11日目 絶体絶命の危機
朝起きると、テレグラムには
シャーマンからボイスメッセージが入っていた。
2分ほどのメッセージには
リラックスした慈愛ある声で、
シンデレラの魔法はもう解ける
という内容が入っていた。
おとといの、イボガの華麗なる洗礼。
イボガのセレモニーでは、
覚醒前の、ぼんやりした意識状態でだけ
感じられる胸の痛みと、泣くのを我慢している
感覚が、覚醒時でもむき出しになっていた。
イボガの魔法が徐々に薄れていく。
舞踏会はもう、お開きなのだ。
…量子瞑想しなければ。
今日こそは絶対に、
決着をつけなければならなかった。
明日は月曜日だ。
こんな状態では会社に行けない。
絶体絶命の危機。
それにしてもこの感覚。
どこかで知ってる…
なんだろう
量子瞑想すると、30代の記憶が蘇った。
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