僕の教養
皆さんおはようございます。演研22の立花です。時の流れは早いもので初めて役者をやった去年の夏公演「午前3時59分」から1年が経とうとしています。それ以来すっかり役者をやる楽しさに魅了されてしまった僕は、茨苑祭、冬公演、新歓祭と舞台がある事に演者をさせてもらっています。
今年度の夏公演「マリオネットに花束を」では今までよりも存在感のある役をさせて頂けることになりました(誰かはまだ秘密)。そして稽古場には新たに入会したフレッシュな1年生が増えました。賑やかになって稽古の日々が楽しいですね。
さて、本題に入っていこうと思うのですが、ここで皆さんにひとつ質問です。演劇をしているひとには勿論、してない人にも是非答えてほしいです。では
「あなたは、演技をする時に何を拠り所にしていますか?」
答えは人それぞれですよね。過去の自分の体験に問う人もいれば、好きな映画のシーンを参考にして演じる人もいるでしょう。誰もが頭に思い浮かべるキャラクター像になりきろうと色々な方法を模索しています。
今回の演出さんは演出の為によく分からない例えを僕たちに課します。そこで僕は思うのです。この自分の「よく分からない」というのは自分の教養不足なのではないかと。現に演出さんは役者など様々なことでのキャリアが人一倍ありますし、例えに洋画等を用いることもあります。ここには人生経験によって養われた教養の差があるのではないかと感じます。
思い返せば僕は映画は新海誠監督や細田守監督の作品くらいしか鑑賞せず、文学作品に至ってはからっきし読んだことがありません。
そんな僕が何を拠り所にして演技をしているのかというと、自分の経験…もありますが、漫画やアニメが大きな影響を及ぼしているように思います。僕は漫画が大好きです。特にジャンプ作品が好きで、デスノート、幽遊白書、BLEACH、ドラゴンボール、etc…、話し出したら止まりませんが様々な漫画を読んでいます。
少年漫画は感情がハッキリしたキャラクターが多く、アニメなどでもそのように描かれ、演じられます。そのため僕は感情表現を全面に出すことの出来る役を演じるのが大好きです。
しかし、僕の持つ雰囲気上、何を考えているのか理解し難いおかしなキャラクターを演じることが多いです。これは難しいです。漫画を読んでいて、そんなキャラを好きになることなんて滅多にありません。しかし、だからこそ新しい経験が出来、稽古はとても充実しています。
より教養を身につけ、演出が求めるものを、いや、演出が求める以上のものを皆さんに見せられるよう頑張ります!是非演劇研究会の舞台「マリオネットに花束を」をお楽しみに!
以下、公演情報です。
「マリオネットに花束を」
〈あらすじ〉
理想が現実か。現実が理想か。
亡き父が遺した花屋を経営している佳代のもとに親友の文香が妊娠の報告にやってきた。しかし文香の夫が佳代の元想い人だったこともあり、彼女は素直に喜べずにいた。
そんな時、彼女に一輪のドライフラワーが届く。それと同時に彼女の周りをうろつき始める不審な男。この日を境に彼女とその周りの人生は少しずつ変わりだし……。
〈脚本〉猫又唯
〈演出〉益子あまね
〈キャスト〉
立花樹
和田萌未
畠山悠衣
古川慈温
吉井将真
中川結菜
橋本萌果
長船響平
〈日時〉
2023年8月26日(土)
17:40開場 18:00開演
〈会場〉
水戸市芸術館ACM劇場
〒310-0063 茨城県水戸市五軒町 1-6-8
〈チケット料金〉
一律1000円
〈チケット取り扱い〉
・水戸芸術館エントランスホール内チケットカウンター
・水戸芸術館チケット予約センター
TEL :029-225-3555(9:30-18:00 月曜休館)
・劇団員まで
〈お問合せ〉
メール ibadai.enken@gmail.com
X(旧Twitter) @enken_i
夏公演公式X(旧Twitter) @ibdienken
Instagram ibadai.enken
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