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厚労省が外国籍ヤングケアラー支援を始めます

こんにちは。
すっかり暖かくなりましたね。私たちが活動している茨城県水戸市でも、偕楽園の梅の花は満開、そして桜も咲きそうな勢いです。

今日は、ニュースを紹介します。少し時間が経っているので、みなさんはもうご存じかもしれませんね。
以下は、2月19日の共同通信のニュースです。
「外国籍ヤングケアラーの支援強化 親の通訳負担を軽減する事業開始」

両親共に外国籍で、日本語にあまり慣れていない場合、その子どものほうが両親より日本語が話せるというケースは、本当に身近によくあることだと思います。そんな家庭では、子どもが家族の用事で通訳をしなければならないという話はよく聞きます。
今年4月以降、そんな子どもたちのいる家庭に対する公的な支援が実現するというニュースです。

こども家庭庁の資料に「外国語対応が必要な家庭に対し、病院や行政手続における通訳派遣等を行う自治体への財政支援を行う」(p47)とあります。

<令和5年度予算概算要求の概要(参考資料)/こども家庭庁>

https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/kodomo_seisaku_suishin/pdf/r5_yosangaisan_gaiyou_sankou.pdf

「外国語対応通訳派遣支援」として、自治体に対して財政的な支援がされるとのことです。あくまでも、各家庭から自治体に相談があった場合に対応するとのことなので、この制度が広く周知され、活用されるといいですね。

(山)