「神絵師と同じブラシを使っても同じ絵が描けるわけではない」の解像度を上げる 【前編】
お絵描きソフトでは様々なブラシツールが配布されており、どれを使うかいつも悩んでしまいます。
プロが使っているブラシや、素材サムネの絵が上手いブラシをダウンロードして、「お手本と同じように描けない……( 'ω' )」と絶望するのは絵描きあるあるですね。
「そのブラシを使う意味は何なのか?」「良さそうなブラシツールを見つけるたびにダウンロードしていると、どんどんブラシが増えてごちゃごちゃしてくる……」
そんなモヤモヤをクリアにするべく、ブラシ整理の前に頭を整理しておこうと思いました。
(因みに私はこういう感じの絵を描いている人です)
■混色とエッジの強さで考える
シンプルなブラシ、混色とエッジのタイプが違うものをいくつか覚えておけば何でも描ける説。
紹介している素材はCLIP STUDIO PAINTのものです。
厚塗りやソシャゲ塗りのような、ぬるっとした塗りはこのようなシンプルな筆をいくつか揃えていれば十分行えます。
シンプルな塗りブラシは他にも沢山配布されていますが、あまりに似通っているものは断捨離しても問題ないですね。
・エッジについて
表現したいものにもよりますが、一般的にイラストにリアルな陰影を付けるなら「くっきり」と「ぼんやり」の使い分けは重要だなと感じます。
物の丸みなどはぼんやりしたツールを使って陰(シェード)を表現し、落ち影などの影(シャドウ)はくっきりとしたツールで描くと、手軽に存在感を際立たせる事ができます。
お絵描き初心者の方は、どちらか片方しかきちんと表現していない事が多いポイントだと思います(敢えて省略する絵柄もありますが)。
・混色について
混色ありの筆はなめらかな色の変化が表現でき、混ざりにくい筆は選択した色をそのまま置くのに役立ちます。この辺りの使い方は特に好みが分かれそうですね。
私は下塗りやハイライト等はGペンのように混ざらずくっきりしたツールを使い、メインの塗りは混色ができるものをよく使います。
また、混ざらずはっきりしているけれど濃度が低めな半透明な感じのブラシ(Sundayなど)は、私は柔らかい光や反射光部分に使いやすいなと感じています。
■筆圧の出方で考える
ざっくり分けると、筆圧が太さにかなり影響する筆と、太さよりも濃度に影響する筆があります。
「水彩食べるブラシ」、お気に入りのブラシなんですが、外国のブラシで名前がMicrosoft翻訳で愉快な事になっていますねw
本来のニュアンスが気になります。
私は少しずつ濃淡を付けて塗り進めたいので、主に塗りは筆圧で濃さが変わるブラシを使用しています。
アニメ塗りに近いはっきりとした塗りや、髪の毛のように細くなっている部分もしっかり塗りたい時は、筆圧で太さが変わるブラシも便利そうです。
線画のペンにとっても重要な要素ですね。
太さが均一なペンはグッズ等に向いていそうなポップで記号的な雰囲気になりますし、太さが変わるペンは、線の強さによって漫画的な生き生きとした感じや繊細な雰囲気が出しやすいです。
私の作風だと、線画の場合はある程度筆圧で太さが変わるペンが使いやすいです。
特に、人物の顔のパーツはペン先を細めに設定しないと繊細な表現が難しく感じます。
■To be continued...
ここまで考えてみると、「何をどう描写したいかによって『どんな要素を持ったブラシが使いやすいのか』は変化する」という事が言えます(当たり前のような話ですが)。
こんな感じでまたもう少しだけ続きを書きます・:*。・:*三( 'ω')
☟☟☟