どんな古着屋にしたいか
3部構成でIb2が生まれた秘話や私たちのことについて述べていきたいと思います
内容は以下の通りです。
①古着屋を始めたきっかけ
②店長との出会い
③どんな古着屋にしたいか
と嬉しいです。
そして第三弾は
【どんな古着屋にしたいか】
についてです。
今回で最後となりました。初めから読んでくださった方には頭が上がりません。
まだ読んでいない方は、ぜひ①古着屋を始めたきっかけについて閲覧してくださると嬉しいです。
私たちが作り上げるこのIb2というブランドは、
「歴史を通じてお客様とつながる」
を一番の理念にしています。
Imagination brings bliss at no cost.
副詞を除いた頭文字をとって、Ib2(Ibb)
Google で調べれば、ある曲が見つかると思います。その曲を基に名前をつけさせていただきました。
この言葉は、「無償で想像は幸福をもたらす。」と言う意味で、二つのmeaningとして使わせていただきました。
一つ目は、私たちが古着とVintage商品を扱っていることにあります。このお店を開くにあたって、私たちは古着と新品の服の最大の違いはなんだろうと考え続けました。一般論として、価格の安さ、誰とも服が被らないということが挙げられるでしょう。
しかし、私たちは、コンテキスト(文脈)であると考えました。古着の良さは、歴史ある服が今も息を絶やさず、生き続けているということです。と言うのも、私たちの古着は以下のような手順で、世界中を旅をしているからです。
まずは、どこかの国で生産され、どこかの国の人が購入する。その次に、その服を手放す際に、その服が勿体無いという理由でリサイクルショップやボランティア団体の元へ旅立ちます。そこで、新しい人に気に入られて購入されるか国を超えて新たな購入者との出会いを見つけます。この段階で、私たちのような日本人のバイヤーとの出会いを果たせます。そして、日本という見知らぬ地で、新たな購入者を探す旅を始めるのです。その出会いの場を提供するのが私たちIb2の役目です。
このサイクルには、服を作るのに関わった人、最初の購入者、バイヤー、新しい購入者の全員が、この服が好きだと思わなければ成立しない儚いもの。そんな素敵な物を私たちは扱っています。同時に、皆さんに素敵な服を所有しているという幸福を感じてほしいと思っております。
私たちはそのような偶然に偶然が重なった素敵なものを少しでも大事にして欲しいと皆様にお伝えしたい。それは値段では測ることの出来ない美しい物だと思っております。
そのために、今後はできるだけ海外のバイヤーさんとの交流やIb2の購入者様との繋がりを発信出来たら良いなと思っております。そのような素敵な服が好きだと感じた同志であり、家族の一員として。
長くなりましたが、最後にIb2と名付けた二つ目の理由についてお話しさせていただきたいです。
それは、古着屋さんの名前を決める時のことでした。どんな古着屋にしよう、どんな古着屋さんだったら沢山の人が喜んでくれるだろうかを考え続けました。でも、確実に二人が言えることがあった。それは、言葉にできないくらいどんな古着屋にするかを想像することが幸せだったこと。本当にあの時は生きてきた中で一番に幸せだった。
そこで、日本人のNujabesさんとSingo02さんの Luv(sic) part 2. が思い浮かびました。この曲は、世界から日本へと有名になりました。また、音楽の神様へのラブレターとして制作された音楽です。
私たちも服をとにかく愛そう。大切にしよう。そして、可能な限りお客さんに私たちの思いを伝えよう。そう決心しました。
そこで、私が一番好きな歌詞の一節を拝借させていただきました。
本当はまだまだ伝えたいことがあるのですが、またの機会に。次は私たちが伝統工芸とファッションの融合の話でもしましょうか。文字数が間に合わないので、今回はこれにて。
長くなりましたが、これからもIb2をよろしくお願いします!!
Ib2一同