[45]洗濯機で排水できない時の3つのチェックポイント(日立ビッグドラム C02エラー)
お疲れ様です!
洗濯機で排水できない、、
先代の洗濯機で一度あり、その時は排水口にヘアピンが引っかかっていたのが原因でした。
その後ドラム式にしてからは今回が初。
機種は日立のビッグドラムBD-SG100 2017年製。
それもタイミング良いか悪いか金曜の朝。
「C02」(排水できない)エラーが止まらない。
糸くずフィルターは問題なし。
これから仕事なんだが、この目の前のびっしょびしょの
大量の洗濯物と途方に暮れた嫁を放置、、できるわけないですね(笑)
仕事的には問題ないので突発有休を。
大雨の中、とりあえずコインランドリーに走り、洗濯~乾燥は任せた!
(1100円x2回)
まずは排水口のチェック。
意外にも綺麗だが、、ヘアピンも無い。
もう1回給水して排水しようとすると
「C02 ピー ピー ピー」
あれか、CO2(二酸化炭素)出し過ぎ警報か!
何てこと言ってると嫁の機嫌が悪くなっていくのでやめておこう!
次に見るのは排水ホースの根元~途中。
はぁ、洗濯物傾けなきゃだぁ
カオス、、もはや事故現場
?ホース中も詰まりは無い、、あとは何だ?
ググってみると、
「排水弁」とやらに汚れがあるかも と。
うむ、確かに怪しい!詰まり易そう。
弁下のホースは問題なし。
排水弁ってこんな構造してるのかぁ
さすがにこの型式ズバリのものはネットで見つけられなかったが、雰囲気似てるのでまぁOK!
この奥に黒いパッキンがあり、それをモーターで前後させている。ステッピングモーターかな?
サーボではないでしょうね!
他社製のは緩めるのがめちゃ硬いらしくプライヤー必須らしい。
これも硬そうだがモーメントはかけられそうなので素手で頑張ってみる。
確かにめっちゃ硬いが、回した後に抜ける溝があるので
回し方向に迷いは無し!うりゃ!外れた!
もういっちょ奥も回さなきゃいけない
ついに排水弁のボスとご対面、、
根元にごってり汚れ、、!! これか!?
これであってくれ、、汚れ拭き拭き。
さっき必死に回して分解したところをまた必死に回して組立てるのかぁやるしかない。
翌日筋肉痛必須の組立工程を経て、再起動。
「C02 ピー ピー ピー」
、、もう分からんぞ!?
なんだ?モーター回ってないのか?
いや、ゆっくりだがちゃんと回っている。
動き難い感じは無く、ゆっくり確実に回っている。
マジで分からないのでとりあえず出張修理予約。
日立はWEBで受付してくれるが、即日ではない。
6年経っているし寿命、、にしては早いなぁ
でも1日3回とか動かしてるからこんなもんか?
買い替えると25~30万円、、痛い!
コインランドリーよりかはマシだが。
しかし納得できない。
1つ気になったのは排水弁下のホースを
一度引っぺがした後、ポタポタ漏れるようになったこと。
ってことはやっぱ水が排水ホースに溜まっているのか?
排水ホースをプニプニすると水が入っている様子。
じゃぁやっぱ排水口?いやいや確認したし!
念のためもう一度OPEN。
ホースの中はやはり問題ない。
ジョイントの中、、何かモヤっとしたものが、、
そー言えばジョイントの逆から中は見てないかも、、
工具を突っ込み抜いてみると、、スポンッ
ドス黒いの出た! これかー!!
ジョイント奥の微妙な位置に詰まってたんですね。
主要因としては排出ジョイントのコーナー部に詰まった汚れの塊でしたが、
今回の件で、排水ホース・排水弁の構造/分解方法が分かったので、あと数年以上は使えるでしょう!
故障する前に子供が大きくなって洗濯物が増えて、嫁が買い替えたいと言い始めるのが先でしょう(笑)
それまでに積立が必要ですね!
その前に冷蔵庫 買い替えが順番待ちしてますがね!
<C02 排水できない時のチェックポイント>
①排水口
床側だけでなく、ジョイント中もチェック
特にLになっているところが柔らかいゴムで滑り難く、汚れも蓄積され易いものと思われます。
②排水ホース
意外と外すのが大変。洗濯機本体を傾ける必要有。
③排水弁
基本的には手を出さないほうがいいです(笑)
今回は気合で何とかなりましたが、めちゃ硬く、元に戻すのも大変。
メーカー修理依頼のほうが安く済むかも。
この3点見ても排水できない場合は、排水弁自体のモータが動かないとか
電気的・制御的な問題の可能性があり、その場合はさすがに修理費も跳ね上がり
本当の買い替え時期かもしれません。
今回は「糸くずフィルター」を信用した「思い込み」が
発見を遅らせてしまったのかもしれませんね!