文化庁の会議傍聴:地域日本語教育の在り方について/←傍聴してみました(8月22日)
8月22日(月)に開催される文化庁の会議をオンラインで傍聴できます。だれでも無料で傍聴できますが、申込が必要です。(8月19日12時まで)
文化審議会国語分科会日本語教育小委員会(第113回)
議題は、「地域日本語教育の在り方について」です。(他にもあります)
資料はこちらから
https://www.bunka.go.jp/seisaku/bunkashingikai/kokugo/nihongo/nihongo_113/93751201.html
ご存じの方も多いと思いますが、「地域日本語教育」とは、わたしたちの日本語教室に来室している外国人参加者のような方たちを対象とした日本語教育のことです。つまり、わたしたちの活動について、行政が話し合いをして方向性を決めていくということです。
日本語ボランティアをしているわたしたちにとって、直接的に影響してくることだと思います。
ぜひ、お時間のある方は、傍聴してみてください!
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本日、会議が開催され、YouTubeライブで傍聴してみました。
2時間の会議の中に、地域日本語教育についての議題がみっちり詰め込まれていました。
ここで概要すらもご紹介するのが大変なほどなので、以下の資料だけでもぜひパラパラめくって、どんなことが議論されているのか、見てみてください。
<地域における日本語教育の在り方について(報告たたき台)>
https://www.bunka.go.jp/seisaku/bunkashingikai/kokugo/nihongo/nihongo_113/pdf/93751201_02.pdf
そして、日本語ボランティアのわたしたちも知っておいた方がいい大切なことは、<日本語教育の参照枠>についてです。
https://www.bunka.go.jp/seisaku/bunkashingikai/kokugo/hokoku/pdf/93476801_01.pdf
ここに掲げられている理念、考え方が、今後の地域日本語教育(というか日本語教育全体)の基本的な指針になっていきます。
日本語教育推進法ができて以来、国は本当にちゃくちゃくと動き始めていますね。これまでボランティア任せになっていたことを、少しずつですが行政が担うようになってきています。わたしたちも、状況を見守りつつ、自分たちの活動をふりかえってみるのもいいかもしれません。
次の会議は、9月30日(金)です。
(山)