Azure仮想マシンのサイズ変更時の注意点
今日は、Azure仮想マシンのサイズ変更時の注意点についてまとめていきます。
仮想マシンサイズ変更時の注意点
サイズ変更時の注意点は以下の通りです。
1. 既存のVMのサイズと変更後のサイズによっては、VMの割り当て解除が必要
2. 一時ディスクの有無を変更できない
以下、実際に変更しつつ見ていこうと思います。
1. VMの割り当て解除が必要なケースがある
既存のVMサイズと変更後のVMサイズの組み合わせによって、VMを割り当て解除する必要があるケースがあります。
これは、実際にAzure Portalでサイズ変更画面を見るとよくわかります。
例えば、以下の画面は、VMサイズがStandard E2as v4のVMを起動中に変更できるサイズです。(日によって出力される内容が変わるケースがあります)
・Dシリーズ(v2, v3, v4, v5)
・Bシリーズ
・Eシリーズ(v3, v4, v5)
・Fシリーズ など
が選択可能です。
次にVMを割り当て解除した後のサイズ変更画面です。
AシリーズやFシリーズなど、VM起動中には選択できなかったものが増えていることがわかります。
2. 一時ディスクの有無を変更できない
次に、一時ディスクの有無で選択できないサイズがあるという点です。
こちらは、Azureの公式ページにもFAQとして書かれています。
実際に、先ほどデプロイした仮想マシン(一時ディスク有りのE2as v4)を一時ディスクなしのモデルに変更可能かを試してみます。
実際に、一時ストレージありのサイズしかサイズ変更先の選択肢に出てこないことがわかります。
まとめ
このように、Azureの仮想マシンのサイズ変更を行う場合、いくつかの注意点がありますので、自分のVMがどういったモデルなのかをきちんと確認して、変更先のVMを見繕いましょう。