「アジャイルコーチとスクラムマスターの集い」に参加してみた
キンドリルの竹内です。分社化に伴い会社は別れてしまいましたが、コミュニティ活動は会社の壁を越えて続いています。
さて、アトラクタ社主催の「アジャイルコーチとスクラムマスターの集い」に行って参りました。
アジャイルコーチとスクラムマスターの集い(2023年3月10-12日)【終了】 – 株式会社アトラクタ (attractor.co.jp)
その筋で腕に覚えがある方々がライムリゾート箱根に集まり、3日間大宴会OSTをやる、それだけのイベントです。
小泉さん、aki.mさん、脇田さん、bonotakeさん達がレポートを書かれています
https://note.com/rich_hyssop406/n/n998f24ee13dd
https://note.com/rich_hyssop406/n/nd653a5bfb7e6
https://aki-m.hatenadiary.com/entry/2023/03/11/043142
https://aki-m.hatenadiary.com/entry/2023/03/12/041300
https://aki-m.hatenadiary.com/entry/2023/03/12/105636
https://aki-m.hatenadiary.com/entry/2023/03/13/080000
https://blog.kiwatchi.com/entry/2023/03/12/190423
https://bonotake.hatenablog.com/entry/2023/03/13/070448
モチベーション
IBMはアジャイル・スクラムのデリバリーを、Kyndrylでは社内変革にアジャイル・スクラムを取り入れたりしている中、アジャイルカンファレンスの場外乱闘ではJTC(Japanese Traditional Company)やコンサルティングファームのやり方に否定的な声を数多く耳にする印象を持っていました。
しかし、JTCやコンサルティングファームの人々も失敗しようと思ってる訳ではないですし、またエンタープライズ領域ではスクラムやLeSSの様なライトなフレームワークだけでは戦えない状況も経験しています。
そこで、この断絶は何から生まれているんだろうか?なぜそういう言葉が出るのだろうか?と思って、飛び込んでみました。
で、どう過ごしたの?
細かい話は先出のブログを見ていただくとして・・・
OSTの外でも、場外乱闘的に会話が生まれ、本当に細かい話から個人的な悩みまで相談する事ができて非常に有意義でした。他の方も、子育て方針や、運動習慣、今だから話せる歴史等々で毎夜3時頃まで盛り上がっていました(私は11時回ると眠くて眠くて、先に寝てしまいましたが・・・)
私はこの手のコミュニティに積極的に参加もしてなければ、あまり詳しくも無い訳ですが、ベテランの皆さんに「御社からなんで来たの?」みたいな話から始まり、暖かく迎え入れて貰いました。なんか面白い奴がきたな~と思われていたんじゃないでしょうか。
で、どうだったの?
OSTや場外乱闘の話を聞いていると、大企業(JTCやコンサルファームかどうかは置いておいて)の在籍経験のある方も多く、JTCやコンサルファームのやり方は「良くないよね」と言いながら状況への理解はあり、一方でむちゃくちゃになってから呼ばれる経験などから、刺激的な言い回しになりがちなんだろうな、という気配を感じました。
また、コーチの芸風や会社との関わり方に寄っても、どう思っているか違いがありそうな印象です(相談する前に、「会社名+アジャイル」とか「コーチ名+アジャイル」でググれよ!”と言う言葉も聞いたような・・・)
風呂に入って考えましたが、つまりJTCでアジャイルを推進する人の他人事感(まるなげ・・・)や、コンサルファームの「うちの何とかアジャイルフレームワークをやればOKです」的なアプローチが、一周回って結果的に分断を招いているんではないかという気付きを得ました。
で、どういう気付きを得たの?
会社の商材としてどうか・会社の方針としてどうか、はある物の、アジャイルコーチ個人としては基本に戻って
- 「なぜxxxなのか」Whyを問い続ける姿勢
- 「アジャイルになる」にはどうすればいいか、自分事として捉える
- 他者への働きかけも自分事と同じ解像度で見守る(やらせちゃダメ)
3点の重要性に立ち返ることができました。また、他のコーチとの対話を通じて、言葉選び一つ取っても、より一段細かく・解像度高く意識する事が重要だなと感じました。
言うのは簡単ですが、やるのは難しい・・・スクラムと同じで、日々訓練です。
総合点!
120点!
次回も是非参加して、今回から自分が為したことをフィードバックしたいですね!
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