小学4年生からできる!論理的思考力を鍛える!公立中高一貫校適性検査対策 おすすめテキスト【理数編】
皆さん、こんにちは! iBASEです。
「現在小学4年生です。今からでもできる対策を教えてください」とご質問いただきましたので、本日は小学4年生からでもできる公立中高一貫校対策のためのテキストを紹介したいと思います。
小学4年生だけでなく、また公立中高一貫校を受検しない人にとっても論理的思考力をきたえる上で役立つ内容ですので、最後まで読んでいただけると幸いです。
0.論理的思考力とは
公立中高一貫校対策で必要となる「論理的思考力」とは「筋道立てて考える力」と言い換えることができると思います。
ただし、「筋道立てて考える力」と言ってもその能力は更に細分化されると考えており、iBASEでは「仮説を立てる力」「仮説を立てる際に数字を用いて考える力」「仮説を検証するために必要な作業を見極める力」に分類できると考えております。
この力を養うために活用できるのが「5分で論理的思考力ドリル」です。
1.5分で論理的思考力ドリルについて
本著はソニーの研究所のエンジニアたちが生み出した新メソッドをもとに執筆されています。
本書の中では論理的思考力を以下の5つに分けて問題を作成されています。
この5つのステップに分けられているため、iBASEの考える公立中高一貫校の適性検査対策で求められる論理的思考力である「仮説を立てる力」「仮説を立てる際に数字を用いて考える力」「仮説を検証するために必要な作業を見極める力」を養うことができると考えてます。
公立中高一貫校の適性検査で受検生がまず混乱するのは非常に長い問題文です。まずは問題に取り組む上で、問題文を読みとる力が必要であり、まさにこの読みとる力が「スキャン回路」だと考えます。
次に、ゴールはどこにあるという仮説を立てるためにどのように物事を見るかという点がポイントになります。
特に算数では数の性質に着目すると新しいアイデアが出てくることが多いです。また、図形においても見る角度を変えると違う形に見えることもあります。
このように様々な視点から物事を見る力こそが「クリエイト回路」です。
そして、ゴールのめどが立てば、どうやってそのゴールにたどり着けるかを考えましょう。
どうやったら効率よく進めるのか?
ゴールまでの道に障害物はないか?
このような視点を持ってゴールから道筋を逆算する力が「リバース回路」です。
ゴールから道筋を逆算できれば、ゴールにたどり着ける可能性のあるものをモレなくダブリなく調べていきましょう。
特に公立中高一貫校の適性検査では答えが一つに定まらない問題を出題している学校もあります。その場合、考えられる可能性が複数あるので、その可能性を洗い出すことが求められており、この力が「ノック回路」です。
最後に考えられる可能性が洗い出せたら1つずつ検証していきましょう。算数では実際に計算して確かめることが多いと思います。実際に1つずつ試してみる力である「ステップ回路」を養いましょう。
上述の通り、本書で紹介される5ステップは公立中高一貫校の適性検査を解く上で役立つ考え方なので是非取り入れてみてください。
2.5分で論理的思考力ドリルのメリット
このドリルのメリットは何と言っても”遊び感覚でできる”という点です。
本書の中にか書かれていますが「思わず考えたくなってしまう面白い問題」が集められておりますので、親子で夢中になって取り組むことができます
勉強と言われると身構えてしまうのが子どもの本音だと思います。
そんな子どもたちでも目をキラキラさせて解ける問題ばかりですので、本書を通して「学ぶことの楽しさ」を思い出していただけるとその後の受検勉強にもスムーズに取り組めると考えています。
3.最後に
この「論理的思考力ドリル」は”ちょっとやさしめ”と”ちょっとむずかしめ”も合わせて3冊ございます。
また、対象年齢は10歳~120歳と非常に幅広い設定ですので、ご家族のコミュニケーションツールとしても活用できると思います。
是非一度手に取ってみてください。
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