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『中学生の模擬国連MUN参加の利点』『高校生の模擬国連MUN』

中学生の模擬国連MUN参加の利点

中学生の模擬国連参加は、誰にでもメリットがあります。

制服ではない服装で、きちんとしたシャツにネクタイや、ジャケットの着用が求められ、知らない人の前で多くの発言が求められる、それって非日常です。

服装のTPOって大事なので、その意味や、雰囲気に触れられることも重要です。

冠婚葬祭だけではなく、よい機会と言えないでしょうか。

学校の制服で参加の学校対抗のイベントとちょっと違って、制服ではないスマートな服装を着る機会って、あまりないですから。

そんな見た目だけでも緊張するのですが、さらに、その場で多くの発言が求められ、決して自分の意見だけではなく、その選ばれた国の過去の事実に従って発言したりするので、事前に予習も必要ですし、脳みそフル回転で挑みます。

緊張するのは最初ばかりで、あとはどうやって発言しようか、相手国が難しい単語を使ってきた場合、その意味を推測したり検索したり、目まぐるしく状況が変化していきます。

他の学校、他の国の同年代の生徒と接することができ、発言される意見に驚くことも多いです。

反論するには、かなりの知識が必要で、ひとことも話せなかった生徒も。

ゲームのようにルールの決められた中での戦いです。

面白さに気付く生徒は、これから伸びていきます。

まずは、スタートしてみることが重要なので、親はしっかりとおすすめして、将来の高校受験・大学受験へのメリットを説明してあげましょう。

そうですね。模擬国連への参加は、参加するだけでも受験や面接時に大きなメリットがあります。


高校生の模擬国連MUN

引き続き模擬国連の話しです。

一般的にアジア圏インター校、国際バカロレア校の生徒の場合、中学生と高校生、特に高校2年では参加する模擬国連での内容が異なります。

日本国内生の場合は高校1年で初参加、2年生時点で英語の模擬国連大会に参加し大会の中での優秀賞を獲得を狙うケースが多いと思います。

現状アジア各国のインター校では中学生の段階で参加する生徒が多いです。模擬国連は今でも非常に人気ある、意味のある課外活動です。

そして、通常高校生になると、2極化します。

つまり、ほぼ国連マニアとなり、良い意味で突然かき乱すなど模擬国連を徹底的に現実的に楽しむ生徒。

一方で、その運営に入る生徒。

その2極です。

この時点で初めて参加する高校生もいますが、よほどディベートの実力があり、しっかり国際関係と歴史を予習してこないとついていけません。

マニアの活躍はさておき、運営の話しです。

運営といっても、学校が主催する大会で運営担当として働くか、自分の通う学校で主催する大会を作ってしまう。または、模擬国連の各会議の中での議長になる。

これらのパターンがあります。

つまり、高校2年の段階では明確になってきています、模擬国連をリーダーシップの実績として使うか、歴史や国際関係などの勉強に使うか、ディベート力の練習に使うことになります。

リーダーシップに転換して参加している生徒は大学が欲している人材になっています。これはかなり大学受験で使えます。

勉強に使う場合は、外見上は意味が見えません。賞も取れていないかもしれませんが、続けます。大学進学において希望する学科によっては意味があるということです。それほど、歴史認識や国際関係などの自習学習としては多くを必要とするためです。

また、ディベートの練習として使う場合は、模擬国連だけではなくディベート大会にも参加すべきです。

さらに、模擬国連は多少面倒なことも多く、このころから単にディベート大会への参加に切り替える生徒も多くいます。

ディベート大会は、その大会ごとに趣旨があるので、好きなジャンルでのディベートができることが利点です。

さらに、模擬国連で発言することに慣れない場合は、交互に発言できるディベートが好きな生徒も多くいます。

いずれにせよ、「参加しました」、「賞をもらいました」だけではあまり意味がなくなりました。

課外活動すべてに言えることですが、数年続け、その中での過去現在未来のストーリーが大切です。

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