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アニメ業界の救世主!?人物の動きをよりリアルな描写に!!|業界別ボリュメ活用のすゝめvol.1
*本記事ではキヤノンのボリュメトリックビデオ技術を「ボリュメ」と略してご紹介しています
この記事の目的
ボリュメトリックビデオの可能性はわかったけど活用法がわからない、というお悩みありませんか?
こんにちは、マーケチームのヌマです。
本noteでは以前「ボリュメの基本のき」と題して
ボリュメトリックビデオ技術の仕組みや、活用方法などをご紹介しました。(※まだ読まれていない方はぜひ一読ください!)
ただこちらの記事を読んでいただき、
いざボリュメトリックビデオ技術、略してボリュメを活かした作品づくりをしよう!と思っても、以下のお悩みをお持ちではないでしょうか?
ボリュメで撮影したら2Dや3Dなどいろんな活用ができるとわかったけど自分の分野(業界)で使うイメージがわかない
ボリュメの立体感・リアルさはARには活用できるかもしれないけど、他に転用できるのか
そこで、この記事では業界別におすすめのボリュメ活用方法をご紹介します!(業界ごとに今後連載予定です、お楽しみに!)
アニメ業界の方向け!ボリュメはこう活用できる!
記念すべき第1回目の今回は・・・
アニメ業界
向けの活用方法のご紹介です!
まずはこちらをご覧ください!
![](https://assets.st-note.com/img/1707296226482-2E7vmQG8lR.png?width=1200)
リアルな人物の描画だと思うのですが、
実はこちらはボリュメで撮影した映像をもとに作成したものになっています。
つまりボリュメでは撮影したデータをもとにした作画制作に活かすことができる、ということです!
作画の手本にボリュメを使ったほうがいい理由
ボリュメの特徴として、
現実をリアルなまま空間として保存できる=データ化できる
360度自由視点で好きな角度からデータを確認できる
という特徴があります。
つまり
「現実をリアルなまま空間として保存」
→実際の人間の動きをデータとして作画の参考にできる(しかも髪や洋服の動きまで!洋服にセンサーを付ける必要・特殊なスーツを着用する必要がないので自然な動きがわかる!)
「360度自由視点で確認可能」
→作画にあわせて好きな構図を1つのデータで確認が可能(急な構図変更にも対応できる!)
というボリュメの特徴とアニメ制作はとても親和性の高いものとなっています!
実際の撮影風景
実際に撮影を行う際には、演者の方にスタジオに出向いていただき撮影します。(撮影は1回でOK)
![](https://assets.st-note.com/img/1707297587812-oy355OMZbe.png?width=1200)
撮影したデータは下の画像のように背景のないデータとしてお渡しできるので、好きなタイミングで動画をとめたり・好きな角度で確認したり、、
今までになかった作画のためだけの素材をご利用いただけます!(データは人ごとに分割してお渡しすることも可能です!)
![](https://assets.st-note.com/img/1707297625330-8NdPaiDciQ.png?width=1200)
ボリュメを活用することで難しいダンスシーンや戦闘シーンの作画のクオリティがアップします!
実際にボリュメを使用したアニメはあるの?
2023年の放送されたアニメでは、ダンスのシーンをボリュメで撮影したデータを元に作成されました!
利用された方からは以下のようなコメントをいただいています!
作画のガイドとしてはとても便利!!
ダンスをされている方がご覧になっても、スムーズな仕上がりになっていたそうです!!
是非皆さんもボリュメを活用したアニメ制作を検討されませんか?
お問い合わせ先
関心を持っていただいた方はぜひお気軽にお問合せください!
以下お問合せフォームにてお願いいたします。
まとめ
今回ご紹介した内容は以下です!お問い合わせお待ちしております!
ボリュメをアニメ制作に活用する際には「作画ガイド」としての利用がおススメ
人間の動きがリアルな映像として手に入る
360度好きな視点で見ることができるので急な構図変更にも対応できる
人間の動きだけでなく、髪や洋服の動きの参考にも!