涙と歓喜で潤んだ瞳、喉を反らせて喜悦る兄貴の味だな。潤也さんが口づける場所の味。貪り食う味。こんな甘い兄貴ならそりゃ潤也さんガブガブしちゃいますよね、と思考回路が完全にそっちの方向に行きかけました。おれは全然普通(通常運転)だよ。

さらに問題は味だけにとどまらず。


奇跡、起きる。


残りのカクテルが少なくなってきたので、脚の長くてすけべな(語弊)グラスを顔に近づけて呑んだときのこと。


おれ「潤也さん…………そこに"居る"……」


先立って手首につけていた推し香水の、あの蠱惑的なのに仄暗さも帯びたラストノートがシャルトリューズの味と一緒に流れ込んできてしまい、瞬間思考停止するおれがいました。優しくてほろ苦く仄暗い残り香と、最後の方になってかなりアルコールの主張が激しくなってきた、すなわち単行本10巻あたりの凄烈さを見せ始めたカクテルの味が合わさった瞬間に、間違いなくそこに潤也さんが居ました。おれの手首に、カラダに潤也さんが居る。安藤潤也という男が、確かに生きている。


漫画越しに見守ることしかできないはずの男は。
その瞬間、すべての魔法が絡みあって、おれの世界に「実在してました」。


おれ「潤也さん………(しんどい)」


この経験を、おれは限界オタクとして一生忘れないと思います。推しが生きている、息をしているという実感を、この半年で味わったことのないレベルで実感できた最高の一瞬。たとえ限界オタクの見たうたかたの夢だったとしても、あの時確かに感じた推しの息吹は、奇跡でしかありませんでした。


推しててよかった。
おれの推しを、推し続けてよかった。
これからもずっと、お前を推し続けていきます。早く(兄貴と)結婚してくれ。


それはそうとて万が一ですが公式様。
これはただの限界オタクの戯れです。

今年こそ、今年こそ。全裸でアニメ化をお待ちしておりますので何卒よろしくお願いいたします。全人類キメてほしい。キメよう。薄幸美人系おかんな兄貴と忠犬もとい猛犬なワンコ系弟の生き様に頭を焼かれてほしい全人類。潤安はいいぞ。


また手軽に狂えるので、大阪に来られましたら是非推しカクテルに挑戦してくださいませ。奇跡が起こるやもしれません。おれも次は原作軸の潤也さんを呑みに行きたいと思います。(反省してない)



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