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常に存在するアーティキュレーション
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管楽器を演奏する上でけっこう重要なキーワードとなる「アーティキュレーション」。特にオカリナにとっては他の管楽器以上に重要であると考えています。その理由は後ほど。
有識者の皆様は「アーティキュレーション」っていう言葉を説明する時どうしてるのでしょうか?色んな人に聞いてみたい。
とりあえず日本語に直せない言葉なんです。日本語の何かしらの単語にしてしまうと意味が限定され過ぎてしまうので。
僕の場合その時々で色々な説明をしていますが、例えば歌に歌詞があるのと同じように楽器のメロディにも色んなニュアンスがあって、それを表現するようなことだと言ったりしたこともあります。
もうちょっと具体的に言っちゃうと、同じように見える音符でも「長い」「短い」「跳ねる」「止まる」「繋がる」「切れる」みたいな感じで色んな選択肢がある中、それをどう選んでどう伝えたいか、っていうものですかね。
というのは概念的な説明ですが、もっと実践的な所で言うと楽譜に書いてあるスラーとかスタッカートとかテヌートとか、そういうのがまさにアーティキュレーションに対する指示です。
ただ、すぐにこれ↑を言いたくないのには理由があって、この記号こそがアーティキュレーションだと思ってしまうと、記号の書いていない部分とか、そもそも記号のない譜面にはアーティキュレーションが存在しないと思ってしまう可能性があるんですね。
アーティキュレーションは常にそこにあるのです。そう、あなたの目の前に…
そしてめっちゃ大事なものだと思うんですけど、管楽器奏者でもオーケストラの譜面とかだとすごくちゃんとアーティキュレーションのことを考えて演奏するのですが、クラシック音楽を離れてしまうとその辺が曖昧になってしまってしっくり来ない演奏をしてしまうパターンがよくあります。
クラシック音楽は確かにアーティキュレーションをしっかり記号でも表現するし、大事にする音楽ではあるんですが、もちろん他のジャンルでもアーティキュレーションは大切で、それぞれにその音楽なりの癖が表れるんですね。
日本語と英語とドイツ語では発音の仕方やアクセントの付け方が違うように、クラシックとジャズとポップスではやっぱりアーティキュレーションのパターンが変わります。
言語が違うので、今自分がどこの人になりきって演奏すればいいのか、という演技の選択肢が必要なんですね。
まあ、それに関してはリズム感とかノリとか、音色感とか色々ひっくるめてそうなのですが。
そうやって常に存在しているアーティキュレーションとやらですが、要は同じメロディでもすごく自然に聴こえたり、なんか変な感じかなってなったりっていうのを変えられるくらい表現力に直結しているものなのです。
特にオカリナという楽器に関して言うと、他の楽器以上に無機質な演奏になりやすい楽器なんですね。音量の幅がないとか、音色が均質になり過ぎるとか。
他の楽器はできてオカリナにはできないことが沢山あるんです。
でもそんな中唯一に近いくらい、オカリナでも自由に表現方法として機能しているのがアーティキュレーションのコントロール。
これを的確に使わないのはもったいない。
プラス、音色の性格的にどんなアーティキュレーションで演奏しているかがリズム感に直結しやすいです。逆に言うと、適当なアーティキュレーションで演奏するとリズム感の無い演奏に聞こえてしまうという事。
初心者の方へ説明したり、レッスンしたりする中では、譜読みの段階からアーティキュレーションを意識しながら譜読みを進めていく練習をオススメしています。
例えば♩♫(四分音符 八分音符二つ)
というリズムがあった時に
「タータタ」 と歌うか
「タンタタ」 と歌うか
「タッタタ」 と歌うか
頭の中で歌ったり、実際に声に出して歌ったときに、このどれを選んだかで実際の演奏もそれが反映されてくると思うんですね。
♫八分音符にスラーが付いていたら
「タータラ」 とか
「タータア」 みたいな歌い方をしてみると
スラーというアーティキュレーションが譜読みの段階で頭に入っていきます。
僕がめんどくさがりというのもあるのですが、一度違う覚え方をしてからまた微妙にリズムやアーティキュレーションを修正するのが大変なので最初にちょっとじっくりこういう譜読みをしてみると、けっこう自信を持って覚えることができると思いますのでオススメです。
この記事の中で何回「アーティキュレーション」って書いたかわからないけど、タイピング成功率は30%くらいだったことを最後にご報告します。
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