2024年記事の総括。来年のAPM、Observability市場に備えよう
早いもので2024年11月14日から投稿を開始してきましたが、年末ということで早速総括となります。APM、IBM Instana Observabilityについて紹介を続けてきておりますが、閲覧されている皆さまに感謝を述べさせていただきたく存じます。
いつもありがとうございます!
まだまだ記事が少ないながらも、APM、Instanaについての興味を抱いていただいていることを実感しています。
本記事は年末の総括の記事ということで、3つの内容に絞ってご案内したいと思います。
どうぞ、本年最後の記事もお付き合いください。
※この記事は7分で読めます。
本年1番読まれた記事をご紹介
本年の2ヶ月の間に、最も読まれた記事をご紹介します。週単位の閲覧数で最も良かったものをご紹介します。
本年はどの記事が最も読まれ、みなさまの興味を引き付けたのでしょうか?
1番閲覧数が多かった記事
”伸びるDevOps時代に、APM活用戦略を建てる!スピードと品質を両立させるには”です!
https://note.com/ibmj_csm/n/n115915a2eb51
上記の記事が最も閲覧されました!
DevOpsとAPMの関連を知ること、DevOpsのあり方にどのようにAPMが関わるのか、に着眼しています。これからさらに伸びていくDevOpsへの興味や期待感を持っている、閲覧された方はそのような感情を持っているのかも知れません!
来年最初の記事である、SREはDevOpsにも関連する内容ですので、DevOpsとSRE、そしてAPMの3つの柱の理解が、今後の開発保守運用を牽引する知識になると言えるでしょう。
再度記事をご覧になりつつ、今後の展開にご期待ください!
資料について、再度こちらでもご案内いたします
隔週木曜日は、Speaker Deckにて、資料を投稿しております!
リンクはこちらからどうぞ。
https://speakerdeck.com/masaaki_k
2024年12月19日の記事では、ゴールデンシグナルとメトリックについての資料でした。2025年01月16日はInstanaにおける、ダッシュボード、メトリック、アラート通知について取り扱う資料となります。
また、IBM Instana Observabilityについて、試用してみたい方のための資料も作成しています。
try Instanaのリンクから、どのように試用する事ができるのか、お試ししたい方のために、流れをまとめています。動画でも展開予定ですので、APM製品を試したい、InstanaのUIについて習得したい方はぜひご覧ください。
来年最初の記事はどのようなテーマ?
2つ目の内容として、来年の記事についてお話ししていきます。今後も継続して記事を投稿し、APMに関連する内容を合わせて紹介し、マガジンに追加します。
2025年は、どんな記事から始まるのか見ていきましょう。
APM製品の記事では、SREとAPMの関連で年始を飾ります
2025年01月09日の記事は、SRE(サイト信頼性エンジニアリング)とAPMの関わりについて説明いたします。
SREという方法論とAPMの関連の紹介です。
SREはソフトウェアを利用して、ITシステム維持のタスクを自動化することが目的です。また、サービスレベルという指標が定義されており、それらを見ていくことで開発者、運用者、関連する人々が品質を維持しつつ、各々の仕事を進めることができます。
SREはDevOpsとの関連もあり、上記、1番読まれたDevOpsの記事と合わせて読むことで、効果的に理解を深めることができるでしょう。
来年はCSM、その他製品の動画紹介記事、事例を取り扱います!
来年も毎週木曜日には、APM関連の記事がアップされていきます。APM-Insnata記事まとめのマガジンも作成したため、継続的に増える記事にもご期待ください。
そして、それ以外に始動するのが、動画紹介記事、事例の紹介です!
動画紹介記事では、動画作成者による動画の紹介、あるいは、見るべきポイントを文章化して理解を深めてもらうことが可能です。
また、事例の紹介では、お客様とCSMの活動の紹介を行います。
製品とコラボレーションしたことで、お客様が得られた結果やCSMと協業したことの利点、想いが掲載されます。2024年中にも掲載予定ですので、動画紹介、事例紹介、どちらの記事にもご期待ください!
2025年のトレンドの予測について
3つ目の内容は、トレンド予測についてです。こちらはGartner様からの記事を参考にさせていただいております。
その中でも注目するべき、トレンド5:インテリジェント・アプリケーションとトレンド6:最適なインフラストラクチャの項目についてピックアップしてお話しします。
2025年はインテリジェント・アプリケーションの流れ
Gartnerのトレンドによれば、インテリジェント・アプリケーションの流れが今後も続いていくことを示唆しています。
これはAPMのような、AI/MLによるインテリジェントな意思決定を行うアプリケーションも含んでいると考えられます。最適なインフラストラクチャの項目がそれを裏打ちしていると見れるでしょう。
インテリジェント・アプリケーションとは、何も生成AIだけではありません。自動化するものごと、そしてそれらのアプリケーションがインフラストラクチャを最適化する。企業はコストを削減し、さらに別の効果的な物事へ投資することができると言えます。
ここに今後のAPM製品の進化が関わってくることが期待されます。より一層の自動化、高度化の流れとなるでしょう。私たちはその流れに乗り遅れないよう、ご案内を続けていきます。
参考:https://www.gartner.co.jp/ja/newsroom/press-releases/pr-20241205-io-trend
今後も市場は大きくなることが予測されています
APMの導入は今後も増えていき、市場は大きくなっていきます。つまり利用する企業は増えていくということです。
導入していない企業と、既に導入した企業では、リスク低減や経費削減に差が生じ始めてくるでしょう。
効率化、SRE、DevOps、そしてAPMが関わり合うことで、コスト削減、信頼や安定したアプリケーションの提供、エンドユーザーからの期待が得られるでしょう。
本年の振り返り。締めくくりのご挨拶
私たちは、カスタマーサクセスとして活動しています。
お客様とは、対面している方だけでありません。このnoteを閲覧していらっしゃる方も、将来的なお客様であり、もしかすると、既にご利用いただいているお客様もいらっしゃるのではないでしょうか!
もちろん直接的な関わりがないかも知れません、noteの記事を読んでいただくことで、間接的にお役に立てたということがあれば幸いです。
また、カスタマーサクセスはお客様の成功に対して、能動的に行動して参ります。
事例の紹介によって、それらの想いを少しでも感じていただき、機会を得た際には、製品の活用、お客様の目指すゴールに並走して、ご支援できればと考えております。
本年もありがとうございました。
来年もよろしくお願いいたします!
執筆
日本アイ・ビー・エム株式会社
テクノロジー事業本部
カスタマーサクセスマネージャー
小石川 将晃