【導入解説記事】Instanaエージェントを導入してみた!
IBM Observability by Instanaを1年目の新人が導入してみた
InstanaはIBMの提供するAPMソリューションです。
Instanaは非常に導入が簡単で、エージェントを導入するだけで監視対象のテクノロジーを検知し自動的に監視を開始してくれるという特徴があります。
では実際にどれくらい簡単に導入できるのか?これを検証するために新人が実際にエージェント導入に挑戦してみました!
導入の準備
導入にあたって監視対象の環境を用意しました。今回はRedHat Openshift Kubernetes Service(ROKS)環境を準備し、その上でサンプルアプリケーション(Robot-shop)を稼働させています。
このROKS環境にInstanaを導入し、Openshiftのプラットフォームとアプリケーションを監視してみます
※今回はOpehshiftの環境にOperatorを使って導入します
※Openshiftの操作にはOpenshift CLIのインストールが必要です。方法はこちら
導入手順
大まかな導入手順は以下の通りです
ターミナルでセキュリティ制約(SCC:SecurityContext Constraint)の設定
導入したいOpehshiftのWebコンソールでInstana Agent Operatorを導入する
Webコンソール上でInstana Agent をデプロイする
完了!
ではもう少し詳しく説明していきます。この記事は導入手順の概要の説明になります。詳細な導入手順はこちらの記事もご参照ください!(Qiitaの記事に移動します)→ https://qiita.com/M_Beach/items/37eb0eec0f9e2ab81ca8
1.ターミナルでセキュリティ制約(SCC:SecurityContext Constraint)の設定
以下の2つのコマンドを実行してセキュリティ制約の設定をします
% oc new-project instana-agent
oc admpolicy add-scc-to-user privileged -z instana-agent
2.導入したいOpehshiftのWebコンソールでInstana Agent Operatorを導入する
Openshift環境のWebコンソールを開きOperator HubのタブからInstana Agent Operatorをインストールします。
3.Webコンソール上でInstana Agent をデプロイする
Operatorがインストールできたら「インストールされたOperator」にInstana Agent Operatorが表示されるのでそこからエージェントを導入していきます。
「エージェントの導入」からYAMLビューを開き、エージェントキーなどをInstanaダッシュボードに表示されている値に置き換えます。
「作成」を押してエージェントを押してデプロイします。
4.完了!
Webコンソール上のPodにInstana Agentが表示されていれば導入は成功です!
InstanaのダッシュボードにアクセスすればOpenshiftプラットフォームやアプリケーションの監視データを確認できます。
ダッシュボードではこのような画面が表示されるはずです(画像はアプリケーションの監視画面)
最後に
以上が導入の手順になります。あまり知識がない初心者でも簡単に導入できました。スムーズに進めば5分程度で終わります。
とても簡単なのでぜひお試しください!
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