『海外から日本の大学を受験する手引き』🌟国際バカロレア選抜🌟特別入試🌟総合型選抜🌟帰国生向け入試などで受験しようと考えている生徒の親が知っておくべき重要な手順、必須事項と、その準備すべきことのまとめ
海外在住で日本の大学を国際バカロレア選抜・特別入試・総合型選抜・帰国生向け入試などで受験しようと考えている生徒とその親がかならず失敗しそうになる難解なその手続きまとめ。
すでに帰国されていて、日本からその選抜・入試枠を利用される方へも。
学部入試に関しての説明です。つまり、一般的な高卒(海外の高卒資格)からの大学受験です。
大学院の受験や、2年次編入学に関しての説明ではありません。
大学によって名称が異なりますが、海外の高校(セカンダリー・ハイスクール)を卒業して日本の大学を目指すなら、次のような大学入試の選抜方法を選ぶことになります。
総合型選抜
国際バカロレア選抜
学校推薦(海外校可の場合)
これらを利用して「海外から帰国して受験する」「海外からそのまま受験する」予定なら、準備は3年前から始めても早すぎではありません。
まわりの噂を聞いていませんか?
『書類手続きが非常に難しい』『日程にむりがあってあきらめた』『書類がそろわない』『準備している途中で挫折した』
そんな生徒さん、その親たち。
なにがそんなに難しいのか、想像してもわかりません。
もしかして、自分なら簡単にできると考えていませんか?
想像するだけでなんとかなると考えていませんか?
どんなにそれが難しく、手間がかかり、大学の要望が無理難題なのか、それはいったんはじめて見ないとわからないものです。
セカンダリースクール(ハイスクール)での選択科目が募集要件にあわない
受験用の準備書類が複雑
夏休みで学校の書類が確保できない
海外からの書類送付が認められない
面接や受験日程に無理がある
ここから先は
9,665字
¥ 980
この記事が気に入ったらチップで応援してみませんか?