恋人に似合う香水を選んだ話【後編】
前回の続きです。
相手の印象に合わせた絞り込み
私の恋人は直線的でシュッとしてるけどバランス的にはやや童顔寄りで小柄……という、ふわふわカワイイ系でもなければ大人っぽい系でもない感じです。
4分割メンズ顔タイプ診断的に言えば、クール寄りのフレッシュに該当するのかなぁ。
一期無常以外ならどれも着けこなせそうではあるけど、
・相手にしっくり来る事
・一緒に居て落ち着くような、自然な感じである事
・でもおしゃれ感もある事
・退勤後や休日のお出かけに使いやすい事
をポイントに絞っていきました。
まずティートニックはなんとなく曲線的で女性的なイメージなので除外。
また、いかにもメンズ香水的な香りも除外しました。
香りのイメージ自体はとても似合うと思ったのですが、いざその香りが男性から漂ってくる所をイメージするとちょっと近寄り難いかもなあ……と思いました。
何でしょうねこの感覚。ベンチャー企業の若社長みたいなバリバリした感じ(伝われ)とか、ワイルド系のおじ様とか、アパレル業界に居そうな人はしっくり来るかも。
長身で大人顔の人に向いているって事なのかな?(あとは、意外と女性が纏ったら魅力的かも)
この理由でソヴァージュとプールオムとカルバンクラインの香水は外れました。これはこれで悪くないんだけど、いつかまたの機会に!
ひとまずもうちょっと自然で中性的な香りの方が良さそうです。
ヒュイルは寝香水や着物の時には良さそうなんだけど、洋服のお出かけの時には人を選びそう。似合わないというわけじゃないんだけど「木!!」感が強いので、ナチュラル系のオシャレな装いの人にハマりそうです。
逆にレイジーサンデーモーニングは恋人から贈るには無難過ぎるかな……?
お仕事にも付けて行けそうな使いやすい香りなんだけど。
オゥパラディのサボンとジョーマローンのブラックベリー&ベイでめちゃくちゃ悩みました……!
サボンは「素でいい香りがする人」っぽい感じで、ブラックベリー&ベイはもう少しオシャレ感がある。
でも決め手となったのは、ブラックベリー&ベイの「幼い頃、夢中でブラックベリー摘みをした記憶」の香りというコンセプト。
贈りたい相手の姿を思い浮かべると……摘んでそうだったんですよね。子供の頃はツツジの蜜を吸ったり、川で魚を釣って食べていたらしいし……。
女性っぽ過ぎないけど男っぽ過ぎもしない。香水付けてなさそう感と付けてそう感のバランス良し(?)(ナチュラルさとおしゃれさの両立)。相手に合った個性。
というわけで、君に決めた!
その後に偶然購入したハンドクリームがこの香りとクリソツでした。
「憧れの香りを楽しむハンドクリーム」シリーズ…………バリバリにこの香りを意識した商品だった。いいのか!?
彼と一緒に居る時に使用してみると……「いい匂いする~」
やったー!彼の好み的にも大丈夫そうだぞ。
贈ってみた
大丈夫そうとはいえ万が一好みに合わなかったら……という事もあるので、Jo Malone Londonの1番人気であるイングリッシュペアー&フリージアのミニサイズも付けました。
ミニサイズのコロンは単品では売ってなさそうだったので、ピオニー&ブラッシュスエードボディクリームとセットになったやつです。
結果、「どっちもいい匂いする!」「たくさん考えて選んでくれたんやね……☺️」「香水付けてお出かけなんて、これで俺も大人☺️(?)」と凄く喜んでもらえました٩( 'ω' )و!
改めて本人に「ツツジの蜜や魚釣り以外でそういう話ある?」と聞いてみると、幼少期はタケノコを掘ったり渋柿を齧ったりその辺で木苺を摘んで食べたりもしていたらしいです。
やっぱり間違ってなかった。
イングリッシュペアー&フリージアも、思ったより甘さ控えめで爽やかな中性的な香りでなかなか良かったです。
これから仲良くお互いの誕生日に贈った香水を愛用していきたいですな……(私らしい薔薇の香水を探した話【後編】参照)。
香水の贈り物って難しいイメージありそうですが、大切な人が香水苦手とかじゃなければ、是非挑戦してみて欲しいなと思いました。