Destiny of Enken
はじめまして。演研23の栗原と申します。またの名をメイプルと言います。
この稽古場日誌、面白いですよね。記事一つ一つに個性があふれてて毎日の更新が楽しみ~、と思ってたらもう僕の番が回ってきました。昨日の記事では山本くんに23のハードルを上げられてしまったので精一杯いい文章を書いてみます。
僕は今回の茨苑祭では役者として出演させていただきます。僕は大学に入るまで演劇経験というのをやってこなかった人間なので、役者になるという現実に今でも驚いています。稽古を通して先輩方や同期からいろんなものを吸収し少しずつ「演じる」ということが分かり始めてきたので、茨苑祭当日までより演技に磨きをかけていきたいです。
私事になるんですが、改めて思い返すとこの演劇研究会に入るまでの流れって何とも不思議なんですよね。入学してすぐは全然興味はなく、新入生歓迎会でたまたま公演を見て、公演の中で僕の好きなスーパー戦隊シリーズの戦士のマスクが使われていて、そこから興味本位で新歓ワークショップに行き、そこでいったん悩んで別にいいかなと思い始めていたのにワークショップから2週間後くらいに半ば衝動的に入会の連絡をするという……割と偶然と感覚だけで入会したんですよね。
でもそんな何となく入会した演劇研究会はそれまでの自分をめちゃめちゃに変化させました。
演劇に興味なんてなかったかつての自分が、今は大学生活において何よりも演研に情熱を注いでいます。
人前に出て演技するとか恥ずかしいしありえないと思っていたかつての自分が、今は茨苑祭に自ら役者を希望するようになりました。
カメラを向けられるとすぐ目を背けてしまっていたかつての自分が、今はカメラに向かって笑ってピースできるようになりました。
コミュ障だし気軽に話せる友達なんてできないと思っていたかつての自分には、今はコミュ障は相変わらずでも、腹を割って話せる同期がたくさんできました。
できれば仕事はしたくないと思っていたかつての自分が、演研の仕事に積極的に参加し、ひいては今のように稽古場日誌を書いています。
演研に入って約半年で僕はこんなに進化しています。すごいですね演研の力。何となくで入ったにも関わらず、いやむしろ何となくだからこそ僕をここまで成長させた「演劇」という文化、そして今の僕にとって本当にかけがえのない存在である「演劇研究会」というサークルに出会えたのかもしれません。僕はもうこれを偶然を通り越し運命だとさえ思っています。本当に、演研に入ってよかったです。演研大好きです。
でも・・・運命が導くのは出会いだけではありません。何を隠そう、僕は工学部なんです。来年2年生になると日立キャンパスへと移動する運命にあるのです。演研の大多数は水戸勢なので、演研のみんなと会える機会が格段に減ります。離れていても心は繋がってる!とはいうものの、やはり直接の交流が難しくなるのは正直めちゃめちゃ寂しいです。
キャンパス移動まであと約半年。それまで水戸のみんなとたくさんの思い出を作り悔いの残らないようにしたいです。
・・・って卒業みたいな雰囲気になりましたが、僕はまだぴちぴちの1年生です。日立や阿見の先輩を見習い、たくさん水戸に行って引き続き演研のみんなとたくさん思い出を作りたいです!
少々長くなりましたね。ということで演研の思い出の一環となる、茨苑祭公演「演研はどう生きるか」、ご期待ください!
以下、公演情報です。
〈公演情報〉
11月11日(土)・12日(日)
第74回茨苑祭
「演研はどう生きるか」
場所 : 茨苑会館2階 集会室8
入場料 : 無料
途中入退室可
両日タイムスケジュール
11:00~ 2本上演
13:00~ 4本上演
15:30~ 3本上演
〈お問い合わせ〉
HP ibadaienken.wixsite.com/mainpage
Mail ibadai.enken@gmail.com
X https://x.com/ibdienken?s=21
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