茨城言友会2023年4月度例会(ダイジェスト)
例会概要
近況報告
プロジェクタ用のHDMIコネクタが壊れた。慌てて会場の担当者に相談して何とかなった。最近は国内の学会でも英語で話されることが多い。専門部会の学会でも英語の発表は世界基準だと感じた。さてどうしようかと思ったが、どうにか助かった。家で話さないとあってどもることが多く、活舌の悪さに驚く。
農業は落花生の種をまいた。一週間で芽が出る、とはあったが半分しか芽が出ていない。栽培に試行錯誤していると、だんだんとうまくなって落花生でも「上下がある」ことを知る。
スターバックスは接客マニュアルがないのにうまくいっているか(プロジェクトの認知こそ重要)、という観点から言友会に生かせないか、という考えが浮かぶ。3月下旬精神医療に関する学会にオンラインで参加した。研究について、当事者が研究してほしいテーマについてアンケート調査の発表があった。
医療については、昔のような医療者側が患者に十分な情報提供をせずに一方的に医療を提供する傾向が少しずつ改善されてきている。 吃音についてのいろいろな研究について、当事者側から見てどのような意味があるか考え、意見を述べてゆくことも大事ではないか。
社会の流れが、情報や経済力を持つ人々を中心に動く傾向が一層強く、そして速くなっているように感じている。その流れについていけない社会的弱者(子供・障害者・高齢者など)にとっては、ますます生きづらくなる世の中になるのではないか。2年前から修士に所属、今は博士課程に進学。
東京言友会主催で関東ブロック大会2023を厚木市で開催(8月5日/6日)、10月にはつくばで流暢性学会開催。ニュースでミャンマーにおけるミャンマー人ゴールキーパー難民申請の報道で、50年以上前の知人の姿が。東京に来たついでに自宅に来たが「若い時の力」の重要性。
3月後半に名古屋・岐阜エリアに知人と行ったが、楽しいというよりも知人とのすり合わせの末に「精神的にひどく疲れた」部分があり、今でも引きずっている部分もある。
週末は年老いた両親と交流。吃音のほうはそんなに悪くはないが、頭の調子が悪いときは吃音が出てしんどい。
最近は久しぶりに村上春樹の本を買った。
活動方向
2023年度活動内容案
前半度は8月に言友会 関東ブロック大会2023に協力できるところは協力。
その後に10月につくば市にて開催される流暢性学会に協力。前年度開催では全言連と栃木言友会が担当するところは担当していた(吃音交流会等)が、茨城のマンパワーでできるところといったら...?
流暢性学会に関しては、レジリエンス(復元力)という観点からそれぞれの「今まで」を振り返るのは当事者研究の観点から意味があるのではないか。
言友会に若年層を取り込む工夫とは?
ニーズこそあるが、SNSの普及等で交流が代替されてしまう。もう一つの要因として同じようなサークルが乱立していて人が分散している。
SNSよりも対面のほうがいい「側面」、対面でこそ得られる要素を強調する。文字情報のみならず生の情報も吃音と向き合うには大きな力になるのでは?
当事者でなければ引き出せない側面を掘り起こすのは「対面の中」にある。視野を広げる動機を与える(動機付け)の必要性。