見出し画像

ステートメント〜ibohashiへの作品感想文〜

今回は仕事で知り合った知人の方に
お願いして私の作品のコメントを文章に
起こして頂きました。

私の作品は水彩画がメインで
青、紫、エメラルドグリーンなどの寒色系を
得意としております。

今回ステートメントは『個展や何処かで活用して下さい』とのことでしたが『折角作ってもらったんだからもっと皆んなに見て貰いたい!』と思ってnoteに記載させて頂きました。

まずはじめに
今回依頼した知人の方は、社会人になった今も小説作り等に励んでおられます。何度かお話させて頂く機会があり、一年くらい前に『今度プライベートで飲みましょう✨』なんて約束をしつつ、なんやかんや色々あって先日一年越しに念願の会を開きました。
その会で色々話していく中で、ものの見方考え方に深く共感する部分があり、私の作品に対する感想分のご依頼をさせて頂きました。

それではどうぞ。




色は道しるべ

わたしたちの身の回りには色があふれている。空にうかぶ雲、山にならぶ木々、海にしず む夕陽、もしも色に「ふるさと」と呼べる場所があるとしたら、それは自然なのかもしれな い。火のように燃え盛る赤には熱さがあり、水のようにきらめく青には冷たさがある。色は 自然と手をつないでいる。わたしたちが世界にふれると、世界は色とともにわたしたちのも とへやってくる。
そして、色はわたしたちとも手をつないでいる。たとえば街を歩くと必ずといっていいほ ど信号を目にするだろう。当たり前かもしれないが、いつからか、赤は止まれで青は進めだ。 その色の「ふるさと」は自然というより、わたしたち自身の中にあるナニカと手をつないで いて、そこからやってきたのかもしれない。

これから作品にふれるあなたへ伝えたいのは、色は道しるべということだ。寒色、特に青 の使い手である ibohashi は、ここに記すことのできないほどずっと多くのことを作品で語 っている。私は決して絵に詳しくないが、青はまさにその多彩さと、発見された色のふるさ とによって暖色を思わせるほどの幅をもっている。

モチーフや線のあわいなどとともに、 「ibohashi ブルー」ともいうべきユニークな色づかいもまた楽しんでいただければ幸いで ある

参考画像
『猫と水族館』水彩画


如何でしたでしょうか?

どうしても絵を描く人間は比較的
『言葉に出来ないから絵を描く部分』があって
なんとも言えない気持ちを絵に込めて作品として表現しています。

だからいざ作品を説明するとなると日々の
やり方や表現方法といったプロセスは言葉で説明出来ても、なかなか想いを上手く説明出来ない。

『勇気がでるようなぁ〜』とか抽象的なことは言えますが、それ以上深い話しとなると中々難しいです。

そう言う意味ではアーティストにとって
作品をちゃんと自己解釈し皆んなにわかる様に噛み砕いて『文章化』してくれるのは本当に有難いです。

この場を借りて御礼申し上げます。

ibohashi


また此方は
製作者さんのnoteリンク先です♪
良かったら覗いてみて下さい!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?