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クラウドネイティブ環境の運用・監視に必須!! - IBM Observability by Instana APM

以前こちら↓の記事で、今日の複雑化している企業システムの運用・監視において、これからは可観測性を実現するアプリケーション・パフォーマンスを監視(APM)していくことの必要性をご紹介しました。

解決!! クラウドネイティブ環境の運用・監視

この記事では、IBM が提供するアプリケーション・パフォーマンス監視ツール、IBM Observability by Instana APM (以下Instana)  の特徴についてご紹介します。ぜひ最後までご覧ください!

Instana は、複雑化したシステムが生成する様々ななデータを自動的に収集・解析することで、「今、システムで何が起きているのか」を監視・可視化することができるソリューションです。

この記事では、Instana の特徴の1つ、様々なプロセスを”自動化”していることをご紹介したいと思います。

従来のモニタリングツールの多くは、各環境で利用されている言語やプログラムにあわせて、事前の導入と構成に多くの時間をかける必要がありました。このようなアプローチではダイナミックに変化しつづける環境には追随していくことは困難です。

その一方で、Instana は監視対象のホストにエージェントを導入すれば基本的な導入・構成の作業は完了します。1台のホストに対して1つのエージェントを導入すると、そのホスト上で稼働している全てのテクノロジーをエージェントが自動で検知し、それに対応したセンサーを自動的にロードして監視を開始します。

現在Instana は、OS、言語、ミドルウェア、クラウドサービスなどの200以上のテクノロジーに対応しています。Linux などのOS から、Kubernetse などのプラットフォーム、Java やNode.js、Go といったランタイム環境、Nginx やTomcat、Liberty やJboss を始め、Kafka、MongoDB、Redis といった ミドルウェア、AWS RDS や AWS Lamsda などのクラウド・サービスなど に対応しています。

例えば、Java アプリケーションが Kubernetes 環境で稼働していれば、Linux のホストから、Kubernetes、Docker,Java,、Liberty といったミドルウェア、SpringBoot といったフレームワークまで多様なセンサーがロードされ、多層に渡って監視が行われます。

なお、Instana は、クラウドネイティブ環境だけでなく、従来型のVM で稼働するWebSphere やWebLogic、Db2 やOracle データベースなどのセンサーも提供しています。基幹系システムのモニタリングにも対応可能です。これらのサポートを提供するコンポーネントに対して、デフォルトで監視構成が設定されているので其々の専門家でなくても開始することができます。

Instana は、環境の変化にも エージェントが自動的に対応をおこないセンサーをロードし、環境の変化に追随していくことが可能ですので、より変化し続けるクラウド・ネイティブ環境に強みがあるといえます。また、このようなエージェントは新規導入や更新すると、監視対象のコンポーネントの再起動が必要になりますが、Instanaでは再起動する必要はないため本番環境で安心してお使いいただけます。

Instanaでは、部分的なサンプリングデータではなく、すべてのリクエストをトレース、観測し、メトリックは1秒単位で収集しています。これにより、問題を起こしたリクエストを解析する際にデータとして含まれていないといったことを避けられます。

その他のInstana の特徴は今後の記事でご紹介していきたいと思います。
Instana のデモ動画もあります。ぜひご覧ください。

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Instana は、SaaS として提供するほか、システム情報をクラウドに送るのが難しいお客様に対してはオンプレミス環境への導入オプションもご用意しています。簡単にエージェントを導入することができるので、すぐにスタートできます。

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