![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/96584206/rectangle_large_type_2_d26ae5de35037ff262704352d3d0afa6.jpg?width=1200)
ステートメント〜ibohashiへの作品感想文〜
今回は仕事で知り合った知人の方に
お願いして私の作品のコメントを文章に
起こして頂きました。
私の作品は水彩画がメインで
青、紫、エメラルドグリーンなどの寒色系を
得意としております。
今回ステートメントは『個展や何処かで活用して下さい』とのことでしたが『折角作ってもらったんだからもっと皆んなに見て貰いたい!』と思ってnoteに記載させて頂きました。
まずはじめに
今回依頼した知人の方は、社会人になった今も小説作り等に励んでおられます。何度かお話させて頂く機会があり、一年くらい前に『今度プライベートで飲みましょう✨』なんて約束をしつつ、なんやかんや色々あって先日一年越しに念願の会を開きました。
その会で色々話していく中で、ものの見方考え方に深く共感する部分があり、私の作品に対する感想分のご依頼をさせて頂きました。
それではどうぞ。
色は道しるべ
わたしたちの身の回りには色があふれている。空にうかぶ雲、山にならぶ木々、海にしず む夕陽、もしも色に「ふるさと」と呼べる場所があるとしたら、それは自然なのかもしれな い。火のように燃え盛る赤には熱さがあり、水のようにきらめく青には冷たさがある。色は 自然と手をつないでいる。わたしたちが世界にふれると、世界は色とともにわたしたちのも とへやってくる。
そして、色はわたしたちとも手をつないでいる。たとえば街を歩くと必ずといっていいほ ど信号を目にするだろう。当たり前かもしれないが、いつからか、赤は止まれで青は進めだ。 その色の「ふるさと」は自然というより、わたしたち自身の中にあるナニカと手をつないで いて、そこからやってきたのかもしれない。
これから作品にふれるあなたへ伝えたいのは、色は道しるべということだ。寒色、特に青 の使い手である ibohashi は、ここに記すことのできないほどずっと多くのことを作品で語 っている。私は決して絵に詳しくないが、青はまさにその多彩さと、発見された色のふるさ とによって暖色を思わせるほどの幅をもっている。
モチーフや線のあわいなどとともに、 「ibohashi ブルー」ともいうべきユニークな色づかいもまた楽しんでいただければ幸いで ある
参考画像
『猫と水族館』水彩画
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/96600756/picture_pc_e835301b20e039337ac62bfba55fd2b7.png?width=1200)
如何でしたでしょうか?
どうしても絵を描く人間は比較的
『言葉に出来ないから絵を描く部分』があって
なんとも言えない気持ちを絵に込めて作品として表現しています。
だからいざ作品を説明するとなると日々の
やり方や表現方法といったプロセスは言葉で説明出来ても、なかなか想いを上手く説明出来ない。
『勇気がでるようなぁ〜』とか抽象的なことは言えますが、それ以上深い話しとなると中々難しいです。
そう言う意味ではアーティストにとって
作品をちゃんと自己解釈し皆んなにわかる様に噛み砕いて『文章化』してくれるのは本当に有難いです。
この場を借りて御礼申し上げます。
ibohashi
また此方は
製作者さんのnoteリンク先です♪
良かったら覗いてみて下さい!