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私の思う『半分、青い。』


皆さん、今放送されているNHKの朝ドラ、『半分、青い。』ご存知ですか?

主演、永野芽郁さん。

このドラマに出る前は、私はUQのCMで存じてました。

青好きな私としては惹かれるタイトルで、最初は気になる程度でした。

しかも、職場のお昼休みの時間帯で、必ずって言っていいほどこの時間になると、チャンネルを変えて朝ドラ観る人がいるので。(この時間は昼ですが、昼ドラとは言ってはニュアンスが違う…汗)

だんだん観ていくうちに、自分が生きてきた時代と重なって、共感から入っていきました。実際、主人公の鈴愛(すずめ)とは、数年後に自分は生まれるんですが、まぁ、同世代ですよね…その時の流行っていたもの、持ってるもの、風景がよみがえってうなずけるんですよね。

今日は、動物占いに思わず「懐い!!」と言ってしまい、私はユニコーンだったと思い出しました。←つかみどころのないユニコーン。笑笑。

岐阜に生まれ、鈴愛が産まれる少し前に幼馴染の律が同じ産院で産まれる。
それが、7月7日。七夕。今日。
忘れずに書いておく。

『鈴愛、律。お誕生日おめでとう!2人にとって、ハッピーな歳になりますように。』


小学生の時に、おたふく風邪を患い、左耳の聴力を失う鈴愛。それを暖かくれるとなりで見守る律。

あ、律を演じるのは、佐藤健くん。
仮面ライダー電王の時から知ってます。子供が仮面ライダー全盛期の時です。お面つけて、ごっこ遊びめっちゃしてました。

この律のほんわかさ、うまく演じてます。
ほんわかさがある健くんを初めて見ました。
当時の流行りの髪型(今見ると古くてダサく見えるけど)も要因にある。

高校も一緒、律は東京の大学へ。
鈴愛は、漫画家を目指し、東京へ。
そこでも、一緒の日々。

律が作ってくれた鈴愛が失恋した時に作ってくれたスープもありました。作ったな、アレンジしたけど。


鈴愛が漫画家を目指して進む姿は、特に胸を打ちました。私も名前を変えて、創作者として色んなことに挑戦していこうと決めたからです。今はイラストだったり、お弁当だったり、小説も書き始めました。正直、自分の中では見えないものがあります。でも、手探りでどんどんアイデアがひらめいたものから、やっていこうと思っています。自分を外へ出していこうと。

『アイデア』と言えば、このドラマの主題歌の題名なんです。星野源さんの曲です。
最初に星野源さんに謝っておきます。
このドラマを観て、この曲を聴いた時、「なんだ、いつもと同じ曲調じゃん。同じ人が作ると同じような曲になるんだよねー。」と思ったことを…。
ごめんなさい!!
私は、オープニングの映像も大好きで、(鈴愛が描く電線に音符の絵も真似ました。)

そこから、歌詞も追ってみたんです。細かくカットされた言葉たち、センテンス、並び。さらにそれが、全体として繋がる。天才だと思いました。
アイデアは、人生を豊かにするとこの歌から教わりました。そして、発想の転換次第でポジティブな時間をいくらでも増やせることも。それがアイデアなんだって。

今は、実際に映像をスマホに撮って、いつでも観られるようにしてあります。
どんな時でもこれを観れば、気分を平穏になれると思って。そして、私の創作魂が燃えてくると思って。

話は、それました。

律が鈴愛にプロポーズするところは、恐縮ながら、鈴愛を自分に置き換えてました。笑ってください。思いっきり、キュンキュンしてました。この歳になったからだと思うのですが、律の気持ちも鈴愛の気持ちも手に取るように分かりました。だから、鈴愛の「無理だ。」の一言もわかる反面、なんでだよぉ〜!って思いました。この時代、この直後、4年後にストーリーが飛んだ時点で、2人は結ばれなかったんだな…って分かってしまいました。いつまでも、胸のつかえが取れませんでした。

時を同じくして、漫画家を辞めると決めた鈴愛。どうして、こんな同時に鈴愛に悲しいことが起こさせてしまうの?とこの作者でもあり、脚本家の北川悦吏子先生のことをひどい人だ!って思ったけど、なんかどこかで思えないところもあり、北川先生のツイートも追ってて、創作側の気持ちも知ってたので…。
今後の鈴愛に幸あれ!と私は必死に祈りました。

もう、この頃は毎日最低でも3回ずつは観ていて、泣いてました。1つ1つの出来事に。言葉に。その意味に。

結構、前に戻りますが、同じく秋風塾の親友ゆうことの『漫画家記念日』も泣きました。鈴愛の性格もありますが、良くも悪くもなんでも言い合えて、お互いを理解し合える友達がいることにうらやましさでいっぱいでしたね。朝の日が差し込んで、2人で1枚のブランケットをかけて微笑むシーンは、今でも私の中で鮮明ですね。

いつでも真っ直ぐで、自分に正直な鈴愛の姿は、子供らしさを感じる反面、そうなってみてもいいんじゃない?と私にメッセージを送ってくれています。

ドラマの中の鈴愛は、まだ28歳だけど、私にとっては大分過去。それと比べても意味がない。今、創作に携わることができるようになった今の私と重ねると学ぶことはいっぱいあった。このタイミングで、このドラマに出会えたことに感謝してます。

言い残したことは無いかな?

『半分、青い。』の記事は、鈴愛と律の誕生日の今日、アップしたかったんだよね。

あ、あと…

今日のりょうちゃんの詩。
『僕は。』

切なくなりました。

ドラマも後半に入って、鈴愛の周りの登場人物もがらりと変わって、数日後にこの詩。

この詩を書いたりょうちゃんの真意も知りたいけど、その前に鈴愛の心を打ってしまったことに私は、鈴愛がまだ心の片隅に漫画家を諦めきれない気持ちがあることを垣間見た瞬間だった。

がらりと変わったけど、鈴愛の漫画家を思う気持ちはあると分かっていてほしいという北川先生のサインなのかな?

でも、よく考えたら、9年やってきて、才能がないからとすぱっと後腐れなく諦められる訳がないよね。

…と、暗くなってきてしまった。

来週の予告みたら、ハッピーな鈴愛がみられたので、私は素直に喜んでます。
今は、素直に喜ばせてください。

最後に、鈴愛がおじいちゃんに漫画家を辞める報告をした時におじいちゃんが鈴愛に言った言葉を…。

「鈴愛。どうにでもなる。どうにでもなるぞ。」

どうにでもなる!

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