【IBMxモノづくりDX】特許読解時間を45%削減!新規事業展開の経営判断にも!AI特許分析のススメ
こんにちは。IBMにて製造業のお客様向けのデジタルマーケティングを担当している在津(ざいつ)と申します。
近年、モノづくりDXの必要性が叫ばれております。
企業としては、自社ならではの技術を活かした迅速な研究開発の実現と、それによる新規事業創出を目指したい一方、
研究者の方の限られたリソースが、事前の特許読み込みやその分析に多くの時間を使われてしまっているのが現状ではないでしょうか。
本日はそのような課題を解決するAI 特許分析の成功事例と成功を支えるAI技術をご紹介いたします。
事例:AIの活用で特許の読解時間を45%削減(昭和電工様)
AIによって複雑な特許情報の依存関係を構造化し、技術者に視覚的に示すことで、特許1件当たりの読解時間約45%短縮を実現。
効率的な研究開発の実現と、他社権利侵害リスクの低減が期待されます!
経営判断を支える AIを活用した知財動向予兆分析(日本ゼオン様)
AIによって10万件以上の複雑な特許データを解析することで、市場や需要、技術トレンドの予兆を的確かつ迅速に捉えることが可能に。
適切で質の高いテーマ選定や「ものづくり」に繋がるアイデア導出の実現と、自社と親和性が高い特許の発見や、新規事業を展開するマーケットの割り出しなどが期待されます!
企業の特許分析成功を支えるIBMのAI "Watson Discovery"
IBMのAI "Watson"シリーズの一つである「Watson Discovery」(以降,WD) の技術が上記事例の実現を支えています。
WDはオンプレやクラウドを問わずに利用可能なテキスト分析・検索AIで、多種多様な大量データから適切な情報や関連性を抽出し、ユーザーの意思決定を支援します。
人間が日常的に使っている自然言語での検索や、文章のメタ構造を機械学習できるなど、高度な機能を有し、各調査会社によって分野のリーダーにも位置付けられました。
一方で、高度なITスキルを持たないユーザーでも簡単にWDを使いこなせるように、米国拠点の開発チームが日本のお客様を訪問し実業務を体験するなどし、UIの再設計も実現しております。
Watson Discoveryの開発秘話はこちら!
Watson Discoveryの詳細は下記からもどうぞ!
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