【講座レポート】広島叡智学園 直前特訓2023_検査B
こんにちは!公立中高一貫校対策のiBASEです。
2023年11月19日に迎える今年度の、広島叡智学園 第一次選抜。その直前対策講座の第1回目を、11月5日に開講しました。この日は、適性検査B(国語・社会分野)を扱い、新傾向のポイントから解答戦略まで、当日の得点をアップする濃密な2時間半。40名弱の生徒さんたちも、オンラインながら集中して授業を受けてくれました!
今回の記事では、そのダイジェストをご紹介!iBASEの徹底的な分析と今すぐ使える思考法。ぜひ参考になさってください。
大問1:国語分野
昨年度(2022年11月実施の適性検査)から、大きく傾向が変わった国語分野。広告ポスターから受け取ることが出来る「メッセージ」と、その「メッセージ」を支える「表現の工夫」と「その効果」について述べさせる問題。
「何を書いていいか、全然わからない」「結局センスがないと、解けないんじゃないの…?」そんな不安の声を、たくさんの受検生から耳にしました。
しかし、この出題の本質をつかみ、考え方をきちんと整理することで、センスに頼らず確実に部分点を積み重ねられることを、まずはお伝えしました。
その考え方を、iBASEでは「表現読解フレーム」としてまとめ、当日使える”武器”として、生徒にみなさんに解説しました。
授業では、昨年度過去問のiBASEオリジナル類題を使って、演習にも挑戦。試験本番を想定しながら、「まず、何から考えるか?」「資料のどこに着目するか?」「どんなふうに解答をまとめるのか?」など、すぐに使える実践的なノウハウを、たっぷりお届けしました。
最後に、検査当日の時間配分、また事前の心構えについてお伝えしました。どんな順番で、何を意識して臨むのか。何に気を付けることで、得点を落としづらくなるのか。今回の講座でお伝えした内容を踏まえることで、必ず当日の得点はアップします!よくよく復習して、本番で最大限の力を発揮してください!
大問2:社会分野
国語とは異なり、大問2の社会分野については、初年度から同じ傾向が続いています。複数の資料(5つ前後)が出され、そこから課題と解決策を述べる内容です。資料同士の複雑な関係性を読み取り、明確に課題と解決策を設定することがポイントとなります。
「資料がたくさんありすぎて、何から考えていいか分からない!」「情報は読み取ったけれど、きれいに解答がまとめられない!」という状態に陥りがちです。iBASE生には、もうすっかりおなじみの「課題解決フレーム」を使って資料を整理することを、改めて確認しました。
また、資料問題に隠された「ひっかけ」に惑わされないために重要な「レバレッジ」という考え方についても解説しました。ある課題に取り組むために、その解決策は適切なのか? 「レバレッジ」という考え方を頭に入れておくことで、資料をより正しく読み取り、効果的な解決策を練り上げることが出来るようになります。
最後に、答案のまとめ方についてもたっぷりお伝えしました!1ポイントずつ的確に短くまとめ、最大の得点をゲットできる答案を目指しましょう。
そしてここまでの内容をギュッと凝縮してまとめた「iBASEオリジナル虎の巻(全10ページ)」を、受講者の皆さんにはお渡ししています。ぜひ印刷して、当日広島に持って行ってください!適性検査Aが終了して検査Bが始まるまでの間に、ぜひパラパラとめくって、最後の復習に役立ててくださいね。
おわりに
今回の講座レポートは以上です!授業を受けていただいたみなさんは、ぜひ復習に使ってください。
今回の内容は、何度も何度も見直し、自分で「使える」ようになることが、何より重要です。学んだ考え方・まとめ方を、配布した演習課題や過去問を使って、何回か実践してみてくださいね。