今日という1日
おはようございます。
2024年9月14日(土)16時42分、僕は蘇った。
年齢は32歳で性別は男。
目が覚めると僕は病院で横になっていた。
体調がとても悪い。
僕の視界には悲しそうな顔をした両親の姿が見えた。
奥の方には兄夫婦と姉夫婦が見えた。
そして可愛がっていた甥っ子たちの姿も見えた。
僕の口から呼吸器が外された。
ああ苦しい。
苦しくて仕方がない。
苦しんでいる内に僕は意識が飛んだ。
目が覚めると僕は強烈な痛みを感じた。
まるで僕という存在そのものが痛みであったかのような気さえしてくる。
僕の血でコンクリートが赤く染まっていた。
どうやらここは道路のようだった。
突然、僕の身体は空に浮かんだ。
そしてその瞬間に僕はもの凄いスピードで黒い車に吸い寄せられた。
衝撃が走った。
車はもの凄い勢いでバックしていく。
歩道を歩いている僕は暑い中家に帰った。
汗がだんだんと消えていくのが分かる。
家に帰った瞬間に温度が変わるのが分かった。
エアコンの効いた快適な部屋に帰ると僕は5分ほど歯ブラシを歯に当てていた。
僕の顔から水分が飛んでいった。
するといつも使っている洗顔料のニオイがした。
顔に泡をつけた自分が鏡に映ると、すぐさま僕の手が僕の顔に触れる。
泡がなくなった僕の顔が鏡に映った。
僕がリビングへ向かうと部屋からは美味しいコーヒーの香りがした。
カバンから荷物を取り出すと僕はソファに座った。
お気に入りのカップにはコーヒーが入っている。
この独特な香りはエチオピアのナチュラルだ。
僕が大好きなコーヒーの一つである。
僕の舌には芳醇なエチオピアのコーヒーの味が広がっていた。
この幸福感がたまらない。
コーヒーの温度が上がるにつれて酸味が弱まっていくのが分かった。
コーヒードリッパーへコーヒー液が吸い寄せられていくのが見えた。
少しずつコーヒーの粉が見えてくるのが分かる。暑いお湯がポットに入っている。
コーヒーミルの下には芳醇な香りのエチオピアのコーヒーの粉があった。
大きな機械音が聞こえるとツヤツヤした小粒のコーヒー豆が見えてきた。
「エチオピアシダモナチュラル」と書いた袋に20gのコーヒー豆が戻された。
眠くてボーッとしている僕はトイレへ向かった。
便器に座ったまま眠りにつきそうなくらいだった。
そして僕はそのまま部屋に帰るとカーテンを閉めてエアコンをつけるとすぐさま眠りについた。
おやすみなさい。