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外国ルーツの子どもについての情報2つ

こんにちは。
すっかり春になって、きれいな花が次から次へと競うように咲いていますね。子どもたちにとっても、新しい季節がやってきて、それぞれの新しい生活が始まったことでしょう。
今回は、外国ルーツの子どもたちの情報を2つご紹介します。

1つ目は、記事です。
「日本語教室に通う外国人の子どもタクシーで無料送迎 桑名市」
2023年4月19日 NHK 三重 NEWS WEB

なんと、外国ルーツの子どもたちの無料送迎が始まったそうです。記事には三重県内で初とありますが、全国で初なのでは?!(いや、調べてませんので、分かりませんが。)
特に、子どもは「足」が徒歩、自転車など非常に限られている場合が多いですから、送迎がなければ日本語支援の場所へ通えないことも多いと思います。
みなさんの地域でも、「足」がないから日本語支援の場に来ることができないというケースがあるのではないでしょうか。
こんな取り組みが全国に広がることを願っています。


2つ目は、青森県の「外国につながる子どもの教育支援ガイドブック」の情報です。

以下、公開お知らせのホームページから紹介文を引用します。
「弘前大学教育学部多文化リソースルームでは、文部科学省委託「多文化共生に向けた日本語指導の充実に関する調査研究」事業の成果のひとつとして、青森県版外国につながる子どもの教育支援ガイドブックを作成しました。青森県での外国につながる子どもの教育支援にあたって、必要な情報が本ガイドブックに集約されております。ぜひご活用ください。」

当該地域で役立つ内容も多いですが、汎用的に他地域でも役立つ内容もたくさん掲載されています。支援用の教材がたくさん紹介されていますし、進学情報などもあります。
PDFでダウンロードできますので、だれでも閲覧することができます。

この情報は、茨城日本語ボランティアネットワークの情報リンク集にも加えました。以下のどちらにもあります。
<【支援情報】外国ルーツの子どもための子育て・学校情報>

<【教材】外国ルーツの子ども対象>


このようなガイドブックや支援体制を整えている自治体も増えてきました。でも、それぞれの自治体がバラバラに作成しているのが、もったいないなぁと思いませんか。共通している情報も多いはずなので、一元的に参照できるといいのになと、いつも感じてしまいます。

以上、今回は外国ルーツの子ども関連の2つの情報をご紹介しました。
新学期に新しい生活を迎えている子どもたちが、みんな楽しい生活を送ることができていますように。まだ今はつらい思いをしている子どもたちは、一日も早く楽しい生活を送ることができますように。

(山)