”妖怪自転車小僧”『本当に「ほんとうにあった怖い話」』シリーズ。

イボナッツです。

先日に、妻が生まれて初めて
UFOを見たということで、
軽く嫉妬しています。
一つ上の次元に先に行かれた気がします。

さて、
私は都市伝説など含む怖い話が大好きです。

都市伝説に関しては、
Mr.都市伝説 関暁夫さんの
一連の動画、書籍は網羅して
テレ東の有料動画に課金して視聴してしまう
くらいには好きです。

ですが、一番好きなのは
本当に「ほんとうにあった怖い話」を
聞くことです。

怖いかどうか、
いいオチがあるかどうかは二の次で
その話に「実話感」があることが
もっとも重要だと思っています。

なので、
階段師の話が上手い人とされている
方々の話を聞くと、
妙にこなれた感があるので
興ざめしてしまいます。
むしと、軽くぶん殴りたくなります。

話が上手いかどうかはどうでもいい、
本当の話、実話を聞きたい。

そんなこんなで、
夏も終わりに差し掛かった今日は、
私の実体験、正確にいうと
間接的な実体験の
『本当に「ほんとうにあった怖い話」』を書きます。

題して「妖怪自転車小僧」です。
めっちゃ怖そうなタイトルですが、
よろしければ最後までご覧ください。

私が大学１年生の時の話です。
Iくんという、同じ学科の
知り合い以上友達以下ぐらいの友達がいたのですが、
Iくん含めた知り合い以上友達以下の何人かで、
怖い話を披露し合うみたいな
流れになりました。

まずは、そのIくんから聞いた話を書きます。

Iくんには漫才師を目指している
女友達がいるそうなのですが、
その子が相方と２人で夜の公園で
漫才の練習をしていたそうです。

それはとても小さい公園で、
公園の中央には街灯が立っており
その灯の下でネタの打ち合わせをしていました。
ネタ合わせも佳境に入ったころ、
どこからともなく子供の声で
「あははは、あははは、、」と
笑い声が聞こえてきたそうです。

２人は「え、なに！？」とびっくりして
ネタ合わせも中断してオロオロしていたところ、
公園の入り口から小学生くらいの男の子２、３人が
ものすごい勢いで笑いながら自転車を漕いで
入ってきたそうです。

２人がびっくりして身動きできないでいると、
その男の子たちが２人のいる中央の街灯を中心にして
「あははは、、」と笑いながらぐるぐる回り始めたそうです。

その輪がどんどんどんどん小さくなって来て、
このままだと２人にぶつかるんじゃないかと
思うくらいまで輪が縮まったかと思うと、
またその輪が次第に広がっていき、
そのまま、入ってきた公園の入り口から
「あははは、、」と笑いながら
勢いよく出て行ったそうです。

その時は、

「なんだその怖面白い話！」

と思って聞いており、その場にいた
知り合い以上友達以下ぐらいの友達たちと
まあまあ楽しい時間を過ごして終わりました。

そして約２年後、
私は大学３年生になりました。

私は音楽サークルに所属しておりましたが
その時もどういうわけか
また何人かで、
怖い話を披露し合う場面になり、
一人ずつ話をしていくシチュエーションになりました。
（そんなことばかりしていたわけではないのですが…）

その中で、新入部員として入って来た女の子が
こんな話を始めました。

深夜にコンビニでアルバイトをしており、
夜中の１時頃にバイトが終わって
帰宅していた時のことです。

帰宅途中にはいつも
神社の横の道を通って帰るそうなのですが、
その神社が少し騒がしかったので
ふと目をやると、
神社の中に設置してある赤い鳥居の周りを
自転車に乗った小学生くらいの男の子が２、３人、
「あははは、あははは、、」と
笑いながらぐるぐる回っていたそうです。

あまりの異様な光景にその女の子は
怖くなり、猛ダッシュで家に向かったそうです。

…もちろん、私は先述のIくんから聞いた話は
まだしておりません。。

その話が終わり、その女の子へ
「実は俺も２年前に、、」とIくんから聞いた
公園に入って来た自転車の男の子の話をしました。

その女の子を始め、全員超怖がってました。

夜中に人気のない神社で
異様な光景を見たその女の子は、
あまりに怖くなったので
夜中にもかかわらず友達に
「今神社の鳥居の周りに男の子たちがいて…」と
思わずメールをしてしまったそうです。

実際に送ったメールを見せてもらいましたが
確かに深夜の１時頃に
気が動転して送ったようなメールでした。

世の中には、
深夜にぐるぐると町のどこかを回る
「妖怪自転車小僧」なるものが
いるのかもしれません。
あなたの町にももしかしたら。。

いかがでしたでしょうか？
魔が差して最後に無理やり
怖い話っぽい終わり方にしてしまいましたが、
私としては、全く別のところから聞いた
２つの同じような話だったので
なかなか「実話感」がありました。

この話は知り合いに今まで何度も
したことがありましたが、
始めて文字に起こしました。
記事を書いている間、
なんか怖くなってきてしまいました。

基本、怖い話、都市伝説大好きなので
これからも実体験も交えて、
なるべく本当だろうと思う
『本当に「ほんとうにあった怖い話」』
を書いていきたいと思います。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。
※文中で使用している画像はイメージです。

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