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ローカル(高知)な経営者の呟き

全国のビジネスパートナー様を担当しているチームだからこそお届けできるコンテンツ「社長のつぶやき」

今回は株式会社アイビス 武田 恵様に寄稿いただきました。

<お名前>
武田 恵 (たけだ めぐむ) 様
<ご経歴>
1966年生、大学卒業後、照明器具専業メーカー[オーデリック(株)]に14年間勤務。
2004年、東京から高知に戻り、アイビス専務取締役就任、
2008年、代表取締役社長に就任し現在に至る。
<ご趣味>
自転車(+簡易な料理)、オープンドライブ(車)、茶道(江戸千家)、動画(遊びレベルの制作)、写真、他

今も新米経営者のつもりでいるのですが、気が付くと18年近くもローカルの中小IT企業経営に携わっていることになります。地元に戻ることはないとの覚悟で上京し就職していたのですが、紆余曲折と偶然があって、思いもせず"まさか"の2代目経営者となり今日に至ります。

今思えば、こうした経験は逆に良かったのかもしれません。そのおかげで、社員、経営者の両方の考えや気持ちも多少わかるつもりではいますが、そもそも経営の仕事が大変と言われるのは(個人補償という実質無限責任となる問題は別にして)、やはり日々矛盾を含んだ事柄について、決断をしていかなければならないところにあるように思います。通常に正・誤、右・左と論理的に判断できる問題は現場の優秀な社員が正確に判断をするでしょうから、経営者のところに上がってくるのは、だいたいの場合、高度な矛盾を含む判断が難しい問題だったりするので厄介です。これに加えて金策の問題が絡みますから、まあ、経営というのはストレスフルな仕事であることは間違いないでしょう。

そんなストレスフルな環境も、(中小企業等の)創業者であればその狂気とカリスマで吹き飛ばしてしまいますが、正気でカリスマの無い2代目等ではなかなかそうもいきません。精神衛生を保つための息抜き(趣味他)が大変重要になってきます。ということで、最近のマイブームの「お茶(江戸千家)」を趣味の一つとして紹介させてください。

ご存じの通り、茶道は枯れた美意識での総合芸術とも言えるもので、季節や趣向に合わせた点前作法、お道具、和菓子等、が新鮮で実に面白いです。季節に敏感になり感性が豊かになります。また、床の間に飾られる掛軸に書かれた禅語が、季節感のあるものの他、経営的な示唆に富むものもあり強力なヒントや気付きになったりします。お稽古などで抹茶をいただく際、カフェインもあるせいか「ハッ」と覚醒させられる気がします。

「一期一会」
「日々是好日」
「一華開五葉」
etc.

コロナ禍も含めていろいろと困難がある現在にあっては、
「本来無一物 」

→そんなに執着しなくても、もともと、なんにも持ってなかったでしょ?と。これなどは心に染みます。

経営者視点で見れば、困難な状況にあっても覚悟が決まり心が自由になりますね。
お茶には免疫力強化や殺菌作用があるとも聞きますので、たまには抹茶で一服し禅語に親しむのもよいかもしれません。

実は「Gopro(アクションカメラ)での動画撮影・編集」にもハマってまして、これを自作PCのMint(Linuxのディストリビューションの一つでUbuntu派生)上のOpenshotというフリーソフト(OSS)で編集して楽しんだりしています。Youtuberもどきのお茶紹介動画のリンクを貼っておきますので、お時間のある方は見て笑っていただければと思います。(約7分)

その他、コロナ禍でも楽しめる「ロードスターでのオープンドライブ」や「ツーリング自転車でのサイクリング」等のマイブームも現在あり、ご紹介できないのが残念ですが、コロナ禍でも息抜きの趣味(遊び)はいろいろとありますので、気分転換の一つとして皆様の参考になれば幸いです。
よい気分転換ができると、よい成果がだせる"かも"しれませんよ(笑)

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