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第6回「いばらき ひらこか」開催しました!

令和5年に新しくオープンする新施設と広場。新施設は各階に配置される子育てや文化芸術、市民活動支援などさまざまな機能が「縦の道」と呼ばれる各階をつなぐ空間によって混ざり合うような設計となっています。この新施設の7階に市民活動センターが移転する予定です。そして、移転後のセンターに必要な役割や機能について考えるワークショップが、「いばらきひらこか」です。

全7回に渡るワークショップは、ビジョンを描きながらアクションプランを立てる「バックキャスティング」という考え方に基づいて進行しています。前半3回は学びが中心となる「アイデアのとびら」、後半4回は実践が伴う「チャレンジのとびら」という構成です。

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「チャレンジのとびら」のポイントは、第6回にワークショップ参加メンバー内で活動を実験し合うことです。メンバーはワークショップで得た新たな学びを活かして、自分の活動に実験的な要素を加えて披露します。また同時に、他のメンバーの活動を観察することで、茨木市の市民活動に必要な支援内容を考えます。

今回はその第6回を、12月19日(日)に茨木市立男女共生センターローズWAMで開催しました。団体が単独で実験する「ソロ」、複数団体が連携して実験する「コラボ」、様々なサポート方法を実験する「サポート」という3つのテーマにもとづき、合計8つのプログラムが披露されました!

1.street SOBA

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茨木蕎麦打ち倶楽部Locaco Project茨木BBS会の3団体がコラボした実験プログラム「street SOBA」。Locaco ProjectのもつDIYの力や、茨木BBS会の若者の視点を活かし、オープンスペースで屋台を使って蕎麦打ちの体験と実演をするという実験です。屋台での蕎麦打ちは初めてだったそうですが、「若い人たちにも蕎麦打ちの魅力を知ってほしい」という狙い通り、若いメンバーが興味を持って参加していたのが印象的でした。

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2.夢のデザートワークショップ実現への道

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アンファン広場いばらき市民活動推進ネットの2団体がコラボした実験プログラム「夢のデザートワークショップ実現への道」。日頃から子育てサロンを運営するアンファン広場の、「子どもたちが夢見るデザートをつくるワークショップをやってみたい」という想いの実現に向けて、どんな方法なら実現できるかを参加者と一緒に話し合うという内容です。紙などで作られた色とりどりのデザートのサンプルを見て、自分が作ってみたいデザートのイラストを書きながら話し合いました。たくさんのアイデアが出てきて、まさに「実現への道」へとつながったようです。

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3.はいはい・あんよルーム

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昨年に立ち上がった団体 たまふら がスタートしたばかりの子育て広場、「はいはい・あんよルーム」。子どもが自由に遊び、大人はリラックスできる子育てひろばで、どのジャンルの音楽が参加者に「快適さ」「癒やし」 をもたらすかを実験しました。今回の参加者はルームに入室したら、くつろぐ、子どもたちと遊ぶなど、自由に過ごします。そしてBGMを たまふら メンバーが様々なジャンルをピアノ演奏。どの音楽が心地良く感じたかを、参加者に教えてもらいました。

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4.うたって、動いて、子育てについて考えよう

ソロを選んだ茨木市合唱連盟、子育てサポート・えん、SA茨木 歌体操。この3団体はソロを選んだものの、それぞれの活動を連動させて実験に臨むことになりました。

茨木市合唱連盟

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本当は合唱が行われる予定でしたが、コロナ禍につき合唱は控えることに。代わりに日頃の活動が紹介されました。茨木市内のいろんな合唱団体が連携し、音楽会を開催されています。46年の歴史があり実績も豊富です!

子育てサポート・えん

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日頃は子育てサロンや絵本の読み聞かせに取り組んでいる子育てサポート・えん。今回は大きな絵本の読み聞かせと共に、代表の松岡さんが子育て講座を披露しました。生涯発達に関する理論や乳幼児期から始まる子育てについて解説されましたが、今回の参加メンバーにはまさに子育て真っ最中の方もいて、参考になったようです。今後はこういった発信にも取り組んでいきたいそうです。

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SA茨木 歌体操

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日頃は高齢者福祉施設などで歌体操に取り組んでいるSA茨木 歌体操。今回は若い人たちと一緒にやってみたいという想いのもと、歌体操を披露しました。若いと言っても運動不足になりがちな現代人。クリスマスソングなどに合わせての体操は、心地よく体を刺激したのではないでしょうか。

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5.新しい出会いがあるかもしれないワールドカフェ

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人と人が交流を通じてつながりながら、やってみたいことに出会ったり、一歩踏み出すきっかけを得たりする機会をつくる・・・そんなサポートもあるのではないか、という想いのもとに開かれたのが「新しい出会いがあるかもしれないワールドカフェ」です。「みんなの日常」「これだけはいつかやりたいこと」など5つのテーマを用意し、5つのテーブルに分かれて自由に話します。今回の参加メンバーは既に顔見知りではありますが、テーマによっては、初めて聞く話もたくさんあったのではないでしょうか。

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6.いばらきひらこかメモリーライブ

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今回のように複数の場所と時間帯に分かれて活動していても、お互いの様子を知り、つながることができるようなサポート方法を試してみたい、そんな実験が「いばらきひらこかメモリーライブ」です。プログラムの様子をイラストを使って伝える「グラフィックレコーディング」を壁に掲示し、そこに参加者が付箋に感想や気づきを書き込んで貼っていきます。またライブキャンバスというアプリを使って、参加者がスマホから投稿する写真をプロジェクターでリアルタイムに表示できるようにしました。参加型の情報発信で付箋も写真もたくさん集まっていました。

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7.ニュースレター&ムービー&レポート

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各プログラムに参加して取材し、参加者が振り返ることができるようなニュースレターとムービー、レポートを作るというサポート方法の実験です。ムービーは実験の最後に上映され、みんなで1日を振り返りました。ニュースレターとレポートは、いばらきひらこかの最終回である1月28日に各団体へと渡されます。どんな内容になるのか楽しみです。

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8.まわってガチャってVer.1

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今回のように参加者が複数のプログラムを参加して回る時に、すべてのプログラムに楽しく参加したくなるようなサポート方法を試してみたい、そんな実験が「まわってガチャってVer.1」です。参加者はプログラムに参加するとガチャガチャを1回まわすことができるチケットを入手できます。ガチャガチャから出てくるカプセルには色んな言葉が入っていて、それをつなげて最も長い文章を作った人が優勝、という仕組みです。これにより参加者はゲーム感覚も楽しみながらプログラムに参加していきます。優勝者にはなんと、企画者の木曽さんから茨木産のお米がプレゼントされました!

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今回は「ソロ活動」「コラボ活動」「サポート活動」という3つのテーマから、8つのプログラムが実施されました。日頃の活動に実験的な要素を加えたことで、「新しい活動につながりそう」「今後も取り組んでいけそう」といった声もありましたし、「プログラムに参加することで他団体のことをよく知ることができた」「活動支援の可能性に気づくことができた」という声もありました。

次回はいよいよ、いばらきひらこか最終回です。これまでのワークショップで学んだこと、体験したことを踏まえて、茨木市の市民活動と市民活動センターの方向性をみんなで話し合います。


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