【マイクラJE custom_sound】
※この記事は1.21.4当時の情報をもとに執筆しています。
今後の新バージョンで正しく機能しなくなる可能性があります。
まず、custom soundってなぁに?
簡単にいうと、自分の好きな音楽を追加できるものです。
好きなBGM・好きな効果音など、何でも追加できます。
※ダウンロード音源の規約などはきちんと確認してから使ってください。
<導入方法>
では、導入方法を詳しく解説していきます。
1,リソースパックを作る
resourcespacks
└ (好きな名前のフォルダ)
├ pack.mcmeta
└ assets
└ custom
├ sounds.json
└ sounds
└ ~.ogg
階層としてはこんな感じ。
※pack.mcmetaと~.ogg以外はすべてフォルダです。
2,~.oggファイルを作る
まず、追加したい音楽のファイル(mp3など)を用意します。
変換サイトで変換します。
※普通に拡張子を書き換えるだけだとうまくいかない場合があります。
変換したら、soundsフォルダの中に入れてください。(複数も可)
3,pack.mcmeta、sound.jsonを書く
pack.memetaの内容(1.21.4の場合)
pack_format:リソースパックのパックフォーマットを書くところ
description:説明文を書くところ(なんでもいいよ)
{
"pack":{
"pack_format":46,
"description":"リソパ"
}
}
sounds.jsonの内容
※下のコードはtest.oggというファイルを入れた場合の書き方です。
{
"test": {
"replace": true,
"sounds": [
{
"name": "test",
"type": "event",
"weight": 6,
"stream": true,
"attenuation_distance":16,
"preload":false,
"volume":1.0,
"pitch":1.0
},
"custom:test"
]
}
}
replace:デフォルトのsounds.jsonを上書きするか。
値はtrue/false。デフォルトはfalse。
【sounds】
name:使用するサウンドファイルのパスを指定する場所。
(typeがeventの場合適当でもOK)
type:sound か event。
soundの場合、nameをファイル名とする。
それ以外はeventで指定する必要がある。
デフォルトはsound。
weight:このサウンドが選択される確率。
stream:サウンドをファイルから読み込む場合にtrueにする。
遅延回避のため、長いサウンドの場合はtrueにするほうがいい。
デフォルトはfalse。
(※trueのサウンドは同時に4つまでしか鳴らせない)
attenuation_distance:距離による音の低減率を変更できる。
デフォルトは16。
preload:リソースパックの読み込み時にサウンドを読み込むかどうか。
読み込む場合はtrue。
デフォルトはfalse。
pitch:音のピッチ(音の高さ)を変えられる。
デフォルトは1.0。
太字のところだけ確認すれば、あとはあまり変える必要はありません。
コピペでOKです!
4,実行してみる
それではさっそくplaysoundコマンドで音楽を流してみましょう!
※リソースパックの導入、ファイルを書き換えたなら再読み込み(F3+T)を忘れずに!
test.oggを流すコマンド
playsound custom:test ambient @a ~ ~ ~
どうでしょうか、無事流せましたか?
【補足1】
先ほどsound.jsonでピッチを指定しなかった場合でも、playsoundコマンドで少し値を足すだけでピッチを変えられます。
playsound custom:test ambient @a ~ ~ ~ 1 1.2
最後の『1 1.2』のところに注目してください。
1は、音量の大きさ。普通でいいなら1です。大きくしたいなら2とか。
そして1.2がピッチです。標準は1で、0.1変わるごとにキーを+1or-1します。
※ピッチを上げると速度も上がるので注意!
【補足2】
複数の音を追加したいとき
↓ bgm1とbgm2というファイルの音源を追加したいときの書き方です。
{
"bgm1": {
"replace": true,
"sounds": [
{
"name": "bgm1",
"type": "event",
"weight": 6,
"stream": true,
"attenuation_distance":16,
"preload":false,
"volume":1.0,
"pitch":1.2
},
"custom:bgm1"
]
},
"bgm2": {
"replace": true,
"sounds": [
{
"name": "bgm2",
"type": "event",
"weight": 6,
"stream": true,
"attenuation_distance":16,
"preload":false,
"volume":1.0,
"pitch":1.0
},
"custom:bgm2"
]
} (← コピペ位置)
}
つまり、
↓ 上のコードで(←コピペ位置)と書いているところに、下のコードのファイル名を変えて追加していけば増やせるってことです。
,
"bgm2": {
"replace": true,
"sounds": [
{
"name": "bgm2",
"type": "event",
"weight": 6,
"stream": true,
"attenuation_distance":16,
"preload":false,
"volume":1.0,
"pitch":1.0
},
"custom:bgm2"
]
}
<まとめ>
今回はcustom_soundについて紹介しました。
少し長めの記事になってしまいましたがご理解いただけましたでしょうか。
ピッチの話はいろいろしましたが、結局元のファイルで変えておくのが一番楽そうだなと思いました。
最後まで読んでいただきありがとうございました。