ドル円予想 8月16日
■ドル円予想今日の日足チャート
ドル円の日足チャートから見てみます。ドル円日足では、4本前の巨大陽線以降、徐々に高値を切り下げ安値も切り上げていることからボラティリティが縮小傾向にあり、レンジ状態になっていることが伺えます。しかしながらマクロ的に見ると機関投資家も注目し唯一移動平均線では強力な壁として機能するとされる紫200MAよりも遥か下に現値が位置し、また赤線20MAもきれいな右肩下がりで、更に一つ前のチャートパターン「フラッグ」帯よりも1段階下げていることから下降トレンドになっているものと予想されます。現在では赤線20MAまでの回帰の上昇途中であると思われますが、強めと思われるドル円106.646円のラインで何度も頭を抑えられていることから素直に赤線20MAまで到達できない状態になっているものと予想されます。そのため赤線20MAがもう少し下へ降りてきて現値が到達すれば再び下方向へ下落が再開されるものと思われます。